2018年3月23日をもって、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会特任理事、一般社団法人ジャパンエスアール理事を辞任いたしました。 この職に就いてからわずか11カ月での辞任となります。残念ながらこの決断をせざるをえなかった背景について、説明いたします。 大前提として、私はどのような経緯でラグビー界に属したのか? それは「依頼を受けたから」です。 しかし、いざ内部の人間になってからも、ラグビー協会は私に何かを託して、任せてくれることがなかった。実行の権限とそれに伴う責任を託してもらえないか、と何度も打診してきましたが、実現されませんでした。 会議の場などで、様々な意見の提案もしました。しかし、それがまったく違う結果となり、かたちにならない。意見するだけの立場について、限界を感じることが幾度もありました。 特任理事に招聘されたのみで、行動が許されず、意見さえ取り入れられることがなかった。W