紹介状を持たずに大病院に来た患者に対し1万円程度の定額負担を求める方針を厚生労働省が固めたという(日経新聞)。 軽い病気でも大病院に行く患者が多く、大病院が本来行うべき救急医療などの役割を果たせなくなっているというのがその理由だ。すでに大病院の初診には「選定療養」として患者に費用負担を求めているそうなのだが、より自己負担額を増やす方針だという。2016年度を目処に始めるとのこと。 なお、厚生労働相の諮問機関である中央社会保険医療協議会の分科会は、消費税率が引き上げられた際にはそれに合わせて初診料や再診料、入院基本料を中心に引き上げるべきという意見も出している(47NEWS)。