ロシア政府が、米国Googleの「Android」をベースとした新しいタブレットを発表した。ロシアの主要な国家機関や企業で導入される見込みだが、Googleにデータを送信してセキュリティを脅かすおそれのあるソフトウェアはすべて取り除かれる。 ドイツで開催中のコンシューマー・エレクトロニクス展示会「IFA 2012」を訪問したロシア連邦政府副首相、ドミトリー・ロゴージン(Dmitry Rogozin)氏が明らかにしたところによると、このタブレットは民間出資による軍事研究プロジェクトとして、数年の歳月をかけて開発された。 タブレットに対するロシア政府の要件は、幾つかの主要なアプリケーションが動作すること、そして不必要なセキュリティ・リスクを高めないことと、シンプルなものである。 ロゴージン氏は詳細なスペックや、どの程度Androidそのものに依存するのか(どの程度独自に手を加えるのか)について