かつて日本最長距離を走るバスだった名古屋~長崎間の夜行高速バス「グラバー号」が、2018年11月をもって運行終了。ここ数年、本州~九州間の夜行バスで廃止や運行撤退といった動きが相次いでいますが、現状はどうなっているのでしょうか。 名古屋~長崎の夜行バス消滅、京都・大阪~長崎は単独運行に 名古屋~長崎間を結ぶ夜行高速バス「グラバー号」が、2018年11月末をもって運行を終了し、約29年の歴史に幕を閉じます。さらに、京都・大阪~長崎間の夜行高速バス「オランダ号」も、12月から長崎自動車(長崎バス)が運行から撤退し、近鉄バスの単独運行に変更される予定です。じつはここ数年のあいだに、本州~九州間の夜行高速バスで廃止や運行撤退といった動きが相次いでいます。 拡大画像 「グラバー号」「オランダ号」に使用される長崎自動車の夜行バス車両(画像:長崎自動車)。 名古屋~長崎間を結ぶ夜行高速バス「グラバー号」