分かりやすく言えば、仮想的にデータ化されたものを裸眼立体視ディスプレイで3D表示し、触感デバイスとともに用いることで、視覚と触感を再現するというもの。遠隔地の物体を目の前にあるかのように触れるという体験を可能にするのだ。この技術のすごいのはこうしたデータをネットワークに乗せて配信すれば、遠隔地であっても(タイムラグは生じるかもしれないが)、疑似的な触感再現ができるということだ。 ディスプレイ上の手が2重に見えるのは裸眼立体ディスプレイのため。この状態で、記者の指には結構な応力がかかっている。ちなみに、最初担当者が触感デバイスの電源を入れ忘れており、まったく応力が発生していなかったにもかかわらず、多くの人が見ているからとさも応力がかかっているかのように、「ほうほう、これはすごいですね」みたいな顔(とリアクション)をしてしまった記者。実際は結構な応力がかかります。29日まで開催しているのでぜひ
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