今年も暑いぞと囁かれる2011年。 首都圏の目下の関心はやはり今夏の電力問題だろう。 「ゆるやかな脱原発」が想定される今後において、今年の夏をいかに乗り切るかというのはなかなかに厳しいお話であるかに当初思われた。 しかし、直近では東電と経産省から最大5700万kW供給へというようなニュースも入ってきている。 もちろんこれまで通り電気を使っていいはずはないのだが、この供給力は過去最大の電力消費*1こそ賄えないものの、どう考えても「漏」だろうと思いきや"今年の漢字"がまさかの「暑」だったという2010年のそれには耐えうる水準である。 そんな昨年に機能したような自販機のピークカット*2などもあり、確かに我らがジャイアンの金融庁は「エアコン30度な」と言ってきているにせよ、それぞれの節電マインドもここ最近では最高レベルではとも思うので、よく聞く産業界への25%削減要請というのも個人的にはそんなに要
