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世界情勢に関するtakuya-itohのブックマーク (95)

  • 米国のシリアへの軍事介入案をどう見るか: 極東ブログ

    混迷のシリアに向けて米国軍を含んだ西側諸国の軍事介入があるのか、すわっ戦争か、ということでシリア情勢が一気に話題になってきているかにも見えるが、現状では、れいによって米国オバマ大統領お得意の修辞という以上の意味合いを見つけるのも難しく、その意味で、化学兵器使用と想定される目立った事象があったものの、具体的なシリア情勢に大局的な変化はなく、現状はどのように評価していいか、アイロニカルな思いになる。 オバマ米大統領らしい修辞がさすがに目立つのは、即座に軍事行動を取るかに見えつつ、具体的な動向は、9日以降の米議会の承認を求めてから、としたことだ(あたかも変心のように演出されている)。 米国の軍事活動は大統領の権限なので彼自身が独自に判断できる。戦争権限法に従った場合でも、60日後に議会承認を得て、さらに予算の承認を得るというのが通常のプロセスである。なのになぜオバマ大統領が今回このような議会優先

  • アメリカはどうしてシリア攻撃に踏み切ろうとしているのか?

    先週21日に「アサド政権は自国の反政府勢力に対して化学兵器を使用した」というニュースが報じられたのを受けて「シリアへの介入論」が高まっています。今日(8月29日)から翌30日にかけて、アメリカが攻撃を開始するという説も相当に濃厚になっているようです。 アメリカは、アフガンとイラクの戦争で大苦戦を強いられると共に、国が大きく傾くほどの経済的なダメージを受けました。これを受けて、国民の間には強い厭戦気分があります。また、9・11以降続いていた、自国の安全のためには手段を選ばずという能的な心理も消えています。 何よりも現在のアメリカは2008年9月の「リーマン・ショック」以来の不況をようやく脱しつつある中で、「軍事費を聖域とはせず」という方針で国家財政の健全化に取り組んでいる最中でもあります。 そうした時代の流れの中で、アメリカの世論は今回の「シリア攻撃」を支持はしていません。一部の調査によれ

  • イラン、シリアへ軍事介入すればイスラエルへ報復と脅し

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    イラン、シリアへ軍事介入すればイスラエルへ報復と脅し
  • なぜオバマ米大統領はシリア内戦に引きずり込まれつつあるのか

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    なぜオバマ米大統領はシリア内戦に引きずり込まれつつあるのか
  • エジプト混迷の背後にちらつくカタール: 極東ブログ

    またエジプトで軍部のクーデータが起きた。改めて言うまでもない。2011年初頭、ムバラク政権を倒したとする「エジプト革命」とやらも、ただの、軍部のクーデターだった。今回のモルシ大統領の排除となんら変わりない。もっとも多数のエジプト国民の賛意を背景に軍部がクーデターを実施したとは言える。途上国の軍部はその国の合理的なナショナリズムの先端でもあるので、多数の国民の意向にまったく反して行動することはない。いずれにせよエジプトは、前回も、今回も「アラブの春」とかとは関係ない、ただのクーデターだった。 前回のクーデターが起きた理由は、ムバラク独裁への反抗だと言われている。が、実際は経済問題だった。二面あった。表面と裏面である。リーマンショック以降の国際的な金融緩和で途上国にインフレが発生し、エジプトでも物価が上がった。なかでも料の高騰はエジプトでは以前からこうした暴動の原因となっていたものだった。こ

  • キプロス金融危機の論点: 極東ブログ

    キプロスの財政危機は困った問題だなと思って見ていたが、予想もしていない速度で問題化した。あらためて世界の金融問題というのは難しいものだと思った。簡単に自分なりの整理をしておこう。 その前に目先の問題である取り付け騒ぎに関連する預金の課税についての最近の状況だが、キプロス議会で否決になりそうだ。ロイター「キプロス議会、銀行課税案を否決の見通し」(参照)より。 [ニコシア 19日 ロイター] キプロスの議会は19日の採決で、預金への課税案を否決する可能性が高い。課税案が議会を通過しなければ、同国はデフォルト(債務不履行)と銀行セクターの崩壊へ近づく可能性がある。 キプロス議会は1600GMT(日時間20日午前1時)に開会する予定だが、どの政党も過半数を確保していない議会で、課税案が可決される可能性は低い。 どのような帰結になるとしても、キプロスは小国なので、規模で見るかぎりは、世界全体に対し

  • 朝鮮半島で静かに進行している六か国協議破綻の余波: 極東ブログ

    個人的な印象に過ぎないのかもしれないが、自民党安倍政権になってから、国際情勢や安全保障について国内の報道や議論は見えにくくなったように思える。いや、そうした傾向は民主党政権下でも同じだったのかもしれない、と、いうような印象論だけ展開しても雲を掴むようなので、具体的な事例から見ていくと、例えば、国際世論を無視して2月12日に実施された北朝鮮の核実験だが、それから1か月が経ち、どうなのだろうか? どうなのだろうか? というのは、あれは何だったのか? あれをどう受け止めたらよいのか? 日の安全保障にとってどういう意味があるのか? そうした議論が、なにか風船でも萎むようになんとなく消えてしまったような印象があるのだが。 まず前提として、今回の北朝鮮の実験がどのようなものであったかすら、それを解明する続報があまり見られないように思う。その点はどうだったのか。 ロイターが12日付け「北朝鮮の核実験以

  • どうして今「ガザ空爆」なのか?

