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As voted on by 503 novelists, nonfiction writers, poets, critics and other book lovers — with a little help from the staff of The New York Times Book Review. Many of us find joy in looking back and taking stock of our reading lives, which is why we here at The New York Times Book Review decided to mark the first 25 years of this century with an ambitious project: to take a first swing at determini
記事:じんぶん堂企画室 冒険研究所書店・店主で北極冒険家の荻田泰永さん 書籍情報はこちら 極地を冒険してたどり着いたのは、桜ヶ丘 桜ヶ丘駅前にある歯科医院の横にある細い階段を上がると、約100㎡の同店がある。入口から向かって左半分は、新刊と古書が並ぶ書店スペースだ。壁面や中央の棚はすべて手作り。木の板で作った本棚や木箱など、不揃いなところに味わい深さを感じる。山小屋の図書スペースのような雰囲気もある。 階段を登るところから、冒険ははじまる 入口の右側は、ギャラリーと冒険で実際に使用した装備を置くスペースだ。壁面に写真が飾られており、ここで展示を行えるようになっている。腰の高さほどの本棚も並ぶ。荻田さんの蔵書で非売品だが、店内でなら閲覧可能。荻田さんが冒険で着用したウェアや、多くの荷物を運んだソリなども間近に見ることができる。この雑然とした感じが、“冒険研究所”らしさを醸し出しているようだ。
『百年の孤独』のような「ある一族の数世代の歴史を描く大河小説」でみなさんが好きな作品は何ですか? 私が真っ先に思いつくのは、桜庭一樹『赤朽葉家の伝説』。高山羽根子『暗闇にレンズ』もよかった。あと人じゃなくて犬だけど、古川日出男『ベルカ、吠えないのか?』 — 秋永真琴 / Makoto AKINAGA (@makoto_akinaga) June 30, 2024 文庫化がたいへん話題になっている『百年の孤独』にちなみ、Twitterでこんなことを言ってみたら、ひと晩で100作を超える作品が集まってきて頭を抱えている。 もちろん反応があるのは嬉しいけど、ここまでとは思わなかった。どうしよう。せっかく皆さんが教えてくれたのに、私が見て「いいね」をつけて楽しむだけではもったいない気がする。 なので、リストアップして、数の多い順に並べることにした。 2024年6月30日の9時47分(ツイートした時
死の貝:日本住血吸虫症との闘い (新潮文庫 こ 28-2) 作者: 小林 照幸 出版社: 新潮社; 文庫版 発売日: 2024/4/24 小林照幸『死の貝 日本住血吸虫症との闘い 』(新潮文庫)が注目されている。4月24日に上梓されて以来、現在4刷、累計2万6千冊のスマッシュヒットだ。26年前の1998年に出版された本が、なぜいまこんなに注目を浴びているのか。以前より小林照幸の本を”激推し”してきた東えりかと、医学者・仲野徹が話を聞いた 仲野 『死の貝』は昔読んだ記憶があったけれど、文庫化されたのも20年以上時間が経ってからだし、こんなに注目されることってある?と不思議になりました。どうして突然文庫化されたんですか? 小林 それは新潮社さんからご説明頂きましょうか。 編集部 もともと新潮社の営業部と未来屋書店で、月に一回、情報交換の定例会議をしています。そのなかで女性書店員さんが「そういえ
武田砂鉄 今はノンフィクションとフィクションの境界も曖昧になっている気がします。それこそ麻布競馬場さんもご自身の小説について「どこまで本当?」と聞かれませんか? 麻布競馬場 そうですね。あらゆる作品の根底にリアリティがあるのは間違いないので、フィクションを書くうえでも取材は必要になります。フィルターを通して物語にしているから一概に言えないですけれど。 武田 取材対象のすべてを捉えることはできないですしね。話を聞かせてください、とマイクを向けた瞬間に、聞き手の意思があるわけだし。 麻布 そういう断片から、時代の空気が保存できる本にしたいなというのはありました。生まれたときから「失われたN年」が始まって、ずっと閉塞感のなかで生きてきたので。 武田 きている事象や空気を捉えていることもあるんじゃないかと。だから定義づけは時に乱暴です。 綿密な取材から気づかされる、 見えていなかった現実 麻布 …
