「日本一もったいないをなくす会社」を目指すバイオマスレジン南魚沼。お米から作るプラスチックという挑戦 2020.07.08 読了時間:約 6 分 This article can be read in 6 minutes ブームやトレンドは周期的に訪れるというが、環境問題に対する社会意識の高まりもまた同じ。15年近くひとつのテーマを研究し続け、米穀や廃棄される食料品などからバイオマスプラスチックを開発する株式会社バイオマスレジン南魚沼代表取締役の神谷氏はそうした波に翻弄されながらも、一貫して研究開発に取り組んできた。その道のりはまさに粒々辛苦。しかし近年SDGsの提言とともに、世界規模で環境問題に焦点が当てられ、市場の潮目が変わってきた。その流れを受け再生可能資源を有効活用し、同時に日本の農業をも真剣に考える神谷氏の事業が再注目されている。今回はR&D、製造業、環境問題、社会問題、地域問題