タグ

ブックマーク / synodos.livedoor.biz (40)

  • SYNODOS JOURNAL : 何のために学ぶのか、何のために考えるのか? 飯田泰之×finalvent(『考える生き方』著者)

    2013/3/219:0 ツイート 何のために学ぶのか、何のために考えるのか? 飯田泰之×finalvent(『考える生き方』著者) 考える生き方 [単行(ソフトカバー)]  『考える生き方 空しさを希望に変えるために』(ダイヤモンド社)は、月間30万PVのアクセスを誇る「極東ブログ」と「finalventの日記」を主宰するアルファブロガーで、1日1冊の読書を30年以上もつづけているfinalvent氏の第1作。シノドス・マネジングディレクターで経済学者の飯田泰之が、大きな話題を呼んでいる処女作への想いを聞いた。(構成/乙丸益伸・編集集団 WawW ! Publishing、宮崎康二)  ■人生が与えてくれるものそのものを空っぽになって受け止めていい 飯田 『極東ブログ』で色々ぼくのを取り上げていただきありがとうございます。いまでこそアベノミクスが盛り上がっていていますが、かつてはリフ

  • SYNODOS JOURNAL : 病児保育を社会インフラに ―― 認定病児保育スペシャリスト資格 駒崎弘樹

    2013/2/239:0 ツイート 病児保育を社会インフラに ―― 認定病児保育スペシャリスト資格 駒崎弘樹 今年1月、(財)日病児保育協会より、仕事育児の両立のためには欠かせない病児保育を当たり前の社会インフラとして広めるべく、「認定病児保育スペシャリスト」資格を創設したと発表された。いま病児保育にはどのような問題があるのか。そして認定病児保育スペシャリスト資格とはなにか。資格を創設した(財)日病児保育協会の理事長であり、認定NPO法人フローレンス代表として病児保育に携わっている駒崎弘樹氏にお話をうかがった。(聞き手・構成/金子昂) ―― 認定病児保育スペシャリスト資格を創設した理由をお聞かせください。 保育所で熱をだして体調の悪いお子さんが預かってもらえないケースが多々あります。病気にかかっているお子さんを預かってくれるその他の施設やご親戚がいない場合、仕事を何度も休まざるをえ

  • SYNODOS JOURNAL : いじめ防止に「怖い先生」は必要か? 内藤朝雄

    2012/12/2910:0 いじめ防止に「怖い先生」は必要か? 内藤朝雄 文部科学副大臣に就いた谷川弥一衆院議員は27日、記者会見の場において「いじめを防止するためには、先生としてボクシングや空手といった武道家が必要だろう。いないのであれば警察OBを雇う」といった趣旨の発言をした。ここ数カ月の間に、頻繁に報道されるようになった「いじめ問題」だが、いじめを解決する具体的な方法はなかなか提示されていなかったように思う。この発言を受け、シノドスではいじめ問題に詳しい社会学者・内藤朝雄に緊急インタビューを行った。 (2012.12.28 電話インタビューにて 聞き手・構成 / シノドス編集部・金子昂) ―― いじめの理論研究に携わる研究者として、谷川弥一文科副大臣の発言についてどう思われましたか。 さまざまな点で問題があると思います。 いじめに対して、普遍的なルールによるペナルティではなく、暴力

  • SYNODOS JOURNAL : 誰もが「合理的」に行動している ―― 『思考の「型」を身につけよう』著者・飯田泰之インタビュー

    2013/2/139:0 誰もが「合理的」に行動している ―― 『思考の「型」を身につけよう』著者・飯田泰之インタビュー 「もっと独創的な発想はできないものか……」「論理的な思考ってどうすれば身につくの?」日常生活をおくる上で考えなくてはいけないことは山ほどあります。しかし改めて「考える」ことを考えてみると、いったいどうすればいいのかわからない。あるいは他人と差をつけるために自由な発想をしたい。こんな思いをされたことのあるひとはたくさんいることでしょう。 そんな人たちのために、若手の経済学者としてさまざまなメディアで活躍する飯田泰之氏が経済学的な思考法を身につけるための ――『思考の「型」を身につけよう』を出版されました。「思考の型」とはいったいなにか。経済学的な発想はどんな役に立つのか。お話を伺いました。「99%の平凡な人々へ「自由な発想」は、もういらない!?」(聞き手・構成/金子昂)