比較文化学類では、学生のみなさんに、自主学修として広く読んでほしい図書を選定しました。 リストは「まず読みたい図書100」と「次に読みたい図書100」の二つに分かれています。それぞれに、専門の枠にとらわれない「全学生向きの図書」と、「領域・コースの学習に関する図書」が挙げられています。自由に参照して、読みたい本を見つけるための一助としてください。 もちろんこのほかに、授業等で紹介される図書を読むことや、自分で読むべき本を探すことも重要です。読書は、ある問題についての体系的な知識を獲得したり、複雑な情報を受け止めながら思考を深め、自分の問題意識を磨いていくために、きわめて重要な知的レッスンの場となります。できれば読書記録を作り、感じたことや考えたことをまとめたり、気に入った文章を引用して書き留めたりするとよいでしょう。 みなさんがこのリストを活用して、書物の世界を大いに楽しみ、刺激を得てくれ
高野秀行さん「物凄い本だった。私にとって「土」は完全なブラックボックスだっただけに…」【高野秀行×藤井一至スペシャル対談その1】 それは、2023年11月12日のことでした。ノンフィクション作家の高野秀行さんが、旧Twitter(現・X)でヤマケイ文庫『大地の五億年』を絶賛してくださったのです。編集担当が喜び勇んで著者の藤井一至さんに連絡したところ、なんと藤井さんは高野さんの本の長年の愛読者であるとのこと。これは、お二人をおつなぎしなければ……! そのような経緯で、辺境を旅するノンフィクション作家と辺境で土を掘る研究者による、学びあり・笑いありの濃い対談が実現しました。全5回にわたってお届けします。(原稿構成:高松夕佳) 高野秀行氏(撮影:森清)高野秀行(たかの・ひでゆき)ノンフィクション作家。1966年生まれ。ポリシーは「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをし、誰も知らない本を書
村山由佳さん=篠塚ようこ撮影、撮影協力=千束稲荷神社 感情がほとばしる調書のことば 池上冬樹(以下、池上):本の帯に「作家デビュー30周年記念大作」と銘打たれています。その記念大作が「阿部定」ですか! と驚きました。扇情的に伝えられてきた阿部定事件を知っている中高年層ほどそう思うのではないでしょうか。 村山由佳(以下、村山):あら、いけませんか(笑)。中高年の方たちには、エログロ的にとらえられた阿部定の固定されたイメージがあるんでしょうね。 池上:そんな阿部定を書こうと思ったのはなぜですか? 村山:きっかけは、昨年、阿部定事件を特集したNHKの番組にゲストとして呼ばれたことでした。当初は興味がなかったので、「どうして私?」 と思ったのですが、女性の性愛をテーマにした小説を書いてきたから、性愛の極地を生きた女としての阿部定に対しての意見を求められたのだと思います。 収録前に送られてきた資料の
本書(『世界は経営でできている』)は「経営とは(単なる金儲けなどではなく)本来このような概念である」というスタンスを隅から隅まで散りばめることによって、人々が持つ「経営」に対する誤解を解きながら、同時に、私たちが生きているうちに起こるあらゆることは「経営」の考え方をもってして解決可能なのではないか、という主張をウィットにとんだジョークを交えながら書いた新しいジャンルの本だと言えると思います。 「新しいジャンル」と書いた理由の一つは、著者である岩尾俊兵氏は「慶應義塾大学商学部准教授、東京大学博士(経営学)第一号」(Xのプロフィールにそう書いてあるのですが、私にはさっぱりどんな世界かわかりません)の経営学者であるということで、少なくとも、ウィットにとんだジョークを書くために研究をしているわけではないだろうなと予測がつくからです。 電車の中で読んでしまったことをちょっと後悔するくらいには、クスッ
