日本サッカー協会は、日本代表の新しい監督について、去年のワールドカップでアルジェリア代表を率いて、ベスト16に導いたハリルホジッチ氏(62歳)との就任交渉が合意したことを明らかにしました。 日本サッカー協会では3月12日の理事会で承認を得てハリルホジッチ氏と正式に契約を結ぶ方針です。
サッカー、スペインの強豪チームレアルマドリードのエースストライカー、クリスチアーノロナウド選手の銅像が生まれ故郷のポルトガルでお披露目されましたが、その顔が本人に似ていないとファンの間で波紋が広がっています。 銅像は、クリスチアーノロナウド選手がFIFA=国際サッカー連盟の去年1年間の最優秀選手「バロンドール」に選ばれたことなど、これまでの功績をたたえ、生まれ故郷のポルトガル・マデイラ自治州フンシャルに建てられ、21日にお披露目されました。 高さおよそ3メートルの銅像は、クリスチアーノロナウド選手のトレードマークともなっているフリーキック前の仁王立ちのようなポーズを表現しています。 しかし、その銅像の顔を見たファンからは「クリスチアーノロナウド選手に見えない」と波紋が広がっています。銅像を見た地元ファンの男性は「いい銅像だと思うけど、第一印象で言うと、これは彼ではないと思う」とけげんな顔を
コンサートホールなどを備えた多目的施設「中野サンプラザ」について、東京・中野区は、駅前の再開発に合わせて解体したうえで、跡地に大型の複合施設を建設する構想を明らかにしました。 JR中野駅前にある「中野サンプラザ」は、コンサートホールやホテル、ボウリング場などを備えた多目的施設で、現在は中野区が実質的に所有し、運営しています。中野サンプラザは建設されてから40年余りがたち老朽化が進んでいることなどから、区は、駅前の再開発に合わせて、隣接する区役所とともに解体したうえで、合わせておよそ2万平方メートルの跡地に大型の複合施設を建設する構想を明らかにしました。 区によりますと、新たな施設には10年後の開業を目指し、現在と同じ程度かより大きい規模のホールのほか、民間企業が入るオフィスフロアなどが整備される予定で、具体的な建設計画の策定に向けて意見交換を行う事業者の募集を始めたということです。 また、
重く激しく、独特の世界観を持つヘビーメタルで、今、世界を熱狂させている日本のアイドルがいることをご存知でしょうか。 10代の女性3人組で、その名も「BABYMETAL(ベビーメタル)」。その魅力に迫りました。 ビルボードで5位の実力 BABYMETALは、アイドルとメタルの融合を目指したユニットで、おととしメジャーデビューしました。メンバーは15歳から16歳の3人の女性。 動画サイトをきっかけに海外から火がつき、大人気になりました。アルバムは、全米で最もメジャーなヒットチャート「ビルボード」でも、海外部門で年間5位にランクインしています。 「イジメ、ダメ、ゼッタイ」といった日本語の曲もそのままで受け入れられています。 メンバーのSUーMETALさんは、「現実味がなさすぎて信じられないことが、ことしはたくさんありました。ことばが通じなくてもちゃんと音楽は伝えられるということ、そして私たちの音
ことし8月、東京・府中市の神社で、対立する2つの少年グループあわせて29人が、金属バットを準備してけんかをしようとしたなどとして、警視庁は双方のグループのリーダーの少年ら3人を、決闘などの疑いで書類送検しました。 書類送検されたのは、東京・武蔵村山市などに住むいずれも17歳で解体工などの少年3人で、ほかに26人の少年が補導されました。 警視庁の調べによりますと、少年らは、対立する2つのグループのリーダーなどで、ことし8月、府中市にある神社で、金属バットを準備してけんかをしようとしたなどとして、決闘などの疑いが持たれています。 警視庁によりますと、2つのグループは2年前のトラブルの決着をつけるために、けんかをする約束をしましたが、一方のグループのメンバーが金属バットを持っていたことにもう一方のグループが驚いて逃げたため、実際にけんかは行われなかったということです。 警視庁は少年らの立ち直りを
かつて、ペット型ロボットとして流行した「AIBO」を覚えていますか?犬の形で、呼びかけに反応する愛らしいしぐさが人気となった家庭向けのモデルが発売されたのは、もう15年前。今、そのロボットの「寿命」が近づき、「飼い主」は心を痛めています。 老いていくロボットに寄り添う人たちの思いに迫りました。 (福岡放送局 長山剛カメラマン) 熱いファン 全国に交流会も 平成11年の発売以来、およそ15万台が販売され、多くの人に愛されてきたペット型のロボット「AIBO」。飼い主とのやり取りを通して、“成長する”のが特徴で、例えば、転んでしまったときに、自分で起き上がろうとするロボットもいれば、飼い主に甘えて助けを求めるロボットもいます。 育て方しだいで、しぐさや性格が変わるため、自分の子どものように愛情を注ぎ、中には海外旅行まで連れて行く人もいます。 愛情を込めて“育て上げた”ロボットを見せ合おうと、全国
