ブックマーク / crossmedia.keikai.topblog.jp (24)

  • 「Eメールの氾濫」の解決方法--CW Bulletin | クロスメディア・コミュニケーションズ 代表取締役 雨宮和弘

    私が参加しているIABC(International Association of Business Communicators)のサイトの記事に興味深いものがありました。 要約を作ってみました。 「Eメールの氾濫」の解決方法--CW Bulletin 情報の氾濫ならぬ、「Eメールの氾濫」で困っているビジネスパーソンは多いのでは?2011年3月号のCW Bulletinでは、米国で小規模なビジネスオーナーに対し主に情報の整理に関するコンサルティングなどを行っているパークハースト氏が、途切れることなく受信フォルダに届くEメールの対処と通常業務の両立について次の6つのアドバイスを述べています。 1.まず自分から送信するメールの数を減らす 面と向かったコミュニケーションや電話でたまには伝えてみる。 2.周囲からの要求のインプット作業ではなく、自身の「アウトプット」作業に重点を置く 緊急な返事を要

  • 新しいもの、新しいことを得、新しいアイディアに活かす | クロスメディア・コミュニケーションズ 代表取締役 雨宮和弘

    «前の記事へ 次の記事へ» 新しいもの、新しいことを得、新しいアイディアに活かす 投稿日時:2011/02/16(水) 17:23 色々な調べごとをするにつけ、ネットのない時代だったらどれだけ時間をかけて調べなければならなかっただろうか?と考えることがあります。 反面、だれでも知りえる情報であればそこには殊更な価値はありませんので、それをどう読むか、どう使うかは非常に大きなポイントとなります。なぜならアイディアは単なる知識や情報の寄せ集めや流用では適わず、自分やチームで考えた先にあるからです。 それにつけても、これだけ便利になると、つい「情報やアイディアのすべてがネットにある」と思ってしまいがちですよね。 企業内で「情報化が進んでいるのにコミュニケーションが悪くなった」といわれるのも、答えをデータベースやネットの情報にばかり求めがち(そのほうが正確で早い)で、(ある意味)人と人とが直接経験

  • 姿を消すデザイン | クロスメディア・コミュニケーションズ 代表取締役 雨宮和弘

    オフィスはどうしても乾燥しがちなのでこの時期加湿器が欠かせません。 (夏は除湿機) 通年酷使したせいもあり、お気に入りに無印の加湿器がとうとう壊れてしまいました。 週末に大手の通販サイトや価格比較サイトなどを眺めていたら、気になる「キーワード」が目に付きました。 それは 「目立たない」 というもの。 つまり、多くの人は家電製品に個性や主張を求めず、家の中で存在感がないものを「洗練されたデザイン」として欲してているのです。 ふと気になって検索してみると「任天堂Wii」、「スズキMRワゴン」、「ダイキンエアコン」など、「目立たないデザイン」に言及してる企業が少なくないのがわかります。 この傾向はウェブサイトにも確実に及んできているのではないでしょうか? Webテクノロジーの進化によって動画やフラッシュ、外部のAPIの取り込みなど、さまざまな機能付加が行われ、多くの企業のサイトはトップヘビーでバ

  • デジタルツールで「ひととつながる」のは錯覚 | クロスメディア・コミュニケーションズ 代表取締役 雨宮和弘

    昨今、「考えない技術」で注目を浴びている若い住職の小池龍之介さんが、一昨日の日経済新聞のコラム「領空侵犯」でとても興味深い発言をされていて考えさせられるものがありました。 日経済新聞電子版を講読されている方はこちらから読めます。 ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇ 「デジタルツールを通して人と人がつながると言われますが、それは錯覚だ」とおっしゃるのです。 インタビューの概要は以下の通りです。 ネット空間の情報の海の中で誰もが共通して強い関心を抱くものは「自分の所在」。 自分が人からどう扱われているか、大事にしたいと思われているか、凄く気になるのです。 人は他人から認められたいと思う存在なので自分あてのメッセージが生存に役立つ情報だと錯覚されています。 とくにネットではすぐに返事が返ってくることが確認できるのでそのスピードが脳にポジティブなマークを残す。 そこに問題があ