  • SYNODOS JOURNAL : 『僕らはいつまで「ダメだし社会」を続けるのか』著者、荻上チキ氏に聞く ―― 社会をアップデートするために僕らができること

    2013/1/159:0 『僕らはいつまで「ダメだし社会」を続けるのか』著者、荻上チキ氏に聞く ―― 社会をアップデートするために僕らができること いつの間にかギスギス・ピリピリとしてしまった日社会。20年間の景気低迷により、予算を削り合う政治がつづき、当に必要な支援をすることにさえにも批判が集まるような社会になってしまった。 そんな今、日に必要なのは、個人を激しく攻撃し、足を引っ張る「ダメ出し」ではなく、ポジティブな改善策を出し合う「ポジ出し」ではないだろうか。シノドス編集長・荻上チキはそう提案する。 2012年11月『僕らはいつまで「ダメ出し社会」を続けるのか 絶望から抜け出す「ポジ出し」の思想』が上梓された。デフレ、いじめ問題、バラマキ政策、生活保護論争、財政問題、ネット条例……。書では現代社会のさまざまな問題を扱い、どのように考えればいいのかといった思考のフレームワークを提

  • SYNODOS JOURNAL : 自民党はなぜ勝利したのか 善教将大・坂本治也

    2013/1/189:0 自民党はなぜ勝利したのか 善教将大・坂治也 1. はじめに 2012年12月16日に投開票が行われた衆議院議員総選挙は、自民党の圧勝で幕を閉じた。自民党の比例区における得票数は16,624,457票(相対得票率27.6%)と、得票数第2位の日維新の会(12,262,228票[20.4%])とそれほど大きな差があるわけではなかったが、小選挙区では擁立した候補者288名のうち237名が当選するという、まさに圧勝と呼び得る結果となった。 もっとも、この結果について、多少なりとも違和感を覚えた人はそれなりに多くいるのではないだろうか。たしかに自民党が勝利することは、選挙前の報道内容などから十分に予測できることではあった。民主党への支持が選挙直前に急激に回復した兆候は見られなかったし、日維新の会や日未来の党など「第3極」と呼ばれる政党も選挙に向けての事前準備が十分整

  • SYNODOS JOURNAL : 各地の立場を伝える全国紙 市川明代(毎日新聞記者)×荻上チキ

    2013/1/1910:0 各地の立場を伝える全国紙 市川明代(毎日新聞記者)×荻上チキ 宮城県女川町のがれき集積場で、選別作業にあたる地元の若者たち。 仮設住宅に住む人々は毎日、こうしたがれきの山の前を通らなければならない。 (2012年6月、市川撮影)。 毎日新聞記者・市川明代さんは、三陸支局に2011年6月から一年ほど勤務していた。新聞記者として、女性記者として、社会部記者として、被災地取材・報道を通して何を思ったのか。何を伝えるべきなのか。荻上チキによるインタビューにお答えいただいた。(構成/シノドス編集部・金子昂)■答えのないなかで取り組まなくてはいけない 荻上 今日は、毎日新聞の市川記者に、被災地取材の課題についてお話を伺いたく思います。 市川記者が震災以前どのような活動をされていて、震災後どういう活動をされているのか。また取材していくなかで感じたことや記事への反応、ソーシャル

  • SYNODOS JOURNAL : 世界は経済で決まる!? ―― 経済学者・飯田泰之氏に聞く

    2013/1/79:0 世界は経済で決まる!? ―― 経済学者・飯田泰之氏に聞く 大学受験で高校生は、数多くの大学・学部の選択を迫られます。しかし高校までの教育では、それぞれの学問について、ほとんど知識が得られない状況にあるのではないでしょうか? 何の情報も持たない高校生に、将来の大きな岐路となる大学・学部の選択を迫ることは、高校生だけでなく大学にとっても望ましくないと思います。 そこでシノドス・ジャーナルは今年から、悩める高校生のために『高校生のための教養入門』と銘打っての連載を開始いたします!「大学ってどんなところ?」「○○学って何をやるの?」などなど。そんな素朴な質問を、大学の先生にぶつけていきます。ときには大学の先生ではなく、社会で働く方々にお話をうかがうことも……? 記念すべき第一回は、経済学者・飯田泰之氏にお話をうかがいました。経済学はどんな学問なのか。経済学を勉強してなんの役

