黒枠のラベルは、コンテンツホルダー自身が付与したものです。グレー枠のラベルは本文解析で自動付与されたものです。 盛岡市は25日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で市税の納付猶予を希望した事業者に申請書を送付した際、氏名欄に「滞納太郎」と不適切な表記をした記入例を同封していたと発表した。記入例は6事業者に送付し、受け取った事業者から24日に苦情があった。 市納税課の吉田準之助課長は「あってはならないこと。多くの方に不快な思いをさせ、申し訳ない」と陳謝した。事業者には改めて適切な記入例を届けるとしている。 記入例を作った職員は「滞納という言葉を市民がどう感じるか、配慮が至らずに使ってしまった」と話しているという。
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「小売店崩壊」に危機感 人手不足、感染リスクも―従業員、心身に負担・新型コロナ 2020年04月14日07時18分 スーパーで行列する買い物客とレジの従業員=3月27日、東京都練馬区 新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急事態宣言の発令から、14日で1週間。スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどの小売店は社会インフラとして営業を続けている。人手不足による過重労働に加え、感染リスクにもさらされる従業員は、心身の負担に耐えながら勤務している。専門家は「このままでは小売店崩壊につながる。生活を支える従業員を守らないといけない」と訴える。 【図解】東京都の緊急事態宣言に伴う休業要請の考え方 全国スーパーマーケット協会によると、3月の休校措置以降、パートやアルバイトが減少。学童保育や保育所の閉鎖も追い打ちをかけ、求人しても集まらない状況だ。各店舗にはマスクや食品の品薄などで問い合わせや苦情が殺到し
新型コロナウイルス禍に戸惑う人々に向け、いかに生きるべきかを歴史学の立場から考察したインターネット上の短いテキストが話題を呼んでいる。京都大人文研准教授の藤原辰史さん(農業史)による「パンデミックを生きる指針」。今月2日に公開され、1週間に30万件超のアクセスがあったという。藤原さんは「危機の時代、それぞれが自分なりに腹をくくる必要がある。生き方を考えるきっかけにしてもらえたのでは」と話す。 岩波新書ホームページ「B面の岩波新書」に掲載された。「必読の文章」「文系の神髄ここにあり」「ものすごい熱量」といったコメントがSNS上で相次ぎ、閲覧数を伸ばしていった。「まさかこんなに反響があるとは。過去の歴史の声に耳を澄ませて『いたこ』のように伝えただけなのに」と本人も驚く反響の大きさ。それもそのはず。「何より強調したかったのは、甘い希望を抱いてはいけない、という暗いメッセージ」なのだから。 全6章
人間という頭でっかちな動物は、目の前の輪郭のはっきりした危機よりも、遠くの輪郭のぼやけた希望にすがりたくなる癖がある。だから、自分はきっとウイルスに感染しない、自分はそれによって死なない、職場や学校は閉鎖しない、あの国の致死率はこの国ではありえない、と多くの人たちが楽観しがちである。私もまた、その傾向を持つ人間のひとりである。 甚大な危機に接して、ほぼすべての人びとが思考の限界に突き当たる。だから、楽観主義に依りすがり現実から逃避してしまう——日本は感染者と死亡者が少ない。日本は医療が発達している。子どもや若い人はかかりにくい。1、2週間が拡大か制圧かの境目だ。2週間後が瀬戸際だ。3週間後が分水嶺だ。一年もあれば五輪開催は大丈夫だ。100人に4人の中には入らないだろう。そう思いたくなっても不思議ではない。希望はいつしか根拠のない確信と成り果てる。第一次世界大戦は1914年の夏に始まり191
2020年04月13日10:12 カテゴリ 夢枕 獏「静かに、しかし強く、なお強くこみあげてくるもの」 静かに、しかし強く、なお強くこみあげてくるもの 夢枕獏 心の中に湧きあがってくるものがあるのである。 原稿を書いていても、窓から外を眺めていても、それは湧きあがってきて、消えない。怒りと言えば怒りなのであるが、その半分は哀しみのようなものだ。 それは、うまく表現できないのだが、 「馬鹿だなぁ、人間は……」 という思いのようでもある。 「愚かだなぁ、人類は……」 というあきらめのようでもある。 もちろん、この“馬鹿”と“愚か”の中には、ぼく自身も入っている。 人は馬鹿で、愚かで、つい保身に走りたくなる。自分が可愛い、そういうものでできている。だから、できるだけ、人の愚かさを愛そうと努めてきた。許そうと努めてきた。当然ここには下心もある。 だから、ぼくの馬鹿や愚かも許してねという下心である。