  • 企業のグローバル化とグローバル人材 | クロスメディア・コミュニケーションズ 代表取締役 雨宮和弘

    近年、社内の公用語を英語にする日の会社が話題になってきましたが、いまだに懐疑的だったり、格好付けているだけではないのか、とか、それを先導しているリーダーの英語力を揶揄する人さえもいます。 そう思われる方のいらっしゃる会社は、まだビジネス環境の変化が顕在化していないのかもしれません。 自分の仕事にその実感がなければ英語化の意義やそれで生じる生産性の低下に疑問が出るのはあたりまえのことです。 しかし変化が起きてからでは遅い、というのが彼らのメッセージなのではないでしょうか?今このようなことを始める会社は、近い将来大きな変化が来ても(起こしても)対応できることを考えているとしか思えません。むしろ変化を自ら起こし、対応できる会社となり、それだけが自分たちが生き残れる術だと信じているかのように感じます。なぜならこの問題は単に公用語だけのことではなく、言語の意識化にあるコンテキストの共有にあるからで

  • 日経パソコンが恒例の「企業サイトランキング2010」を見送ったワケ | クロスメディア・コミュニケーションズ 代表取締役 雨宮和弘

    セミナーでもよくいただく質問のひとつに「日経パソコンの企業サイトランキング」があります。 「昨年に比べて順位がはなはだしく落ちたことで上司から叱責された」 「競合企業に対してどのような対応をすれば挽回できるのか?」 もちろん企業サイトはステークホルダー(お客様)との関係構築を図るコミュニケーションを行うものですので、ランキングを競うことだけが全てではありません。 しかし長年ウェブを見ていると、このようなサイト評価はいくつか現れては消えており、3年以上継続してやられているのはほんの一握りです(企業サイト、IR、ブランドなど)。 日経パソコンのランキングの面白いところは時代の要請によって2年程度できちんと評価指標の内容を変更しているところです。そういう意味では指標が変化した年と前年をそのまま比較するのは多少無理があるのかもしれません。 通年、秋口になると発表されるこのランキングが、今年は発表さ

  • 日本広報学会発表会に参加してきました~その1【京都】 | クロスメディア・コミュニケーションズ 代表取締役 雨宮和弘

    秋晴れの週末の京都、紅葉の映える山並みに囲まれた京都産業大学に訪れました。 日広報学会の発表大会に参加するのは初めてでしたが、IABCの立ち上げでお世話になっている淑徳大学の清水先生や、一緒にトロントに行った花王の下平さん、経済広報センターでお世話になっている佐桑さんなどが参加されるということで気後れすることなく勉強に行くことができました。 京都はちょうど観光シーズンであったことに加えAPECの国際会議があり街中はかなり人が溢れていました。 さて、大会は広報学会賞の表彰に始まり、特別講演として縁のある上賀茂神社の宮司であられる田中安比呂さんから、「賀茂の文化」としてお話をいただきました。 義務教育で我が国の成り立ちは教えられていないという現状から、地域の語り部として、また、心の拠り所としての神社の役割から神話や祝日の意味などをお話してくれました。 田中宮司は飽きることなく、あっという間の

  • 人を育てる戦略を持つサッカーコーチ | クロスメディア・コミュニケーションズ 代表取締役 雨宮和弘

    人を育てる戦略を持つサッカーコーチ ここのところ週末のたびに息子(小2)のサッカーの試合を見に行っていますが他校のチームのコーチを見ているといろいろなコーチングがあり、とても面白くさまざまな発見があります。 ウチの息子のチームの面倒を見てくれているコーチは若い方ですが、まだみんなのポジションも明確に決めず、ゴールキーパーはやりたい人をローテーションでやらせています。 人数が多いため2チームに分けたり、先発、控えを決めたりしますが、それはリフティングの回数で決めるようにしています。(基礎技能と競争原理) 試合では、ボールを持ったら、まず自分に引き寄せて維持し、出来るだけ自分で打開してフィニッシュまで持ち込ませようとするのは、今ドイツ・ブンデスリーガのドルトムントで活躍している香川選手の高校のコーチと同じかもしれません。 他のチームはすでにしっかりとポジション決め(すでに専任のゴールキーパー)

