スワヒリ語(スワヒリご、Kiswahili)は、ニジェール・コンゴ語族のベヌエ・コンゴ語群(英語版)のバントゥー語群 に属す、アフリカ東岸部で国を越えて広く使われている言語。ケニア、タンザニア、ウガンダ、ルワンダでは公用語となっている。 スワヒリ語自体では、「〜語」を意味する接頭辞ki-[注釈 1]を付けてKiswahili(キスワヒリ)という。なおWaswahiliはスワヒリ語圏の人々を、Uswahiliはスワヒリの人々の文化を指す。 もともとスワヒリ語はアラビア文字で書かれていたが、19世紀末以後宣教団によってラテン文字の記述法が開発され、主流となった。この文章はローマ・カトリックの主の祈りである。最上部にスワヒリ語でBaba Yetu(ババ・イェトゥ、我らの父)との表記がある[1] スワヒリ語は東アフリカ沿岸地域の多くの民族の母語となっているバントゥー諸語の一つである。 数世紀にわた