「秋の褒章」の受章者が発表され、シンガーソングライターの桑田佳祐さんが紫綬褒章を受章することになりました。 桑田さんは「これからも、みなさまに喜んでいただける音楽を創り続けていけるよう、日々励んでいく所存です」などと書面でコメントを寄せました。 紫綬褒章を受章するシンガーソングライターの桑田佳祐さんは神奈川県出身で58歳。 昭和53年に大学の同級生らと結成したバンド、「サザンオールスターズ」のボーカルとして「勝手にシンドバッド」でデビューしました。 歌謡曲の哀愁とロックの軽快さを合わせ持つ鮮烈なメロディーと歌詞、それに“桑田節”と呼ばれる個性的な歌い方で「いとしのエリー」や「TSUNAMI」などのヒット曲を次々と発表し、日本の芸術文化の発展に大きく貢献したことが評価されました。 一時、活動を休止していたものの去年6月にはデビューから35年を迎え、5年ぶりに復活し、新曲を発表するなどさらなる
仕事や家事がおろそかになるほど長時間インターネットを利用する「インターネット依存」の疑いがある人は、全国の推計で420万人余りに上り、スマートフォンの普及などを背景に、この5年間で1.5倍に増加したことが、厚生労働省の研究班の調査で分かりました。 インターネットを長時間利用する「インターネット依存」の実態を調べるため、厚生労働省の研究班は、去年、無作為に選んだ全国の20歳以上の男女4000人余りを対象に聞き取り調査を行いました。 その結果、インターネットの利用で仕事や家事がおろそかになるなど「インターネット依存」の疑いがある人は、推計で421万人と、前回、平成20年に行われた調査に比べておよそ1.5倍に増加したことが分かりました。 若い人ほど依存の割合が高く、特に20代前半の男性のうち依存の疑いがある人は19%と、5人に1人の割合を占めています。 厚生労働省の研究班の代表で国立病院機構久里
インターネットの動画投稿サイト「FC2動画」の会員にわいせつな動画を配信したとして、京都府警察本部は大阪のインターネット関連会社を捜索しています。 警察は、この会社が「FC2動画」の実質的な運営会社とみて実態の解明を進めることにしています。 捜索を受けているのは、大阪市に本社があるインターネット関連会社「ホームページシステム」です。 京都府警察本部によりますと、この会社はインターネットの動画投稿サイト「FC2動画」の会員にわいせつな動画を配信し、有料で閲覧させた公然わいせつほう助などの疑いが持たれています。 警察はことし6月、「FC2動画」にわいせつな動画を投稿したとして大阪市の男と兵庫県内の女子短大生を公然わいせつの疑いで逮捕し、捜査を進めていましたが、会員が支払う登録料の流れや収益の実態などから、この会社が違法な動画の配信に関わっている疑いが強まったということです。 「FC2動画」は、
自閉症と診断され子どものころから引きこもりの生活を送っていたラップ・シンガーのGOMESS(ゴメス)さんこと森翔平さん(19)。 苦しい経験から生み出された歌詞は多くの若者の心を捉えて動画配信サイトなどで人気を集め、ことし7月には初めてのアルバムを発表しました。 ゴメスさんは「ラップは、ただ毎日明るく生きることができるひとつのツール」と語ります。 生み出された詞の世界は ゴメスさんがみずからの体験を基に生み出した歌詞の一部です。 ~My name is Gomess、人間じゃねー、孤独の世界からいつも見てる。笑って泣いて怒って。人に紛れてまだ19年~。 ~世界が求めたのは俺じゃないのだから。それもいいかな、孤独を愛して、悲しみを喜ぶことさえできた。一人で生きるのはダメなことか。そんなことないって言ってくれ。なあ、きょうもこの世界は地獄のよう~。 ラップが変えた生活 ゴメスさんは静岡県出身の
