NHKから受信料契約や集金の業務委託を受けた地域スタッフの労働組合「日本放送協会集金労働組合」(N集労、東勝広委員長)は、11日午前0時から48時間のストライキに突入した。 受信料の訪問集金が廃止される今年10月以降、スタッフの業務は新規契約の獲得や受信料支払い交渉、口座振替への切り替えに重点が置かれる。NHK関連団体の労働組合でつくる「NHK関連労働組合連合会」(NHK労連)によると、N集労は業務内容が大幅に変化するとして、NHKに対して、スタッフの不安解消、現行の賃金水準の確保を求め、10日夜にスト決行を決めた。 NHK地域スタッフは全国で約5600人。地域スタッフの労働組合は複数存在し、N集労は組合員約3000人と最大で、NHK労連に唯一加盟している団体。