英ロンドンにあるキュー王立植物園(Kew Gardens)で、世界最大となる巨大スイレンの新種が発見されました。 この新種スイレンは、イギリスのヴィクトリア女王(1819〜1901)に由来するスイレン科のオオオニバス(Victoria)属に分類され、これまで知られているのはわずか2種のみです。 そのためオオオニバス属の新種発見は、19世紀半ば以来の快挙ですが、今回の発見の驚くべき点はこの新種の乾燥標本が1845年から約177年もの間、ずっと植物園の標本室にも保管されていたことです。 新種の標本がずっと植物園にあったのに、誰も気づいていなかったとは、まさに灯台下暗しです。 研究の詳細は、2022年7月4日付で科学雑誌『Frontiers in Plant Science』に掲載されています。 ‘One of the botanical wonders of the world’: Giant
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