勝間さんの魅力は惜しみない努力とポジティブさで、困難と思える状況を乗り切ったり、難しいことにチャレンジして人より早い昇進や高い水準の報酬を得てきたことでないかと思います。 その勝間さんが「キレイ」を説くのだから、どんな内容が書かれるのか楽しみで購入しました。 でも…。 本書を読んでみると、20代女性へのメッセージとして書いておられるのかな、という印象を受けるのですが、20代女性へのメッセージにしては少々レベルが低いなと思います。 たとえば「ピンク色とスカート」を女子力アップアイテムとして奨めるのはいいけれど、 「どういうピンクが似合う自分なのかを見極める」 「スカートはどういう場面で戦略的に穿く」 「甘辛の使い分けはどんなふうに見せるのが女として「勝ち」なのか」 を知りたいのが20代女性ではないかと思うのです。 ただ、ピンクとスカートを奨めるのならば、女子高生向け雑誌の「初めての合コン必勝