著者:川崎 徹出版社:集英社装丁:単行本(224ページ)発売日:1998-02-26 ISBN-10:4087752348 ISBN-13:978-4087752342 内容紹介: 私はいないが、いる。私がいなくなったことによって発生した私である…平凡なサラリーマンが、ゼロ=死・無となった時の奇妙な存在感を伝える表題作等3編。笑える! 100%純粋思考小説登場。 世紀末の傑作、川崎徹の『0』を心して読めこういうコラムを連載していると、まだ単行本になる前の作品をゲラの段階で読むことができる場合がある。だが、とりあえずみなさんの手に入らない本のことを書くのは失礼だから、いくら面白くてもそういう本は取り上げないようにしてきた。しかし、今回は特例である。いくらわたしでも、これほどのものを読ませられたら、黙っていられるわけがないじゃありませんか。 問題の物件は川崎徹さんの中編小説集『0(ゼロ)』(集
今年おもしろかった本を一気に紹介します。大きめの書店が次々閉店し、人手不足や配送の問題もあって出版的には厳しい時期が続くがおもしろい本は依然として絶えない。あとゲームもいっぱいやったので、本だけでなくゲームも合わせて振り返っていこう。いつもは長くても5000文字ぐらいだが、今回は試しに合計1万文字以上書いてみたので、よかったら目次から興味あるやつにとんで読んでみてください。 SFを紹介する キム・スタンリー・ロビンスン『未来省』 N・K・ジェミシン『輝石の空』 ローラン・ビネ『文明交錯』 シーラン・ジェイ・ジャオ『鋼鉄紅女』 ジョン・スコルジー『怪獣保護協会』 『宇宙の果ての本屋』 ジョン・スラデック『チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク』 酉島伝法『奏で手のヌフレツン』 川端裕人『ドードー鳥と孤独鳥』 斜線
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1. 『失敗の科学』マシュー・サイド 著、有枝春 訳 2. 『ヒューマンエラーは裁けるか』シドニー デッカー 著、芳賀 繁 訳 3. 『なぜエラーが医療事故を減らすのか』ローラン・ドゴース 著、林 昌宏 訳 4. 『IT失敗学の研究』不条理なコンピュータ研究会 著、日経コンピュータ 編 keyboard_arrow_down はじめに keyboard_arrow_down 失敗を科学する keyboard_arrow_down 失敗が再発するメカニズム keyboard_arrow_down ミスを厳罰化するとミスが報告されなくなる keyboard_arrow_down ミスから学ぶチームのつくり方 keyboard_arrow_down スイス・チーズの喩え keyboard_arrow_down IT失敗学の研究 keyboard_arrow_down おわりに 明確なゴールと計画
小説の読み方、書き方、訳し方 (河出文庫) 作者:柴田元幸,高橋源一郎 発売日: 2016/11/14 メディア: Kindle版 新型コロナウイルスの流行とともにおれの読書量は減った。減ったどころじゃなく八割減とかそういうレベルだ。居酒屋か旅館か、というレベルだ。なぜアウトドアではなくインドアの読書が減ったのか。図書館が閉鎖されたからだ。ここ数年のおれの読書習慣とは、図書館とともにあった。なぜか。貧乏だから本を買う金がなく、貧乏だから本の置き場がないからだ。 しかし、いよいよ本を買った。正直にいえば古本だ。おれは圧力鍋のレシピ本がほしくなった。ネットオフで探した。あった。三冊買えば送料無料になる。単行本としては持っていなかった田村隆一の『1999』があったので二冊目。さて、三冊目。高橋源一郎で検索して出てきたこれを買って三冊。 高橋源一郎とおれ。おれと高橋源一郎。これについてはさんざん語
ブラックフライデーには何を買うべきか。 最もおすすめなのはKindle本である。 俺が近年に読んだ中からセール対象のKindle本を紹介しよう。 セールまで待つ人へ 俺はことあるごとに本を紹介しているわけだが、クリック数の割に買われないなと思うことがある。なぜこんなことが起きるのか。 俺は役立つか面白い本しか紹介していないわけだから、まさか購入ページまで行って「やっぱ止めるか」となるのは考えにくい。となれば理由はただ一つ。「安くなったら買おう」と考え、欲しい物リストに入れる人が多いのだ。俺がそういう動きをしているのだから当然だ。 そんな人に朗報である。Amazonブラックフライデーで、様々なKindle本が大幅に値下げしている。その中には俺が紹介した本も多い。ということで今まさにセール対象でおすすめの本を紹介することにした。ポイントアップキャンペーンは11/22 (水) の買い物から対象と
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