《日本学生支援機構の「奨学金」が貸金業に…返還「延滞者」をブラックリスト に!》 機構はこれまで、「奨学金制度を維持」するには、現在の貸与制度による返還が不 可欠としてきた。その「返還金回収強化策」「延滞者の多重債務化防止」を名目に、 個人信用情報機関への延滞者情報の提供準備を始めています。 機構によると、延滞者の情報は返還完了まで登録され、延滞が解消された場合も延 滞解消情報が5年間登録される。延滞者として登録中は、ローンだけでなくクレジッ トカードの契約も拒否され、社会生活に大きな支障をきたします。さらに、機構以外 からの信用情報を入手し、多重債務者については「即時に法的処理に入る」としてお り自己破産を強いることになります。 また、今回登録の対象者は、09年度以降の新規採用者だけでなく、すでに貸与中の 者、返還中の者も含まれ、現在「個人信用情報機関への個人情報登録の同意書の提 出」が