「アベはナカソネの再来か」。米エネルギー省原子力諮問委員会のウィリアム・マーチン国際委員長は日米同盟強化を確認した2月22日の安倍晋三首相とオバマ大統領との初会談の結果をみて、こう漏らした。マーチン氏はレーガン政権のエネルギー省副長官で、オバマ政権下でも政策の助言を続ける。「ロン」「ヤス」と互いにファーストネームを呼び合った当時のレーガン大統領と中曽根康弘首相の蜜月関係を間近でみていた1人だ。日米関係や政策に類似点
【ワシントン=犬塚陽介】クリントン米国務長官は11月29日、ワシントン市内で講演した際の質疑応答で、過去に南シナ海の領有権問題を中国と協議した際、中国側が「ハワイ(の領有権)を主張することもできる」と発言したことを明らかにした。長官は「やってみてください。われわれは仲裁機関で領有権を証明する。これこそあなた方に求める対応だ」と応じたという。 協議の時期や詳細には言及しなかったが、領有権問題は「合法な手段」で解決されねばならないと強調。米国は「領有権問題で一方に肩入れすることはない」とも付け加えた。仲裁機関は国際司法裁判所(ICJ)を指すとみられる。 ハワイをめぐっては、太平洋軍のキーティング司令官(当時)が2007年5月に訪中した際、中国海軍幹部からハワイより東を米軍、西を中国海軍が管理しようと持ちかけられたと証言したこともあった。 クリントン長官はまた、中国と周辺国の領有権問題について、
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