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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/zoot32 (1)

  • 2008-04-01 - 空中キャンプ

    大澤真幸のを読んでいたら、十八世紀の後半に「読書革命」と呼ばれる動きがあった、ということが書かれていた。これがすごくおもしろかった。読書革命とは、音読から黙読へと読書の形態が変化していくことと関係しているという。 今、わたしたちがおこなっている読書は、ひとりでおこなう黙読である。「ただ黙ってページをめくり、活字を目で追う」というしかたでは読まれる。これがもし、誰もいない部屋でひとり元気に「カラマーゾフの兄弟」を朗読しながら、そのまま最後まで読了した人がいたら、わたしはなんかいやだ。なぜならちょっとこわいからである。 しかし、読書革命いぜんは音読が主流だった。文盲の人がおおかったため、その地域で文字が読める数少ない人のところに集まって、朗読される内容を聴くというかたちで読書はおこなわれた。そこでの読書は、共同体の儀式のような役割を担っていたという。それが黙読へとスタイルを変えることによっ

    takunama
    takunama 2008/04/02
    "日本近代文学の起源" (isbn:4061960180)、"Meanwhile の発見"。"国のように、目には見えないけれども均一な空間として存在するような場所が、物語の中にあらわれたとき、Meanwhileという言葉がリアリティを獲得しはじめる。"
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