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ブックマーク / mag.osdn.jp (143)

  • iPods解放インストール大会 | OSDN Magazine

    先月MIT Media Lab Computing Counter Culture GroupおよびHarvard Free Culture Groupが共同でiPod Liberation event(iPod解放イベント)という催しを開催し、Appleから販売されているiPodをRockBoxおよびiPodLinuxというソフトウェアで動かすための“インストール大会”を実行した。そもそもこのイベントが開催された動機は、AppleがファームウェアとしてiPodにインストールしているオペレーティングシステムの有り様は、フリー/オープンソースソフトウェアおよびフリーカルチャの理念と対立するものであり、ユーザの自主性や権利を侵害している、との声に応えたものである。iRonyとの愛称が冠されたイベントでは、操作性と機能性に優れ、何よりもDRM(デジタル著作権管理)の思惑に縛られないフリー/オー

    iPods解放インストール大会 | OSDN Magazine
  • Unicode 5.0:言語の分裂に挑み続けるUnicodeの新バージョン | OSDN Magazine

    Unicode Consortiumの究極的な目的は、人間界で用いられているすべての言語をコンピュータ上で再現するための標準を定めることだ。こうした目的を完全に達成するのはしばらく先のことになりそうだが、およそ3年をかけた作業の成果としてリリースされるUnicodeバージョン5.0の登場は、目標達成に向けて更なる一歩を前進させることになるだろう。こう説明するのは、同標準の創設者の1人でありUnicode委員会の代表を務めるMark Davis氏である。最終的な公開日が至近に迫った先日、Davis氏は多忙な中時間を割き、Unicodeの開発過程と克服すべき課題について語ってくれた。 Unicodeによるエンコードは、キャラクタとそのプロパティおよび文書による説明という3つの要素で構成されていると、Davis氏は説明する。ただし誤解されがちだが、ここで言うキャラクタとは特定のフォントセット内で

    Unicode 5.0:言語の分裂に挑み続けるUnicodeの新バージョン | OSDN Magazine
  • 米Microsoft:メール認証技術「Sender ID」仕様をライセンスフリーに | OSDN Magazine

    Microsoftは23日(米国時間)、同社の電子メール認証技術「Sender ID Framework」の仕様をライセンスフリーで提供すると発表した。9月に発表したライセンスフリー宣言「Open Specification Promise」(OSP)に基づくもの。 Sender IDは、メールの発信元を明らかにする認証プロトコルで、送信元を偽ったスパムやフィッシング詐欺などの不正行為を防ぐことを目的とする。同社によると、過去約2年間で、6億人以上のユーザーが導入し、ドメイン保有者500万人以上が採用しているという。 OSPは、自社開発の技術仕様をライセンスフリーで提供するというMicrosoftの約束で、関連特許で利用者を訴えないという宣言。9月に35種類のウェブサービス仕様を公開。今月、仮想化技術「Virtual Hard Disk」(VHD)のフォーマット仕様にも適用している。【高

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  • Debian開発者たちに報酬を支払う組織が始動 | OSDN Magazine

    発表から1か月して、Dunc-Tankは最初の実験を着々と進めている。Dunc-Tankとは、Debianの選ばれたプロジェクトに資金を提供する非公式な組織である。彼らは、Debian内にあったこの実験への盛んな批判を鎮め、いまや寄付金を受け付ける態勢になっている。 9月19日の発表で、Dunc-Tankは手始めにDebianの各リリース・マネージャに1か月間報酬を払うことを提案していた。これはDebianの次の公式リリースを予定どおり12月にリリースできるようにするためである。この提案により、Debianコミュニティ内ですぐに論争が巻き起こった。少数ながら声高なDebian開発者たちは、報酬を支払うという考え方に反対した。また、Debianのプロジェクト・リーダーであるAnthony Towns氏と他の著名なDebian開発者が関与しているため、部外者から公式なDebianプロジェクト

