作詞家・小説家の児玉雨子さんの新刊『江戸POP道中文字栗毛』がいよいよ9月26日に発売されます! 児玉さんが近世文芸に心惹かれていた理由がエッセイとして軽快に書かれ、大胆に解釈が加わったリメイク小説には現代に通ずるものがあります。 同じく『妄想とツッコミでよむ万葉集』、『(萌えすぎて)絶対忘れない! 妄想古文』などで、和歌や平安朝の物語を中心に古典の魅力を世に伝える著書を発表してきた三宅香帆さん。 おふたりが語らう中で「推す」時代が違うからこそ見えてきたものとは──。 構成:三宅香帆 撮影:露木聡子 90年代生まれインターネット育ちが読む古典文学 三宅 児玉さんの書かれるものを読むたびに、同世代っぽさを勝手に感じていたんです。今回プロフィールをちゃんと見たら、本当に同い年で驚きました。私が九四年の早生まれで、九三年生まれの児玉さんと同学年。 児玉 そうなんですね! 今知りました、びっくり。
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