新型コロナウイルスによって使われるようになった言葉に「不要不急」があります。真っ先に挙げられた施設の一つが美術館や博物館です。在宅ワークやオンライン会議などが推奨される中、実際に足を運んでもらうことで成り立っていた場所で働く人はどんな思いでいるのでしょうか? 「命を守ることは当然であり、休館再開のめどがたたないことは了解しています。その上で、みんな、自分で考えなくなっているのが気がかりです」。誰も来なくなった館内で取材に応じてくれた日本新聞博物館の館長、尾高泉さんに緊急事態宣言が出る前の3月30日に話を聞きました。 「不要不急の用事に……」 日本新聞博物館は、集団感染が起きた大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号が停泊していた横浜港の近くにあります。 「2月のはじめごろ、休憩中に桟橋から船をよく見ていました。身近ではありましたが、その頃はまだ、ひとごとという感じでした」と振り返ります。
新型コロナウイルスによる感染症は、世界中で感染の拡大が続いています。このような状況の中で、多くの方が初めての隔離や自宅待機を経験し、大変な思いをしていたり、その方を支える家族・友人・職場の方もどのように接したらよいか、迷われたりすることも少なくありません。 また、高齢者や基礎疾患をお持ちの方とその家族の方も、連日のニュースで不安な気持ちを抱かれているかもしれません。 この度、日本赤十字社では国際赤十字と協力し、みなさまの「こころの健康」を保つヒントとなるサポートガイドを作成しました。困難な時期を乗り切るための一助として是非お役立てください(※各ガイドはPDF形式となっております)。 「感染症流行期にこころの健康を保つために」シリーズ 1.「隔離や自宅待機により行動が制限されている方々へ」 隔離や自宅待機により、それまで感じたことのない不安・心配におそわれることがあります。どのように対処した
「塾に通い、ウェブ学習ができる子との格差が広がる」「子どもだけで過ごす時間がさらに長くなる」――。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、神戸市立学校などで春休みまで臨時休校が続くことになり、ひとり親家庭から悲鳴が上がっている。一方で、居場所を作るための支援の動きもある。 小学4年と6年の子をシングルで育てる神戸市内のパート女性(35)は「新学年になったら学習量も増える。うちの子がついていけるか心配」と嘆く。 政府は非正規を含めて働く保護者に休暇を取得させた企業に助成金を支給するなどの支援策を打ち出す。しかし、この女性が働く飲食店は感染拡大の影響で業績が悪化しており「会社も混乱中で、きちんと助成金を申請してくれるか分からない。安心して休みは取れない」。神戸市教委はウェブ教材「学習支援ツール」を勧めるが、パソコンやタブレット端末などの通信機器がない家庭では使えない。女性は「塾に通う子はオンラ
新型コロナウイルスの感染拡大に伴うマスク不足を少しでも解消しようと、鳥取市で中古農機具などを取り扱う会社が、倉庫として使っているかつてのマスク工場を活用し、生産に乗り出すことになりました。 マスクの生産を始めるのは、鳥取市で中古農機具の整備や販売などを手がける会社「大志」です。 この会社は、倉庫として利用するため、3年前に鳥取市用瀬町のマスク工場だった建物を取得しましたが、感染症の拡大に備えてマスクの生産設備や、原料などを保管していたということです。 会社では今週中にも本格的に生産ラインを稼働させ、1日あたり最大10万枚のマスクの供給を目指すとしています。 また生産したマスクは、鳥取市やその周辺の地域に優先的に供給する方針で、鳥取市も、物流に必要な費用を補助するなど支援を行うことにしています。 谷口健二社長は「工場を取得した際に前のオーナーから『大規模な感染症は、10年ほどの周期で発生する
新型コロナウイルス感染症対策本部の会合で3月2日から春休みまで全国の小学校、中学校、高校、特別支援学校に休校を要請すると表明した安倍晋三首相(手前)=首相官邸で2020年2月27日午後6時27分、川田雅浩撮影 政府・与党は6日、参院予算委員会の理事懇談会で、安倍晋三首相が小中高校の「一斉休校」要請を決めた会議について「議事録はない」と野党に伝えた。議事録の公開を求めていた立憲民主党の蓮舫理事は記者団に「あまりに歴史の検証に不誠実だ。今と将来の国民への説明を放棄するなら、放棄に見合う理由を聞きたい」と述べ、9日の予算委で追及する考えを示した。 蓮舫氏は2日の参院予算委で「首相が、イベント開催を延期・中止要請したり、一斉休校要請したりはどこで決まったか」と質問。首相は、閣僚らによる新型コロナウイルス感染症対策本部の会議前に、首相のもとに各省幹部が集まる「連絡会議」で決めたと答弁。菅義偉官房長官
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて岐阜県内の多くの学校で臨時休校が始まった2日、利用時間を拡大して開かれた小学校区の放課後児童クラブ(学童保育)。共働き世帯の子どもを預かる受け皿になるが、岐阜新聞「あなた発!トクダネ取材班」には「施設に子どもを集めては、感染リスクは(休校前と)同じなのではないか」と不安の声が寄せられている。県内の施設を訪ねると、検温や換気に加え、私語厳禁、児童同士は2メートル以上離れるといった徹底した予防態勢が敷かれていた。一変した学校の環境に、ストレスを感じた児童もいたようだ。 新型コロナウイルスに感染した男性が通勤していた会社のある岐阜市では、学童保育で通常は30人ほどで使う1教室当たりの人数を5~10人程度に絞った。利用前や途中の検温、定期的な換気を行い、外遊びは禁止。子ども同士は教室で2メートル以上離れてもらうなど対策を徹底する。市青少年教育課の担当者は「臨時休