    Debian開発者たちに報酬を支払う組織が始動 | OSDN Magazine
  • FSFはGPLv3の変更を分割すべし | OSDN Magazine

    解説:GNU General Public Licenseの3番目のバージョン(GPLv3)を策定するプロセスは、命運が尽きたわけではないが、Linus Torvaldsらのカーネル開発者の批判が厳しいことで失速した様子だ。プロセスがこれまでと同じ方向に進んだとしても、現在GPLを利用している大勢のユーザが新しいライセンスに切り替えない可能性がある。その結果がもたらす重大な影響のリスクをあえて受け止める覚悟がフリー/オープンソース・ソフトウェア(FOSS)コミュニティにあれば別だが、そろそろ戦術を見直す時期だろう。 GPLv3が厄介なのは、15年分の変化が丸ごと入っていることである。そういった変化の一部 ─ たとえば文言の明確化やさまざまな国際的な司法権との親和性の改善、BitTorrentダウンロードへの対応などは ─ 個別に同意できるのであれば、ほとんど反対意見なく受け入れられるだろう

    FSFはGPLv3の変更を分割すべし | OSDN Magazine
  • FirefoxをめぐるDebianとMozillaの対立の背景 | OSDN Magazine

    Debianの最新バージョンはEtchの名称で12月のリリースが予定されているが、同ディストリビューションに同梱するWebブラウザとしては、Mozillaが権利を所有するFirefoxを収録することが希望されている。この件に関するMozilla側からDebianに対する返答は、そうした形態でリリースする場合、同ソフトウェアの付属アートワークを外すことはできないという旨のものであった。なお法律関係の専門家によると、著作権法と商標法を正しく用いていれば、こうした問題はそもそもが生じなかったはず、ということになる。 知的財産保護を専門とする法律家で、以前にOpen Source Initiativeの相談役を務めていたLarry Rosen氏がNewsForgeに語った説明によると、「オープンソースに関する著作権のライセンスに従うと、特定のソフトウェアに対して任意の変更を施すことも、逆に何らの変

    FirefoxをめぐるDebianとMozillaの対立の背景 | OSDN Magazine
  • クリエイティブ・コモンズ改訂に立ちはだかるGPLと同種の問題 | OSDN Magazine

    CCL(クリエイティブ・コモンズ・ライセンス)は、現在GPL(GNU一般公衆利用許諾書)に次いでおそらく最もよく使用されているオープンソースライセンスだ。それにも関わらず、GPL 3.0の起草が広くメディアで取り上げられているのに対し、現在進行中のCCLの改訂はほとんどメディアに注目されていない。またそれら二つのライセンスの起草者たちも、互いに相談しながら起草を行なうというようなことはしていない。しかし実はCCL 3.0の優先事項にはGPL 3.0における優先事項と同種のものが少なくない。例えば、言い回しの明瞭化、用語の国際化、DRM(デジタル著作権管理システム)問題への対処などである。中でももっとも優先すべき共通の重要事項はと言えば、主な利害関係者の要求を満たすということに他ならない。つまり、ライセンスの詳細の議論と同じくらいに苦労が絶えないのが、有力な利害関係者からライセンスに対する支

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  • FSFに辟易するLinus Torvalds氏 | OSDN Magazine

    先週金曜(9月22日)、GPLv3のドラフトを非難する声明書が数名のカーネル開発者によって公表された。これを受けて、Software Freedom Law Center(SLFC)の議長Eben Moglen氏は昨日、GPLv3の策定プロセスへの参加を求める「新たな案内状」をカーネル開発者に宛てて出すことになった。Moglen氏の文面に対し、Linus Torvalds氏は、GPLv3に対する自分の立場ははっきりしており、FSFにはいい加減うんざりしていると応じた。 先頃のLinuxカーネル開発者の方々からの声明書とFree Software Foundation(FSF)による回答をふまえて、GPLv3策定プロセスのとりまとめ役としての個人的な見解を申し上げたい。 まず、カーネル開発者の方々による今回の意見表明を私は歓迎している。私的なやりとりで再三述べてきたことを公の場で改めて述べさ

