米国図書館協会の児童サービス部会(ALSC)は25日、児童書でテレビドラマ化もされた「大草原の小さな家」シリーズの作者、ローラ・インガルス・ワイルダーの名前を児童文学賞の名称から外すと発表した。ALSCは「作品の中に反先住民、反黒人の感情が含まれている」ことを理由に挙げた。
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アイテム 1 の 2 7月9日、中国の学校で、政治的に不適切と見なされた書籍を処分する動きが一斉に進んでいる。教育システムに愛国主義と純度の高いイデオロギーを深く浸透させようという、習近平国家主席の意向を強める動きだ。写真は上海で開かれた国際展示会で、習主席の著作を紹介するブース。2018年11月撮影(2020年 ロイター/Aly Song) [1/2] 7月9日、中国の学校で、政治的に不適切と見なされた書籍を処分する動きが一斉に進んでいる。教育システムに愛国主義と純度の高いイデオロギーを深く浸透させようという、習近平国家主席の意向を強める動きだ。写真は上海で開かれた国際展示会で、習主席の著作を紹介するブース。2018年11月撮影(2020年 ロイター/Aly Song)
【記者:Alison Flood】 スペイン・バルセロナにある複数の学校でジェンダーに基づくステレオタイプと性差別が含まれるとする本を図書室から排除する動きが進み、ある学校では「赤ずきんちゃん」や「聖ゲオルギウス伝説」のいくつかの翻案など約200冊の蔵書が撤去された。 バルセロナのターベル幼児・初等教育学校では、同校から委任を受けた委員会が、本の内容に隠された性差別を見つけ出すプロジェクトの一環として、幼児向けの蔵書約600冊を精査。登場人物の発言内容と役回りを1冊ずつ調べ、全体の30%に当たる約200冊について、非常に性差別的でジェンダーに対する固定観念が甚だしく、教育的な価値がないとの判断を下した。 裁定を受けた中には「赤ずきんちゃん」や、毎年4月23日に行われるカタルーニャの祭り、サン・ジョルディ(聖ゲオルギウス)の日に読まれる「聖ゲオルギウス伝説」のいくつかの翻案も含まれていた。こ
かつて、マンガは子どもに悪影響を与えるものとされ、排斥(はいせき)されようとした時代があった。そしてその悪書を生み出す代表として矢面に立たされたのが手塚治虫だった。マンガへの激しい逆風の中で、手塚はいったいどんなマンガの未来を思い描きながら、作品を描き続けていたのだろうか。今回はそんなマンガ批判の時代を振り返ります。 今年3月、マンガの表現の規制をめぐって激しい論争が起こった。 その具体的な内容についてはネットや新聞でお読みいただくとして、この騒動の最中、不謹慎な言い方をすると、ぼくはある「懐かしさ」を感じていた。 というのは、昭和30〜40年代に子ども時代を過ごしたぼくらにとって“マンガは悪書だ!”という批判や、マンガを追放しようとする運動は、もう過去にウンザリするほど経験してきたコトだったからである。 だからぼくにとっては、昨今の大人たちの気持ち悪いほどのマンガ歓迎ムードの方がむしろい
「銀座ソニーパーク"星の王子さま"で荒れ模様」というニュースがありました。銀座ソニービル跡地に開園する銀座ソニーパークで限定販売される「星の王子さま」の"コラボ"商品(バオバブの苗木)が原作の世界観を壊す等としてファンが批判しているというお話です。 本記事では、この問題について知財的な観点から検討してみます。 ご存じの方も多いと思いますが、「星の王子さま」の作者であるサンテグジュペリは1944年に亡くなっていますので、戦時加算を考慮しても「星の王子さま」の日本での著作権保護期間は満了し、パブリックドメインとなっています。有名な表紙絵もサンテグジュペリ作なので同様にパブリックドメインとなっています。 これにより、既に多くの新訳本が出版されています。その中にはオリジナルの表紙絵を使っている物も数多くあります。著作物がパブリックドメイン化されたことで文化の発展に貢献している良い例かと思います。