新型コロナウイルスの感染拡大によるスポーツ・文化イベントの自粛が相次ぐ中、東京芸術劇場の芸術監督を務める劇作家で演出家、俳優の野田秀樹さん(64)が1日、「公演中止で本当に良いのか」と題した意見書を発表した。「演劇人として劇場公演の継続を望む」としている。 安倍晋三首相が2月26日に、スポーツ・文化イベントの開催を2週間自粛するよう要請したことを受けたもの。演劇企画製作会社「NODAMAP」のウェブサイト上で発表した。 意見書の中で野田さんは、スポーツイベントのように無観客では演劇は成立しないことから、「ひとたび劇場を閉鎖した場合、再開が困難になるおそれがあり、それは『演劇の死』を意味しかねません」と主張。さらに「もちろん、感染症が撲滅されるべきであることには何の異議申し立てするつもりはありません」とした上で、「けれども劇場閉鎖の悪(あ)しき前例をつくってはなりません」と述べた。公演を目指
もしも二足歩行者がマイノリティーだったら――そんな車いすユーザーが多数になった社会を疑似体験できるレストランに行ってきました。自分の足で歩ける人は、このレストランに入店した途端に障害者として扱われます。筆者はあまりにも胸苦しくて、途中で泣きたくなりました。どんな体験だったのか、レポートしていきましょう。 バリアフルレストランへようこそ! まず、入店前に「車いすユーザーが暮らしやすい環境とは?」を考え、記入するよう促されます。あとで役に立つので、みなさんもここでいくつか考えてみてください。筆者は「段差がない」「商品棚が低い」……などなどを紙に記入しました。 「車いすユーザーが暮らしやすい環境とは?」をみんなも考えてみよう そして、レストランに入店します。レストランのオーナーを務めるのは車いすYouTuberの寺田ユースケさん。「いらっしゃいませー」と出迎えてくれます。ところが入口が低い。二足
補足書きました思った以上の反応を頂いて驚いてます。 コメントへの返信など、追記しようかと思ったのですが、長くなったので別記事にしました。 興味あったら見てください。 https://anond.hatelabo.jp/20200102201209 はしがき釣りっぽく書いたけどほんと。 結構色んな意味で読書や知識というものに関する意識が変わったので、なんかアウトプットしたくなった なお、名著そのものを知ったことに関する感銘とかは今更私が言うまでもないので省きます。 書きたいのは100分de名著シリーズを対象にした読書を集中して実施したことに関するメタ効果に関して。 ちなみに、読破したと言っても読破したのはあくまで解説本。 スペシャル版とか、ブックス版はもう少し厚いけど。どれも約120ページで、読書慣れしてる人なら2-3時間で読める量だと思う。 いやそれじゃ読んだことにならないだろ原典あたれよ
12月3日に公表された国際学習到達度調査(PISA)によると、日本の高校生の読解力低下が進み、世界8位から15位に急落しました。メルマガ『虚構新聞友の会会報』の発行者で虚構新聞の社主UKさんは、この結果から深刻な原因が読み取れると指摘されています。 流言蜚語〜子どもの読解力・その後 第292号で書いた「若者の読解力低下」を数字裏付けるニュースが入ってきたので、今回はそれについて少し書きます。経済協力開発機構(OECD)が世界79カ国・地域の15歳の生徒を対象に、3年おきに行っている学習到達度調査(PISA)によると、日本は読解力が前回の8位から15位まで急落したそうです。 ▼日本の15歳「読解力」15位に後退デジタル活用進まず(日経新聞) https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52905290T01C19A2CC1000/ ちなみに数学的応用力は6位(前
とあるところでとある事情から、映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』のコメントを書くことになり、なんだ今年は中盤から最後までNYPL尽くめではないか、ライオンちゃんから詰め合わせセット貰ってもいいくらいじゃないか、と思うのですが、というわけで、以前書いた下記記事への追記的なメモです。 ・映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』視聴メモ (egamiday3) http://egamiday3.seesaa.net/article/467793521.html その追記的なコメントを書くにあたって参考にした主な文献を下記に挙げておきます。映画本編+パンフ類と、菅谷さんの『未来をつくる図書館』をのぞけば、目を通しておくべき重要なコンテンツ(日本語による)はこの4つじゃないかなって思いますね。特に4番目の対談と5番目のLRG記事は、映画本編では語られなかった、あるいは深められな
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