    FSFに辟易するLinus Torvalds氏 | OSDN Magazine
  • アップデート版Free Documentation Licenseのリリース | OSDN Magazine

    GNU General Public License(GPL)の変更に関する論争が未だ収まらない中、Free Software Foundation(FSF)はGNU Free Documentation License(FDL)の新バージョンについて、その討議草案をリリースした。今回のFDLにおける変更の多くはGPLでの変更を反映したもので、例えば海外での適用を視野に入れた表記の明確化や用語の変更なども、そうした措置の一環である。その他にもこの草案では、オーディオおよびビデオに関するライセンスの拡張、公正使用についての定義、FDLを簡略化したSimpler Free Documentation License(SFDL)の導入が行われている。ただし、以前から寄せられていた批判意見を沈黙させるのに、こうした変更だけで充分であると言うには少し無理があるだろう。 FDLが最初にリリースされたの

    アップデート版Free Documentation Licenseのリリース | OSDN Magazine
  • Linus Torvalds氏がGPLv3策定プロセスに参加しない理由 | OSDN Magazine

    Linus Torvalds氏はGNU General Public License(GPL)バージョン3の草案作成に参加していないが、それは何故なのだろうか? これまでにもTorvalds氏は、しばしば同プロセスおよびGPLv3の草案そのものに対する批判をしてきており、また最近ではカーネル開発者間での非公式な意見調査において同ライセンスに対する反対票を投じていることから、この草案プロセスに同氏が参加しない理由は明白のようにも思われる。Torvalds氏は、委員会という形態を嫌悪する理由として、こうした運営方式では同氏が好ましいと考える寄与が成されないこと、および、他のすべてのライセンスをGPL下に囲い込もうとしているFree Software Foundation(FSF)との間に、理念上の相違がある点を挙げている。 また同氏は、自分の反対意見が誤解ないし誇張されている可能性についても指

    Linus Torvalds氏がGPLv3策定プロセスに参加しない理由 | OSDN Magazine
  • プロジェクトリーダの罷免が提案されたDebian | OSDN Magazine

    Debianのプロジェクトリーダ(DPL)であるAnthony Towns氏について、罷免の投票が行われる可能性がある。問題となっているのは、Dunc-Tankへの関与についてだ。Dunc-Tankとは、Debian etchを12月初頭に予定どおりリリースできるよう、寄付を集めてDebianのリリース・マネージャに財政的支援を行うことを目的とした(OTP翻訳記事)非公式グループである。 この決議の内容や、Debian憲章の下でのこの決議の正当性については、当記事の執筆時点でも議論が続いているが、仮にこれが可決された場合、次のリリースに向けて障害となる可能性が大いにある。未解決の重大なバグの数々に比べても、克服がはるかに困難な障害である。 Debian憲章では、個々の開発者が「一般決議の草案を提案する、またはその賛同者となる」ことができるということと、開発者が集合体として「プロジェクトリー

    プロジェクトリーダの罷免が提案されたDebian | OSDN Magazine
  • 報奨金制度の提案に起因する、Debian開発者の活動意欲に関する論争 | OSDN Magazine

    現在、自らをDunc-Tankと名乗る開発者たちの集団が、特定のプロジェクトを完成させたDebian開発者に対して金銭的な報酬を支払うための準備を進めている。こうしたDunc-Tankによる活動の第一目的は、Debianの次期バージョンをスケジュールどおりにリリースさせることにあるのは分かるとしても、このアナウンスについて懸念されるのは、以前にもプライベートな議論として取り上げられたことのある問題、つまり「従来は個人的な動機から仕事を進めてきたフリーソフトウェア開発者に対し、唐突に金銭的な報酬が与えられるような事態になったらどうなるか」というものである。 Dunc-Tankが最初に発表したニュースリリースによると、この組織は一種の“実験”団体であり、「開発者とユーザおよびDebianのサポータをメンバとする独立団体」であるとのことだ。実際Dunc-Tankには、Debian開発者の間でも特

