社団法人デジタルラジオ推進協会(DRP)は25日、地上デジタルラジオの本放送開始の遅れに関する一連の報道を受け、今後の取り組みを明らかにするとともに、「デジタルラジオのユーザーに対し、その期待を裏切ることがないよう邁進してまいります」とのコメントを発表した。 既報の通り、デジタルラジオは当初2011年に本放送開始を予定していたが、早期開始を求める声がラジオ局などから高まり、先行普及時期として本放送開始を2006年後半に前倒しする計画を発表。しかし、総務省の方針の変化などにより、2006年後半の本放送開始は絶望的な状況になっている。 これに対してDRPは、「2006年末から2007年にかけて、受信機の発売が期待される」と説明。「より充実したサービスを目指し、様々な取り組みを行なっていく」という。 その柱として、現在東京で行なっている実用化試験放送の増力を準備。9月17日の深夜には出力を