ここ数ヶ月、震災ネタをとりあげることを、あえて自重していた。理由は前述しているので、ここでは繰り返さない。 しかし、あまりの復興政策(そしてそれとすり替えられたエネルギー政策)に関する議論の進展と、決着の遅さに、シビレが切れたので、前言撤回。ご寛恕いただきたい。 日本の経済界、とくに製造業は、たいていの場合において、「さすがは日本」と思わせる、瞬発的ともいえる自己修復能力を発揮した。 民間で可能な限りの範囲内だが、復興への道を歩みつつあるように見受けられる。 しかしこの国の頭脳部分にあたる政治家、官僚、そしてその神経ともいえるメディアは、「蝸牛の歩み」。 いや、カタツムリにいわせれば 「オレはノロイかもしれないが、少なくともどっちへ進んでいるのかぐらいはわかっているゾ」 と怒るかもしれない。 震災後、政治家さんたちが、本業そっちのけで顔を出していた、さまざまな「震災復興勉強会」や「復興会議
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