  • SYNODOS JOURNAL : データで政治を可視化する 菅原琢×荻上チキ(2/2)

    2012/12/179:0 データで政治を可視化する 菅原琢×荻上チキ(2/2) 「ダメ出し」ではなく「ポジ出し」を! 非難やあら探し、足の引っ張り合いはもういい。ポジティブで前向きな改善策を話し合おう――。気鋭の評論家と政治学者による対談。印象論で語られがちな政治の見方を変える方法とは? 日の難題をかたづけよう 経済、政治教育、社会保障、エネルギー (光文社新書)  ■一般ユーザーに分析を任せる 荻上 7月からSYNODOSで「復興アリーナ http://fukkou-arena.jp/」というサイトを立ち上げています。震災復興に関する情報を取材し載せていくもので、新聞記者に震災記事を書くときの反省点を伺ったり、被災地で自治会長や子供をもつ女性たちの座談会を開き、仮設住宅の課題を語っていただいたりしています。 毎日新聞の小川一編集局長にお話を伺ったときに、「ソーシャルメディアの役割が

  • SYNODOS JOURNAL : 思考の「型」を身につけよう 飯田泰之

    2012/12/139:0 思考の「型」を身につけよう 飯田泰之 書は思考と決定の方法に関する技術書です。皆さんは、 「もっと効率的に仕事をしたい」「ぶれない判断軸を持ちたい」「後悔しない意思決定をしたい」「斬新なアイデアを提案できるようになりたい」 と考えたことはありませんか? 大いにそう思うという方は、ぜひ今日からその考え方をあらためていただきたいと思います。書は思考法の教科書ですが、奇抜なアイデアを出すためのマニュアルや、ある日から突然論理的になる特効薬を提供するものではありません。書の目標は、皆さんが「考える」を始めるにあたっての出発点、そして思考という活動を行う際の基的な型を提供することにあります。 ☆ ☆ ☆ 私は経済学者として大学や官庁などで経済理論と統計を教えています。「大学で教えています」と言うと、「大学教育はあまりにも現実離れしすぎている。もっと社会に出たときに

  • SYNODOS JOURNAL : Education at a Glanceから見る日本の女子教育の現状と課題 畠山勝太

    2012/10/299:0 Education at a Glanceから見る日の女子教育の現状と課題 畠山勝太 1. はじめに  先月、経済開発協力機構(OECD)から"Education at a Glance 2012 (図表で見る教育)"が出版された。この出版物はOECD34カ国+G20諸国の教育状況を、比較可能でかつ信頼できる指標を用いて比較することで教育問題を浮き彫りにし、教育政策の効果・進捗状況も明らかにすることで、各国の教育改革に活かせるように出版されているものである。編は600ページほどあるが、それとは別に各国毎に教育状況の特徴と課題が記された簡潔なカントリーノートも出版されている。 日についてのカントリーノートももちろん出版され、多くのメディアはEducation at a Glance体ではなくこちらの内容を取り上げている。しかし、編では教育とジェンダーを扱

  • SYNODOS JOURNAL : 財務省から釜石市副市長へ 嶋田賢和×飯田泰之

    2012/11/219:0 財務省から釜石市副市長へ 嶋田賢和×飯田泰之 嶋田賢和氏   飯田 復興アリーナでは、専門家やジャーナリスト、市民、そして行政の方々にお話を伺い、記録することで、震災を悲劇に終わらせず、次に起こる大規模な災害に備えていきたいと考えています。そこで日は、岩手県釜石市副市長の嶋田賢和さんにお話を伺いたいと思います。■財務省から釜石市へ 飯田 早速ですが、嶋田さんだけでなく陸前高田市副市長の久保田祟さん、大船渡市副市長の角田陽介さんなど、他の地域から来られて被災地の行政にたずさわっている人は多いですね。 嶋田さんは、生まれ育ちも大学も東京ですよね。財務省理論研修で担当した嶋田さんが釜石の嶋田さんだということにはじめ気づきませんでした。何か釜石市に入られた理由があるのでしょうか? 嶋田 いえ、被災地のどこかに行きたいとお願いをしたら、人事が釜石市を探し出してくれたんで