遅すぎる決断ですが、販売中止です。詳細は以下から。 2018年8月9日に開園したGinza Sony Parkが8月11日、同園内の店舗「アヲ GINZA TOKYO」で限定販売されていた「星の王子さま」とタイアップバオバブの苗木の販売を中止しました。 ソニーはこのバオバブ苗木の販売について「オンライン及びお電話にて様々なご意見を頂きました」とし、「『星の王子さま』の長年のファンの皆様の心情を考慮させて頂き、「アヲ GINZA TOKYO」と協議を行いました結果、当該商品の販売を終了して頂くことになりました」と公式サイトで経緯を公表しています。 この「星の王子さま バオバブの苗木」についてはBUZZAP!でも先日詳細に報じましたが、2017年末に神戸で阪神淡路大震災への鎮魂というお題目で樹齢150年のあすなろの木を引き抜いてギネス記録を狙うという「世界一のクリスマスツリーProject」を
世界最大の書籍見本市「フランクフルト・ブックフェア」の会場で、児童書を手に取る来場者(2017年10月11日撮影)。(c)AFP/Daniel ROLAND 【10月13日 AFP】トランスジェンダーのテディベアから恐れを知らない海賊少女まで、児童書作家は今、ジェンダーに関する新たな規範への取り組みを進めている。「少年」や「少女」であることの意味についての議論が高まりをみせているのだ。 ドイツのフランクフルト(Frankfurt)で年次開催されている世界最大の書籍見本市「フランクフルト・ブックフェア(Frankfurt book fair)」では今年、ステレオタイプに疑問を投げかけ、世界的に議論されている性別違和やジェンダーフルイド(性差流動性)などについての若年層向けの書籍が並んだ。 スイス生まれの文学専門家で作家のニコラ・バルドラ(Nicola Bardola)氏は、トランスジェンダー
理不尽な検閲が横行する様を描いた「図書館戦争」さながらの展開か――。大阪府門真市の市立中学校で図書館の蔵書として購入したライトノベルが「わいせつで扇情的」と市議会で批判を受けた。表紙に描かれているイラストの女性が「肌もあらわで、おっぱいが大きい」ことなどが理由だという。今どきの中学生がその程度の絵で“たかぶる”のか疑問だが、関係者は公権力が学校の選書に口出しする事態を憂慮。5年前の“はだしのゲン騒動”の二の舞いにならないか、懸念が膨らんでいる。 同市の教育委員会学校教育課によると、中学校が図書館の蔵書として2015年に購入した5タイトル17冊のライトノベルに対して、14日の門真市議会の場で「わいせつで扇情的」と批判が出た。ある市議が「表紙がわいせつで、青少年の気持ちをたかぶらせる」として、図書を公費で購入した点を問題視したのだ。 この中学校では、生徒から「ライトノベルが読みたい」との要望を
大阪府門真市の市立中学校が図書室の蔵書として購入したライトノベルについて、市議会で「わいせつ扇情的な描写がある」と、公費支出が疑問視されていることが15日、分かった。市教委も胸をほぼあらわにしたような表紙イラストなどから学校図書として「不適切だった」と判断し、生徒への貸し出しは当初から行っていないという。 ■女性教諭が選んだ「エロマンガ先生」「ネトゲの嫁は…」 市教委によると、問題になったのは平成27年度に購入したライトノベル計17冊(1万1千円相当)で、タイトルは「恋愛負け組の僕に、Hなメイドが届きました。」(宝島社)▽「エロマンガ先生」(KADOKAWA/アスキー・メディアワークス)▽「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」(同)-など。 生徒らの「ライトノベルが読みたい」というリクエストを受け、当時の図書室担当の女性教諭がインターネットで検索。人気作品を無作為に選び、内部決裁を経て注
2017年1月8日、第74回ゴールデングローブ賞授与式で、映画界に長年貢献した人物に与えられるセシル・B・デミル賞を受賞したメリル・ストリープのスピーチが話題になっている。 ハリウッドの多様性、次期大統領に対する痛烈な批判、ジャーナリストを守るための支援など、政治的な内容ゆえに賞賛と非難の声があがっている。 いち早くクーリエ・ジャポンがその全訳をお送りしよう。 お座りください。ありがとう、親愛なる皆さん。おゆるしください、先週末、叫んだり嘆いたりして声が出ないんです。それから、この1年の途中で、正気も失ってしまったので、書いてきたものを読ませてください。 「ハリウッド外国人映画記者協会」の皆さん、ありがとう。ヒュー・ローリーが先ほど言ったことを続ければ、ここにいる皆さん、私たち全員はいま、米国社会のなかで最も中傷されている層に属しています。だって、ハリウッド、外国人、記者ですよ。 それにし
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