    報奨金制度の提案に起因する、Debian開発者の活動意欲に関する論争 | OSDN Magazine
  • Open Tech Press | 「GPLv3は危険」~複数のLinuxカーネル開発者が共同声明

    日、GPLv3(GNU一般公衆利用許諾書バージョン3)を起草中の関係者に衝撃が走った。というのも、かなりの数の著名なカーネル開発者が共同でGPLv3を酷評する「GPLv3の抱える危険性と問題点」と題した声明文を公表したのだ。 声明文にその署名が見られる開発者は、James Bottomley、Mauro Carvalho Chehab、Thomas Gleixner、Christoph Hellwig、Dave Jones、Greg Kroah-Hartman、Tony Luck、Andrew Morton、Trond Myklebust、David Woodhouseの総勢10名だ。 開発者たちはGPLv2を(他のフリーなオペレーティングシステム以上の成功をLinuxへともたらした)カーネル開発コミュニティを育んだ土壌として高く評価した。そしてこのGPLv2の成功を理由として「明白な問

    Open Tech Press | 「GPLv3は危険」~複数のLinuxカーネル開発者が共同声明
  • Linus、2.6.18カーネルを海賊語で紹介 | OSDN Magazine

    引き上げだーっ。錨を上げろ! お宝はたっぷり戴いた。お前たち、新米どもにも分け前はあるぞ。 変更個所は大してないが、defconfigアップデートのパッチは盛りだくさん。お宝が気になるやつはこの後を見な。とくと説明してやるぜ。 ヘッダーはきれいさっぱり、ちょっとした変更はいろいろ、修正はあちこちだ。 船長、Linus 以下、NewsForgeが入手した海賊語メッセージから、2.6.18カーネルに施されたアップデートの中で印象的なものをいくつか紹介しよう。海賊たちの心意気が少しは見えてくるだろう。 Adrian Bunk: おーい! fs/jffs2/nodelist.cのjffs2_obsolete_node_frag()はstaticにしてやり、 fs/jffs2/xattr.cのデッドコードはおさらばだ。 「濡れねずみ」ことAl Viro: [IPV4] fib_trieで、fib_s

    Linus、2.6.18カーネルを海賊語で紹介 | OSDN Magazine
  • CLIマジック:debootstrapによるDebian GNU/Linuxのインストール | OSDN Magazine

    Debian GNU/Linuxディストリビューションにはインストーラーが付属しているが、大方の初心者にとって、このインストーラーは少々扱いにくい。そのため、現在、Debian Etch向け新インストーラーの開発が進められている。しかし、その完成を待つことはない。既存のコマンドライン・ツールdebootstrapを利用すれば簡単にインストールできるのだから。 インストール先のシステムに新しいハードウェアが装着されていると、現行のDebianインストーラーでは簡単にいかないことがある。インストール用CD-ROMに収容されているLinuxカーネルは古めで、ハードディスクやRAIDコントローラーあるいはネットワーク・アダプターなどの新しいハードウェアをサポートしていないことがあるのだ。おまけに、ドライバーがカーネルの体に含まれていないハードウェア――極めてよく知られているワイヤレスLANインタ

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  • NetBSDの将来 | OSDN Magazine

    以下は8月30日にnetbsd-usersメーリングリスト他への投稿として公開され、大きな反響を呼んだものである(原題「The future of NetBSD」)。NetBSDという1プロジェクトのみならず、オープンソース・プロジェクトのガバナンスの今後を考える上で様々な示唆を持つと思い訳出した。訳の公開に当たっては、mycroftことCharles M. Hannum氏に許可を頂いた。 チャールズ・M・ハンナム NetBSD Projectは停滞し、何の意味も持たないものになってしまいました。プロジェクトと関係があるということが、しばしば強みどころか不利にしかならないありさまです。ここで私は、どうしてこうなったのか、現況はどういったものなのか、そして状況を好転させるにはどうしなければならないかをお話したいと思います。 NetBSDの創始者4人のうちの一人である私は、かなり特異なポジショ