  • HMV渋谷店閉店のニュース | クロスメディア・コミュニケーションズ 代表取締役 雨宮和弘

    残念なお話ですが音楽販売の大手、HMVの渋谷店が8月中旬で 閉店されるというニュースを読みました。 音楽がダウンロード販売へと向かう中、また、若者の音楽離れの 傾向が強まっているといわれる中、いたしかたないことなのかも 知れません。 私自身もいまだに年間数百枚のCDを買うとはいえ、そのほとん どが中古、新品はほぼネット通販です。時々HMVにも立ち寄り ますがいわゆる店員の方のお勧めによる偶然の出会いを期待する 時ぐらいになりました。 この渋谷店、実はほかにもいろいろな思い出があります。 ちょうど12年前に私が独立した当初、最初にレギュラーの仕事 をさせていただいたのがHMVさんだったのです。 当時の人事部長の方が声をかけてくださり、社内コミュニケーシ ョンの強化で社内報を作りたいというお仕事を3年ほどやらせて いただきました。 実は当時からHMVの特徴は従業員教育の徹底で、他社に比べても

  • 雑誌「PHOTOGRAPHICA」19号 | クロスメディア・コミュニケーションズ 代表取締役 雨宮和弘

    写真は好きですがあまりうまくありません。 昨日の展覧会もそうですが、ここのところ写真雑誌や展覧会を よく買っています。 今日は午前中に大型書店でブレストウォーキング(を見ながら 歩くと発想がわく)をしていたのですが、偶然目に留まった写真 雑誌が「PHOTOGRAPHICA」19号でした。 前号は4月に見に行った写真美術館の森村泰昌の作品の特集 でした(会場で売っていた図録のほうが断然良いですが)。 今号の特集は「日人の肖像」。 これがすばらしい!「うめかよ」さんと「荒木経惟 」さんの2立て。 「うめかよ」さんといえば、じじいの頭の上にバナナやセミの抜け殻 乗せて写真とってしまう人ですが、被写体の子供や老人が心を 開いているのが伝わってくるんですね。 まるで親子で写真を撮っているようです。 荒木経惟 さんの特集も画期的なのです。 一昨年に熊市現代美術館で開催された「熊ララバイ」の母

  • 使い終わったランドセルの行方~「思い出のランドセル募金」 | クロスメディア・コミュニケーションズ 代表取締役 雨宮和弘

    世の中は卒業式シーズンですね。 ウチにも小学生の子供が2人いますが、上の子は今年いよいよ6年生。 先日、小学校入学を迎え、ひょろひょろの小さな体に大きくてぴかぴかの ランドセルを背負って通い始めたと思ったら、、、早いものです。 しかしランドセルはとても丈夫に出来ていて毎日5年使い続けても、まだ まだ丈夫なままです。 卒業してしまえば(お古として人に譲ることはなかなかないゆえ)使いよ うの少ないランドセル、皆さんはどうしていますか? 昨年から私がお仕事でサポート差し上げている「ジョイセフ(JOICFP」)と いう民間の国際援助団体(NGO)があります。 国際援助団体というと海外で生まれたものが多いのですが、「ジョイセフ」 さんは1968年に日で生まれ、すでに40年以上も活動をされています。 http://www.joicfp.or.jp/jpn/ おもに途上国の女性たちが安全な環境で赤ちゃ

  • PRパーソンにとってインターネットは有益か? | クロスメディア・コミュニケーションズ 代表取締役 雨宮和弘

    所属する日PR協会のニュースレターに、ウェーバー・シャン ドウィック・ワールドワイド株式会社会長の西谷武夫さんの表題 のメッセージがあり、とても共感いたしました。 西谷さんは 「インターネットと情報化によって人々は大量の情報を簡便に安く 手に入れることが出来るようになった。反面、その状況を曲解し ”知識はすでに与えられたもの”として人々は思考停止に陥っている のではないか?」 とおっしゃっています。 これは常々申し上げている、 「なぜ情報化が進んでいるのにコミュニケーションが悪くなるの か?」 という疑問と呼応します。 西谷さんは 「インターネットは人の情報の量的満足を一気に押し上げること はしたが、質的満足をないがしろにしてしまったのではないか」 と続けています。 おっしゃるように、仕事でご相談をいただく多くの企業担当者の 方は、ネットを使ってやるべきこと、出すべき情報はきちんと提 供