  • SYNODOS JOURNAL : 『飯田のミクロ 新しい経済学の教科書1』出版記念 ふらっとすぽっとライブトーク

    2012/11/2111:0 『飯田のミクロ 新しい経済学の教科書1』出版記念 ふらっとすぽっとライブトーク 『飯田のミクロ 新しい経済学の教科書1』(光文社新書)の刊行を記念し、紀伊国屋新宿南店のイベントスペース<ふらっとすぽっと>にて、トークショーが開かれた。経済学者の飯田泰之が、経済学を学ぶ意味や経済政策について語った。■『飯田のミクロ』 ――最初に、いま経済学を学ぶことにはどんな意味があるとお考えかお話ください 飯田 経済学に限らず、「なんとか学」を学ぶということは、自分の中に考えるための型を持つことだと思っています。そして「思考の型」を持つためであれば、文系ですと、法学と経済学が適している。というのも法学と経済学はその教育課程自体において「思考の型」が明確に意識されている学問ですから。他の、文系分野はそれをあまり自覚していないように感じられる。「思考の型」を持つためにも、経済学

  • SYNODOS JOURNAL : 飯田のミクロ ―― 新しい経済学の教科書 飯田泰之

    2012/10/189:0 飯田のミクロ ―― 新しい経済学の教科書 飯田泰之 飯田のミクロ 新しい経済学の教科書1 (光文社新書) 著者:飯田 泰之 販売元:光文社 (2012-10-17) 販売元:Amazon.co.jp クチコミを見る はじめに 過去20年来の不況と2007年以降の長期経済停滞により、幸か不幸か、人々の経済、そして経済学への関心が飛躍的に高まっています。足下の経済状況や特定の経済政策に関する論争的なが数多く出版されており、そのなかにはベストセラーとなっているものも少なくありません。その一方で、こうした深刻な事態を防ぐことができなかった主流派経済学(年配の読者にとっては近経といった方がなじみ深いかもしれません)への不信もかつてないほどに強くなっていると言っていいでしょう。これまでの経済学を激しく批判し、時に罵りながら自説を展開しているも増えています。現代の経済シス

  • SYNODOS JOURNAL : 政権交代と3・11で何が変わったのか? 雨宮処凛×飯田泰之

    2012/9/109:0 政権交代と3・11で何が変わったのか? 雨宮処凛×飯田泰之 ■想像力のなさが生む不毛なバッシング 飯田 このの単行が出てからもう3年になりました。日政治・経済・社会、その間に様々な事件があったわけです。それによって変わったこと、変わらなかったことは何なのか考えたいですね。 雨宮 あれから、政権交代とか、3・11とか、すごく大きなこともあって、でも、震災以降っていうのは、すごく貧困問題の優先順位が下がっていると感じますね。 じゃあ震災以前はどうだったのかというと、年越し派遣村を頂点として下火になり、若者の貧困ホームレス化なんかが当たり前のことになってしまっている。感覚が麻痺しているというか、それが容認されてしまっているような不気味さがあります。政権交代にも期待していたんですけど、民主党も貧困問題や雇用問題への関心が低下している。私の中ではそういう流れですね

  • SYNODOS JOURNAL : 文化系による文化系のための経済学の考え方入門 栗原裕一郎

    2012/8/79:0 文化系による文化系のための経済学の考え方入門 栗原裕一郎 ■はじめに この8月に、ちくま新書から、早稲田大学政治経済学術院教授の若田部昌澄氏との共著『当の経済の話をしよう』が出版されます。 「Webちくま」で昨年6月から1年間連載した「よりよく生きるための経済学入門」を加筆修正の上、改題したもので、若田部さんが先生役、わたくし栗原が生徒役になって——「役」というかそのままなのですが(笑)——、講義形式で経済学の基礎を学んでいこうという趣旨の入門書です。 「文化系(≠文科系)」というのは一種のバズワードで、これと明確な定義があるわけではありませんが、映画音楽・文芸・演劇・アート・マンガ・アニメといった文化芸術、および文学・哲学・社会学・文化研究・歴史学・民俗学といった人文学的な学問に志向や嗜好を持つ人々をカテゴライズした言葉、といったところでしょうか。 昔から「体