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  • 保守担当者の辞任で明らかになったDebianプロジェクトの問題 | OSDN Magazine

    Debianプロジェクトの最も活発な開発者の1人だったMatthew Garrettの辞任により、同プロジェクトの運営方法に関するいくつかの問題に注目が集まっている。特に、Garrettは自身のブログにおいて、礼儀の欠落と意思決定の遅さを指摘しており、Ubuntuに比べてDebianに批判的な意見を述べている。UbuntuはDebianに由来するディストリビューションで、このところますます多くのDebian保守担当者がUbuntuを支持するようになっている。 GarrettはDebianにオフィスを構えていなかったが、2005年にはプロジェクトリーダー候補だった人物である。彼はポリシーディスカッションに積極的に参加し、debian-develおよびdebian-legalメーリングリストにも活発に投稿していた。さらに、彼はUbuntuの技術委員会を構成する4人のメンバーの1人であり、Ubu

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  • Open Tech Press | GPLにまつわる10個の誤解

    GNU General Public License(GPL)は最も広範囲に用いられているソフトウェアライセンスの1つだが、同時に最も誤解されている規約であることも間違いがないだろう。こうした誤解の中には、反対派によるプロパガンダ活動に起因している部分もあるが、法律の専門家および素人の双方においてライセンス関連の条項に触れる機会が少ないこともそうした原因の一部であり、またエンドユーザ用のライセンス条項として通常用いられている文言とGPLの条文とが混同されているという側面も存在しているようだ。いずれにせよ、こうした混乱を生み出している主要な原因は、条文の誤読、世間に流布している噂、受け売り的な条項の流用、そして一方的な思いこみだと見ていいだろう。 今回NewsForgeは、実際どのような誤解が蔓延しているかを確認するにあたり、Software Freedom Law Centerの弁護士で同

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  • Firefoxの最新状況 | OSDN Magazine

    先週、オレゴン州ポートランドで開催されたO’Reilly Open Source ConventionでMozilla Corp.のMike Schroepferと数分座談する機会を得た。内容はFirefoxを中心に開発、セキュリティJavaScriptのアップデート、そしてLinuxベンダその他Firefoxの下流プロバイダとの連携にまで及んだ。 自動アップデート機能の追加でFirefoxはすこぶる進歩した。ブラウザの全ユーザーにセキュリティアップデートを短時間でプッシュする体制が確立したからだ。ただし、自動アップデート機能の恩恵を受けるのはブラウザをMozillaから直接入手したユーザーに限られ、Linuxディストリビューションのパッケージとして入手したユーザーはベンダに頼らざるを得えない。多くの場合、そのリリースはMozillaの公式リリースより最大1週間ほど遅れるのが現状である。

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  • 続々登場するWebベースのオフィス生産性アプリ──Office代替の“本命”となるか | OSDN Magazine

    米国Googleが6月6日、Webベースの表計算ソフトウェアを公開したことは、オフィス生産性アプリケーション市場で支配的地位にある米国Microsoftの「Office System」への挑戦として大いに注目を集めた。だが、これは業界初の動きというわけではない。 Microsoft自身をはじめ、Yahooやアスク・ジーブスなどの著名なWebポータル/検索サイトも傍観の姿勢をとっているなか、主に米国西海岸に拠を置く新興企業が、WordやExcelによく似たWebベースのオフィス生産性アプリケーションを次々に開発し、それらの提供を開始しているのだ。 代表的なWebベースの文書作成ソフトウェアとしては、Ajax 13の「ajaxWrite」、Silverofficeの「gOFFICE」、 AdventNetの「Zoho Writer」、iNetOfficeの「iNetWord」、そしてGoog

    続々登場するWebベースのオフィス生産性アプリ──Office代替の“本命”となるか | OSDN Magazine