2008年02月06日04:15 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 科究者と科教者 - 書評 - はじめよう!科学技術コミュニケーション ナカニシヤ出版編集部米谷様より献本御礼。と同時に書評が遅れたことをお詫び。 はじめよう!科学技術コミュニケーション 北海道大学科学技術コミュニケーター養成ユニット 家族を連れて行く場所として、ディズニーランドよりも葛西臨海水族園と日本科学未来館がお気に入り(といっても、私が出不精の超夜型ということもあって、最近では私をおいてけぼりにして行くことも多いのだけど)の私には堪えられない一冊だった。 本書、「はじめよう!科学技術コミュニケーション」は、CoSTEPこと北海道大学科学技術コミュニケーター養成ユニットが、その活動を一冊の本にまとめたもの。科学の本というよりコミュニケーションの本である。数式も化学式も、式と名のつくものは一切出てこないので、「式」
ポータルサイトgooを運営するNTTレゾナントと慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構は2月5日、共同で行った大学講義のインターネット公開についてのネット調査の結果を発表した。多くの人が講義のWebサイトでの公開を歓迎し、特に「情報科学」「経済学」など実用的な講義をネットで見たいという声が多かった。 調査はインターネット・アンケートサービス「gooリサーチ」で実施。有効回答数は1000だった。 現在、国内では15の大学が講義をインターネットで公開しているが、「大学の講義内容が見られるWebサイトを利用したいか」との質問に対して、回答者の23.3%が「非常に利用したい」と回答。「利用したい」という答えも60.6%あり、計83.9%の回答者がネットで公開された講義を見たいと考えている。 ネットで見たい講座は「情報科学」と「経済学」がそれぞれ33.3%でトップ。「経営学・マーケティ
アインシュタインの相対性理論は世界で最も有名な理論の一つだろう。ところが身の回りの世界はニュートン力学で間に合ってしまうことが多く、日常生活で相対論効果を意識することはない。理系ならば大学の一般教養課程で特殊相対性理論と一般相対性理論は学ぶことになるが、多くの人にとって「なにやら難しい物理の法則」という理解レベルであると思われる。かくいう筆者も似たようなモノだ。 ところが、日常的に多くの人が利用しているモノの中に一般相対性理論を利用しているモノがある。慣性系における特殊相対性理論だけではなく、それを一般化した一般相対性理論も利用されていると言えば、意外に思う人もいるだろう。 それは一体何かと言えば、GPS(Global Positioning System)だ。昔はカーナビにおける利用が主だったが、最近では携帯電話への搭載が進んでいる。総務省は、今年4月から、携帯電話からの緊急通報で現在位
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