  • SYNODOS JOURNAL : 「若者ホームレス白書」を読み解く〜ビッグイシュー基金の挑戦

    2012/8/69:0 「若者ホームレス白書」を読み解く〜ビッグイシュー基金の挑戦 雑誌販売を通じてホームレスの人たちの自立を支援する「ビッグイシュー」を母体に設立された、認定NPO法人「ビッグイシュー基金」で『若者ホームレス白書』が発行されている。2007年以降、若い販売者が増加したことをきっかけに、その実態を探るための調査が行われた。それを踏まえて、専門家や支援団体がセーフティネットを構築するための解決策を議論しまとめた報告書『若者ホームレス白書2』が、2012年4月より無料配布されている。若者ホームレス問題とは何なのか。ビッグイシュー基金スタッフの長谷川知広さん(28)に訊いた。(聞き手 / 編集部・宮崎直子) 『若者ホームレス白書』    http://www.bigissue.or.jp/pdf/wakamono.pdf『若者ホームレス白書2』 http://www.bigiss

  • SYNODOS JOURNAL : OECD諸国との教育支出の比較から見る日本の教育課題  畠山勝太

    2012/6/199:0 OECD諸国との教育支出の比較から見る日教育課題  畠山勝太 1. はじめに   近年、経済開発協力機構(OECD)からEducation at a Glanceが出版されるたびに、日のGDP比の公教育支出がOECD諸国の中で最下位レベルである事が話題となっている。下の図が示すように、確かに日のGDP比の公教育支出はOECD最下位レベルであるが、OECDの中でもトップレベルに多い私教育支出がこれを補い、日の総教育支出はOECD平均以下ではあるもののOECD最下位レベルではない状態となっている。 (図1) このGDP比の公教育支出の低さに対する反応からも分かるように、教育問題がメディアを賑わしている割には、日教育支出の特徴と課題はそれほど認知されていない印象を受ける。しかし、これらはしっかりと把握しておく必要がある。なぜなら、留年制度の導入・子ども園の

  • SYNODOS JOURNAL : 日本の難題をかたづけよう 荻上チキ

    2012/7/189:0 日の難題をかたづけよう 荻上チキ いま、日は、多くの難題を抱えています。いずれも、解決するためには途方もない時間を費やすのではないかと、頭を抱えたくなるものばかり。そしてまた、時間をかけすぎてしまうと、解決する前に「時間切れ」がやってきてしまうようなものばかり。しっぽを巻いて逃げ出したくなりますが、そうもいかないから困りもの。  書のタイトルは、『日の難題をかたづけよう』。といっても、数ある難題を手当たり次第に列挙し、「これこそが答えだ(よその解決策はクズだ)」と声高に主張するではありません。新しく生まれた難題を解決するためには、新しい道具が必要となる。その道具を共有することこそが、書の役割です。  「そんな回りくどいことをするな。正解だけをチャチャッとまとめてくれればいいんだよ」。そういう声も聞こえてきそうですが、それではいつまでも「ダマされたまま」

    tamekko
    tamekko 2012/07/26
  • SYNODOS JOURNAL : ビデオ・ジャーナリズムの可能性(1) 神保哲生×荻上チキ

    2012/5/1614:52 ビデオ・ジャーナリズムの可能性(1) 神保哲生×荻上チキ 神保哲生氏 ビデオジャーナリストであり、インターネット放送「ビデオニュース・ドットコム」の代表でもある神保哲生さん(50)。フリーランスの立場から、長年ジャーナリズムに携わってきた神保さんは、日のジャーナリズム状況をどのように見つめてきたのか。そしてインターネットの誕生以降、様変わりしつつあるメディア環境に何を期待し、どこに課題を見出しているのか。 既存メディアと新しいメディアがそれぞれに持つ問題は山積み。その解決のために、私たちは何に注意をすればいいのか、シノドスジャーナル編集長・荻上チキと語った。(構成/シノドス編集部・金子昂) ■ビデオ・ジャーナリズム 荻上 「ビデオニュース・ドットコム」が開局して10年以上が経ちましたね。学生の頃から、神保さんの活動からは多くを学ばさせて頂いています。その間に