  • no man''s land 展覧会 | クロスメディア・コミュニケーションズ 代表取締役 雨宮和弘

    役目を終えて解体される旧フランス大使館。 取り壊す前にアーティストに開放し展覧会(創造)の場として開放する というなんとも粋な企画。 こんな機会がなければ2度と足を踏み入れることは出来ません。 モダンな建築でした。廊下の手すりが軽やかで華奢なところがフレンチ。 天井や床、色々なところに目が行きます。 肝心のアート作品もレベルが高く、見ごたえがありました。 来年の1月いっぱいまで。(月~水は休館) 赤い部屋はシトロエン、隣の青い部屋はプジョーのプレゼンテーション 見上げれば屋上にもアート 最後だからもう好きにして良いよ、といわれるとこんなに大胆なことも出来ます 元からあるファサードのレリーフ。これが壊されるのはもったいない 入り口にはプジョーがアートされています ヨーロッパ規格の電気プラグ 階段もデザインされています。 隣には超モダンな新大使館が建っています。 » NO MAN’S LAND

  • 「愛の毛布と再生自転車」日本郵船取締役相談役・草刈隆郎さん | クロスメディア・コミュニケーションズ 代表取締役 雨宮和弘

    一昨日の日経済新聞夕刊に、日郵船取締役相談役の草刈隆郎さんの 「愛の毛布と再生自転車」という記事が出ていました。 「1Q84」がベストセラーになったことで、その当時(1984年)にあったことを 回想されていました。 この年、エチオピアで大飢饉が起こり、ユニセフが世界中の国に支援を呼び かけたそうですが、日の割り当ては毛布だったそうです。 草刈さんは当時定期航路の課長をされていて、事業損を覚悟で寄付で集め た毛布を輸送されたそうです。 ところが、荷揚げと同時にほとんどの毛布が略奪され、善意は無に帰すこと となったそうです。 このような状況は現在でも中東やアフリカ、アジアへの支援でも散見するもの ですね。 さて、草刈さんは社長になってからもこのときの悔しい思いが忘れられなかっ たそうです。 そのときに出会ったのが「ジョイセフ」という発展途上国の妊産婦と女性を支 援するNGOだったそうです

  • Twitterの影響力 | クロスメディア・コミュニケーションズ 代表取締役 雨宮和弘

    私自身、主に企業のオンラインコミュニケーション(ネット活用)などを テーマに年間60コマ近くのセミナーや講義を行っていますが、主題に 対する興味や意識が年々高まってくるのを実感しているものの、ソー シャルメディアの影響力を感じるのは、ブログのトラックバックやエント リーでカバーしていただくぐらいでした。 ここ数年、米国のコミュニケーション関連のコンファレンスに参加してい て参加者に大きな変化が現れてきたのを実感しています。 ほんの3年ほど前のことですが、会議に出席している隣の参加者が、 話を聞きながらせわしなくノートPCでタイピングしているのを見ました。 議事録を書いているのかと思ったら、彼はブログのエントリーを上げて いるところでした。 しかもプレゼンテーションが終わる前にそのエントリーを見た人(多分場 内の別の参加者)がフィードバックコメントを上げているのを見せてくれ ました。 そうな

  • ビジネス文書のフォーマット化 | クロスメディア・コミュニケーションズ 代表取締役 雨宮和弘

    仕事柄、さまざまなビジネス文書を取り扱います。 印刷されたワード文書、パワーポイントの提案書、エクセルの見積書に留ま らず、PDFや電子メールなど、電子的な文書も数多くあります。 それらは大手の企業であっても共通であることが珍しく、請求書などの管理 文書を除くと、部署をまたげばテンプレートもデザインもばらばら、という場合 が少なくありません。 端的に言えば、いくつかの顕著な問題がそこに介在しています。 1. 会社のロゴや正式社名が書かれていない。正式な書類か判断できない。 2. 製作者、担当者の部署、肩書き、名前が無い。 3. 制作発行日、改訂日の表示が無い。 4. 改訂バージョン表示が無い。 5. 文書の性質(機密や取り扱い制限)の記述が無い。 6. デザインフォーマットがバラバラ。もしくは存在しない。 現在、ビジネス文書はネット、FAX、郵送、など、さまざまな方法で送付され ますが、こ