    アメリカは明らかに狼狽しています。イスラエルが妙な動きをしているという兆候はありました。例えば、先週の11月11日前後には、イスラエル軍はシリアの政府軍とゴラン高原で砲火を交えています。 この事件に関しては、長年にわたるアサド父子とイスラエルの確執が再燃したという恐怖感も多少はあるものの、イスラエルが「シリアの反政府勢力の中に反イスラエルの動きがある」として、反政府勢力のある部分を攻撃するというシナリオに比べれば、まだ国際社会としては「理解可能」だからです。 何よりも、アサド政権がトルコとイスラエルの影響力排除を試みているという文脈から理解できるというだけでなく、「国際社会が何らかの支援を考えている反政府勢力」が「イスラエルの敵」になるという錯綜した関係は回避できるからです。 ですが、11月14日に始まったガザへの大規模な空爆は、中東和平の枠組みを揺さぶるインパクトを持っておりアメリカを始

  • 池上教授の「現代世界の歩き方」まとめて復習 - 日本経済新聞

    電子版ビジネスリーダーで好評連載中の「池上彰の教養講座」。「現代世界の歩き方」の講義は9月3日に連載を終了しました。9月17日からは新シリーズ「現代日を知るために」を連載します。これまでの講義ノートをまとめました。電子版ではレポートもテストもありませんが、理解を深めるため、もう一度読み直してみてはいかがでしょうか。第1回(5/14):「学際的教養」のすすめ第2回(5/21):中国の世界地図が北方領土に塗った色

    池上教授の「現代世界の歩き方」まとめて復習 - 日本経済新聞
  • 米民主党ってこういうことするもんなあ - finalventの日記

    ⇒米民主党 ユダヤ系社会配慮の綱領 NHKニュース アメリカ大統領選挙を前に行われている民主党大会で、前日に採択された政策綱領に「エルサレムはイスラエルの首都である」という文言が急きょ加えられることが決まり、国内のユダヤ系社会からの反発を受けて、再選を目指すオバマ大統領の陣営が配慮を示したものとみられます。 4日からノースカロライナ州で始まった与党・民主党の全国党大会では、初日にオバマ大統領の公約に当たる党の政策綱領が採択されましたが、2日目の5日、この政策綱領に「エルサレムは今もこれからもイスラエルの首都である」という文言が急きょ加えられることが決まりました。 イスラエルは、第3次中東戦争で東エルサレムを占領し、エルサレムを首都だと主張していますが、パレスチナ側は、将来の独立国家の首都だとして激しく対立しており、アメリカや日などもエルサレムを首都とは認めていません。民主党は、オバマ大統

    米民主党ってこういうことするもんなあ - finalventの日記
  • シリア内戦とイラン核武装論 | Foresight

  • 独裁ベラルーシを変えるか、テディベア爆弾 | ヨーロッパの部屋 | 専門家の部屋 | Foresight

  • アレッポ攻防戦はアサド政権にとっての「スターリングラード」となるか(シリア内戦1):池内恵 | 中東―危機の震源を読む | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト

    シリアの北方の都市アレッポを包囲していたアサド政権が、ついに地上軍による大規模な攻撃を開始した模様である。 政権側は、反政府勢力が過去3週間余り制圧していた地域を奪還したと主張している。先月末以来幾度も「反政府勢力の掃討を完了」と発表しながら、それが現実とはなってこなかったため、政府側の主張を額面通りには受け止められないが、アサド政権部隊がアレッポに集結して重大な局面を迎えていることは確かである。 【http://www.aljazeera.com/news/middleeast/2012/08/2012888110599128.html http://www.bbc.co.uk/news/world-middle-east-19176531#TWEET189519 http://www.reuters.com/article/2012/08/08/us-syria-crisis-idUS

    アレッポ攻防戦はアサド政権にとっての「スターリングラード」となるか(シリア内戦1):池内恵 | 中東―危機の震源を読む | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト
  • 寛容の国に衝撃を与えた「ブルガリアの9・11」 | ヨーロッパの部屋 | 専門家の部屋 | Foresight

