新型コロナウイルスの変異株が国内で猛威を振るう中、茨城県日立市のスナックで変異株のクラスター(感染者集団)が発生した。変異株は英国株とみられ、感染者は客と従業員で21人に上る。スナックの経営者の男性(52)は、十分に感染対策をしていたと説明するが、「変異株は怖い。その場にいた人にあっという間に広がった」と振り返る。 (保坂千裕) 新型コロナウイルスの変異株 ウイルスは人の細胞に入り込み、遺伝物質のRNAをコピーさせて増殖する際、一定の割合でコピーミスを起こす。このミスによる変化で変異株が生まれる。国立感染症研究所などによると、英国、南アフリカ、ブラジル由来の3種類は従来株の1.3~1.7倍の感染力がある可能性がある。
![「変異株は怖い…その場の人たちにあっという間に」 クラスター発生のスナック経営者が猛威語る 茨城・日立市:東京新聞 TOKYO Web](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3801a10adbe2e9571b31c6876b138e7ec906fb4c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fstatic.tokyo-np.co.jp%2Fimage%2Farticle%2Fsize1%2Ff%2Fc%2Fb%2F2%2Ffcb2bf0a5f85e5dca76ac9122fc264d5_1.jpg)