料理研究家の樋口直哉さんに教わる、「いつもの食材を最高においしく食べる」企画も第7回目です。今回のテーマは卵。毎日のように口にする食材ですが、樋口さんは一体どんな調理法を選ぶでしょうか? 今回の食材:卵教えてくれた人:樋口直哉さん1981年東京都生まれ。服部栄養専門学校卒業。ロジカルで理知的なレシピ解説で人気を集める。作家としても活動し、2005年のデビュー作『さよならアメリカ』は第48回群像新人文学賞を受賞。近著に『もっとおいしく作れたら』(マガジンハウス新書)がある。 卵に関するポイント卵料理をおいしくするには二つのポイントがあります。 1. 酸味を添える 卵黄は脂肪を含みコクが豊か。そのままでもおいしいですが、酸味と一緒に食べるとすっきりと食べられておいしさが格段にアップします。オムレツのケチャップ、ウフマヨのマヨネーズなどが「卵×酸味」の代表例ですね。今回は赤ワインを使って酸味を表
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