  • シリア問題から西クルディスタン(Western Kurdistan)出現の可能性: 極東ブログ

    シリア問題に直接関連しているともいいがたいが、間接的に大きな国際問題を引き起こす可能性が高いのがクルド問題である。この部分もそろそろ言及しておくべき事態になってきた。 クルド問題は、簡単にいうと、トルコ、イラク、イランにまたがる地域のクルド民族が民族自治国家を求めることから生じる紛争である。民族自治国家を持たない最大数の民族としてクルド人は推定2800万人いる。別の言い方をすれば「クルディスタン」として求められるクルド人の国家は、近代西欧による帝国侵略の影響もあり、トルコ、イラク、イランに分割された。現状はこれらの国の国民として建前は統合されているが、実質的には弾圧されている。 クルド問題は根の深い問題だが、注視しなけれならないほど影響力が増してきた一つの転機はイラク戦争だろう。日の報道ではイラク戦争は、大義なき間違った戦争と単純に割り切らることが多く、なるほど国連の建前からすれば、国連

  • シリア情勢が一線を越えた。化学兵器流出の危険。: 極東ブログ

    シリア情勢が一線を越えたようなので、少し言及しておきたい。一線とはなにかというと、化学兵器流出の危険である。 世界情勢を見つめていて、非道なものだなと思うのは実際に情勢が動き出すのは人道的な危機ではなく、特定の危機の構造である。中東問題で言うなら、あまり端的に言うのもなんだが、サウジアラビアかイスラエルへの脅威が構造的に形成される契機が重要になる。米国が気で動き出すのは、この二国の安全保障上の、繰り返すが、構造的な危機の可能性である。今回の一線ではイスラエル側にある。化学兵器がイスラム過激派や反イスラエル運動の組織に渡ると、イスラエルで大量殺人が起きかねない。イスラエルが気になりつつあり、当然米国を巻き込むという構図になる。 日ではあまり報道されていないので正確な議論をするのは難しいため、飛躍的な結論のように聞こえるだろうが、現下のシリア危機だが、当初は基的にサウジアラビアとイラン

  • 極東ブログ・メールマガジン 試作品 No.3 (2012.5.9): 極東ブログ

    とりあえず、前回と同じ方針で試作。この形式で続けていくかは未定。 実は、一昨日できていたのだけど、最新情報の変化があるかと気になって遅れた。予想外のことはあまりなかった。 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 極東ブログ・メールマガジン 試作品 No.3 (2012.5.9) _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 目次 [フランス] オランド新大統領の財政緩和策は失敗する [ギリシャ] ギリシャの混乱は小休止しEUには緩和な危機が続く [イスラエル] イスラエルはオバマ再選を織り込んだ [ベネズエラ] チャベス大統領死去には政変の可能性 [アフガニスタン] アフガニスタン戦争敗戦に向けてアヘン利権が問

  • 国内初「ウィンドウズフォン」の使い勝手は 富士通東芝モバイルコミュニケーションズ「ウィンドウズフォンIS12T」(通信会社はKDDI) :日本経済新聞

    経済新聞の電子版。「ビジネス」に関する最新のニュースをお届けします。

    国内初「ウィンドウズフォン」の使い勝手は 富士通東芝モバイルコミュニケーションズ「ウィンドウズフォンIS12T」(通信会社はKDDI) :日本経済新聞
  • スーダンと南スーダンの戦争状態で南スーダンPKOをどうするのだろうか: 極東ブログ

    スーダンと南スーダンの状況について、日も関係していることもあり簡単にメモしておきたい。 まず日が関係する部分だが、今日問責決議を受けた田中直紀防衛相が焦点になる。3月14日の予算委員会でゴラン高原および南スーダン国連平和維持活動(PKO)について問われた際、彼は「緊急撤収計画」は未読であると答えた。さらに26日の予算委員会でも「表紙しか見ていない」と発言した(参照)。それで防衛相が務まるものなのか。務まらないと野党が判断したから問責決議を受けたが、民主党は田中直紀防衛相の続投を支持しているし、野田ちゃん首相もそれでいいと思っているらしい。 スーダンと南スーダンが軍事衝突が拡大したら日は南スーダンPKOをどうするのか。この点について3月28日の参院外交防衛委員会で問われた田中防衛相は「内閣で相談し、国連の動きも見て、決断すべきときは決断するということで判断したい」と答えている。そして現

  • バーレーン、2012年2月: 極東ブログ

    深刻化するシリアのデモ弾圧の中止を求める安保理決議案が、拒否権を持つ常任理事国の二国、ロシア中国によって否決された。これで国連としてのシリア対応は不可能になり、有志連合を形成する構想が現在模索されている(参照)。有志連合とはいっても、当面の目的は糧や医薬品などの人道支援となり、軍事的な介入にならないだろう。 国家による深刻なデモ弾圧という点ではシリアと同じで、しかも日ではほとんどニュースとして見かけないのが、バーレーンである。日語でバーレーン関連のニュースを検索するとF1レースやサッカーが多く、デモを弾圧しているニュースはほとんど見当たらない。 昨年は日でも、「アラブの春」の一環として報道されたバーレーンの争乱(参照)だったが、その後どうなったか。二つの面で深刻化している。 現状だが、弾圧による最初の死者を出した昨年2月14日の「怒りの日」(参照)から一周年を記念し、デモ活動が盛