「ウィザードリィ」との出会いは? ――2010年代にデビューされた蝸牛さんの作品は、80年代に水野さんたちが作り上げた和製ファンタジーの世界観を、文脈的に多々受け継いでいるところがあると思います。お二人は、これまでに面識はあったのでしょうか? 水野良(以下、水野):お会いするのは初めてですね。ただ、グループSNEとお仕事をしておられるので、御活躍はよく存じておりました。 蝸牛くも(以下、蝸牛):はい、グループSNEさんには、『ゴブリンスレイヤーTRPG』でお世話になりました。小学生の頃に『ロードス島戦記』を読んだのですけれど、その頃の自分は、まさかお会いできる日がくるとは思っていなかったので、本当に光栄です。 水野:小学生ですか。それは嬉しいですね。 ──年齢も、デビュー時期も、世代が大きく異なるお二人ですが、どちらもゲーム文化が背景のファンタジー作品でデビューされたという共通点があります