  • この会議にいくらかかってると思っているの? | クロスメディア・コミュニケーションズ 代表取締役 雨宮和弘

    元々は海外のアイディアで 参加者の平均人件費X参加人数X時間=会議のコスト を割り出し、コスト感覚を養おう、というウェブアプリケーション があったのですが、 あっという間にその日版ができ、「Idea * Idea」で紹介され ていました。 さすが日版は細やか。 「その会議おいくら?」 月給換算で役職別にインプットできますし、時間の経過とともに価格が 上がっていきます。 きっと会議室の脇にみんなが見えるようにディスプレイを立てたり、別の プロジェクターで照射しても良いですね。 まあ「Idea * Idea」でも書かれていますが、始終こんなの見ていたら 気になって却って生産性は落ちてしまうかもしれません。 でも、大事なのは(特に広報やコミュニケーションに関わる担当者は) 自分の仕事の単価を知っておくことや自分の活動の生産性、もしくは 成果を定量的なデータ(一番端的なのは金額=コスト)で捉え

  • IABC2009参加記(6) | クロスメディア・コミュニケーションズ 代表取締役 雨宮和弘

    さて、2日目の月曜日は、いわば格スタートの初日ということに もなります。 会場横には協賛企業の展示ブースのあるミーティングスポット( 無料ネットカフェ)もあり、多くの人が集まっています。 この日からは午前中2コマ、午後2コマ程度のセッションが基で お昼前に優秀なコミュニケーションを行った企業や人に送られるエ クセスアワードの表彰スピーチやゲストスピーカーを迎えたキーノ ートなどが行われます。 また、朝はスタートが8時から、というのも特徴的で、こちらとしても 会議のために来ているわけですから朝から時間を有効に使えるの はありがたいことです。 (時差のため5時ぐらいに目が覚めてしまう、ということもあります) 実はIABCには「プロのコミュニケーター」としての資格認定制度が あります。 それはゴロも良く「ABC」という資格で「Accredited Business Communicator」

  • IABC2009参加記(2) | クロスメディア・コミュニケーションズ 代表取締役 雨宮和弘

    今までアメリカの都市を訪問するときはニューヨークなどを除けば 間違いなくまずレンタカーを借りての移動が中心でした。 しかし今回は市街地の中心のマリオットホテルが会場で、滞在す るホテルもチャイナタウンの入り口のそばで会場から3ブロックぐら いと至近のため、空港から電車~地下鉄に乗って到着しました。 サンフランシスコはニューヨーク、シカゴと同じく、公共交通機関が 非常に良く整備されているので、クルマがなくても不便がありませ ん。観光客が多いのはそういう面も大きいかもしれないですね。 国内でもそうですが、いつも住んでいる街と違う都市に訪れたとき は、色々な違いに敏感になります。ましてや昨年との違い、そして リセッションやインフルエンザの影響です。 今年のサンフランシスコには顕著な変化が見えました。 わが街、表参道と同じですが、いくつかのブティックや店舗がクロ ーズになっているものの、安めのカジ

  • 「もったいない」がキーワード | クロスメディア・コミュニケーションズ 代表取締役 雨宮和弘

    今週はいくつもの場所で話のシンクロニシティが起きました。 キーワードは「もったいない」です。 ボーイスカウトなどの正式な教育は受けたことはありませんが、中学の頃 からキャンプが好きで、テントと寝袋とわずかな料を持ってよく山に行き ました。今は子供がまだ小さいので格的なキャンプは無理ですが、それ でも野外遊びには連れて行くほうだと思います。 そもそも大学時代は多少自然志向が強く、植草甚一さんが編集していた 「宝島」など、カウンターカルチャーの教科書といわれた「Whole Earth Catalog」をなぞらえた特集があって、よく読んでいたものです。 そのころ、もうひとつ影響を受けたに西丸震哉 さんの「べ過ぎて滅びる 文明」というがありました。 これは全人類が欧米(特に米国型)の品消費をしていると世界の料は 10年経たずに枯渇する、というような話が出ていました。 日型でも30年