株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。 米国の電力会社のスマートグリッドの動きをご報告すべく、あちこちの資料に目を通してきましたが、裾野が広すぎてなかなか「ひとつの動き」として記述することができません。背景的な部分を少し書き起こしてみます。 〔米国の電力会社3,000社が皆一様にスマートグリッドに取り組んでいるわけではない〕 日本の電力業界は、一部の電力卸売会社を例外として、北海道電力から沖縄電力まで10の電力会社で成り立っています。これが米国では電力会社が約3,000もあります。 "Investor Owned Utilities"と呼ばれる株式会社形態の電力会社が約200社あり、それらが米国電力市場の
世界を巻き込む大潮流 スマートグリッドとは何か 近代革命に匹敵するエネルギー文明の革命的変化はもう始まっている アメリカの電力供給システムの大変革にとって オバマ政権の誕生はコマのひとつにすぎない アメリカDOE、再投資法に基づき次々と補助金拠出 8月14日、オバマ政権はアラバマ、米領サモア、コロンビア地区、イリノイ、メリーランド、ノースダコタ、そしてワイオミングの7つの州と地域を対象に合計1億1900万ドルの資金を拠出すると発表した。これは2月に成立した「アメリカの経済回復・再投資法(American recovery and reinvestment act:ARRA、以下再投資法)」に基づくもので、省エネと雇用対策、再生可能エネルギーの推進と低炭素化を優先するとしている。 発表に際し、米エネルギー省(DOE)のスティーブン・チュー長官は「この資金援助は州経済の活性化をもたらすもの
自給自足と地産池消 「自給自足」と「地産池消」は意味が違うと思うのですが、同じ意味で使われる場合が多いようですね。ちなみに私は、「食糧とエネルギーの地産地消」は賛成だけれど、「食糧とエネルギーの自給自足」には反対です。 私の「自給自足」と「地産池消」の言葉の使いかたは下の通り。 自給自足 : 消費するのは自分で生産したものだけ 地産池消 : 地域で生産したものは(なるべく)地域で消費しよう つまり「自給自足」は自分で生産したものだけを消費するのに対し、地産池消は地域で生産したものは(なるべく)地域で消費しましょうという意味で、もちろん他地域の生産物を消費するのも構わないし、自地域で生産したものが他地域で価値があるならば流通させるのもアリという意味で使っています。 環境系の人が語るスマートグリッドってよく分からない というわけで、次の文章が意味するところがよくわかりません。 日本版グリーン革
By Matthew L. Wald April 21, 2009 11:32 am April 21, 2009 11:32 am Antonio Plmos for The New York Times Smart meters provide more detailed information about energy use in real time. The city of Miami said Monday it was seeking $200 million in stimulus money to speed up installation in homes and businesses of one million “smart meters” — devices that permit electricity customers to get much more de
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