どうしても、我々Z世代とか、若い世代のことが理解できないので、何かしらZ世代に新しい傾向があると、それが全体にあるものだと思い込みがちですし、「〇〇離れ」という記事を見てしまうと、そうなんだ、とつい思い込みがちですよね。 ただ、今回の日経クロストレンドの特集によると、実はデータの分析の仕方とか切り口で全く違う傾向が見えてくることは少なくないんだとか。 例えば、「若者の海外旅行離れ」とか良く言いますが、その手の報道は若い世代の旅行の実数値を見て報道されていることが多く、人口比率で考えると「1996年は24%なのに対して2015年は20%と微減レベル。さらに、1980年代のバブル期は15%前後であることを考えれば、2015年の方が若者は海外旅行に積極的であった」といえてしまうんだとか。 別の記事で海外旅行のアンケートも取られてますが、実は全世代そんなに海外旅行を行く比率は変わらない模様です。