ここまでのお話はまあ「他人の投稿をそんなに気にする必要はないでしょう」と笑い飛ばせばいいだけのような気もしますが、最近、FBに関しては、違う意味でもっと悲しく、気分の悪くなる話が話題になっています。 米国家安全保障局(NSA)が一般市民の電子メールのやりとりといった個人情報を勝手に収集していたことが問題化していますが、8月27日付英紙ガーディアン(電子版)によると、FBは、今年上半期、NSAのような世界中の諜報機関などからユーザーの個人情報などの開示を求められた件数は3万8000件にのぼり、このうち約半数は米国からのものだったと発表したのです。 NSAの個人情報監視プログラム「PRISM(プリズム)」にはFBのほか、米グーグルや米マイクロソフト(MS)なども協力していることが既に明らかになっています。2009年6月3日から「プリズム」と協力体制を結んでいるFBがNSAにユーザーの情報を提供