日本サッカー協会は、ワールドカップブラジル大会で1次リーグ敗退に終わった日本代表の強化につなげるため、Jリーグや天皇杯などの日程の見直しの検討を始めました。 日本サッカー協会は、原博実専務理事を委員長に、日本代表の強化につなげる「将来構想委員会」を立ち上げ、Jリーグの村井満チェアマンをはじめ、各クラブの代表者などが集まって19日、都内で初めての会合を開きました。 この中で日本代表の強化に向けた選手の成長のためには、Jリーグの質を高めることが重要だとして、来シーズン以降のJリーグや天皇杯の試合数や試合間隔など日程の見直しを検討していく方針を確認しました。 また若い年代から国際経験を多く積んでいくために、各クラブのユースチームなどが海外のチームと試合を行う際の支援についても検討していくとしています。 Jリーグの村井チェアマンは、「日本代表の強化のためには、Jリーグが極めて重要な位置づけであるこ
日本の「カワイイ」文化を象徴する存在として活躍する歌手のきゃりーぱみゅぱみゅさん。 ことし、世界11の国と地域を巡る2度目のワールドツアーを行い、先月帰国しました。 海外にファン層を広げるきゃりーさんは「日本でも海外でも、結局、みんながカワイイと思うものに違いはない」と語ります。 「愛」感じる海外のファン きゃりーさんにとって2度目となるワールドツアーは、「カワイイ」文化の人気を背景に、アメリカ、台湾、シンガポール、オーストラリア、それにフランスなど世界の16都市で開催する大規模なものとなりました。 日本語での声援も当たり前のように飛び交った今回のツアーは、前回を上回る手応えがあったと言います。 「皆さん、結構、日本語を覚えて来てくれてるのかなと思いました。ライブでも、お客さんが口をパクパクして歌ってるんですけど、(口の動きを見ると)日本語で歌詞が合っている。それはすごいことで、愛を感じま
ふだんはクラシック音楽を主に手がける一流の演奏家のグループが、バイオリンなどによる弦楽四重奏でロックを演奏、その意外な組み合わせが人気となり、このほど発表したカバーアルバムはクラシック部門のチャートで1位を獲得しました。 メンバーたちは「クラシックの演奏とは違うアドレナリンが出る」と、弦楽器だからこそできるロックを追い求めています。 プログレッシブ・ロックを弦楽器で この弦楽四重奏のグループは、「モルゴーア・クァルテット」。 メンバーは、▽東京フィルハーモニー交響楽団のコンサートマスターを務める荒井英治さん(57)、▽東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団のコンサートマスターの戸澤哲夫さん(42)、▽NHK交響楽団のビオラ次席の小野富士さん(59)、そして▽NHK交響楽団のチェロ首席の藤森亮一さん(50)の4人です。 クラシックを最高の形で演奏しようと22年前に結成されましたが、荒井さんが
サッカー日本代表のザッケローニ監督が、ワールドカップの戦いを終えてイタリアに戻るため、日本を出発しました。 ザッケローニ監督はイタリアに戻るため、1日午前、羽田空港に姿を見せ、長谷部誠選手と内田篤人選手、それにファンなどの見送りを受けました。 ザッケローニ監督は2010年8月に日本代表の監督に就任しました。 今回のワールドカップは1次リーグ2敗1引き分けで敗退しましたが、2011年にアジアカップの優勝やワールドカップ予選で世界で最初に本大会の出場権を獲得するなど、55試合を戦って30勝13敗12引き分けと大きく勝ち越しました。 出発を前に、ザッケローニ監督は「すごく寂しい気持ちだ。日本代表では自分が与えた以上のものを与えてもらった」と振り返りました。 そして、帰国後は少し休養を取るということですが、「サッカーへの情熱は冷めず、再び何かに挑戦する可能性はある。すばらしい4年間だったので、この
IUCNのレッドリストでニホンウナギが絶滅危惧種に指定されたことについて、東京・目黒区にある老舗うなぎ店では、今後、うなぎの仕入れ価格の値上がりを懸念する声が聞かれました。 この店では鹿児島県産や愛知県産のうなぎを使っていますが、仕入れ価格は稚魚のシラスウナギの不漁で3年ほど前から高騰し、去年6月にもうな重の上を200円値上げして3000円としました。それでもことしのシラスウナギの漁獲量が高い水準となっているため、夏以降に仕入れ価格が下がるとみて、4月の消費税率引き上げの際は税込みの販売価格を据え置き、実質的に値下げをしました。しかし、絶滅危惧種の指定をきっかけに、今後うなぎの輸入が規制されるようなことがあれば、仕入れ価格が再び上がるおそれがあると懸念しています。 月に数回はうなぎを食べるという地元の80代の男性客は「値段が上がったら困るが、多少、値上がりしても好きなものは食べる」と話して
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