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ブックマーク / hon.bunshun.jp (10)

  • 買った本が特別な1冊になるさわや書店フェザン店の熱い店頭 | 文春オンライン

    週末の旅は屋さん、せっかく岩手まで来たのだから(前回 陸前高田 伊東文具店)、足を伸ばして盛岡、さわや書店フェザン店を訪ねた。 盛岡市は岩手県の県庁所在地、行政、ビジネスにおける東北地方の中核的都市のひとつだが、旧城下町の風情ある街並み、ゆったりした北上川の流れと雄大な岩手山の風景が印象的で、伝統芸能や文化も魅力的な街だ。好き、屋好きにとっては、石川啄木や宮沢賢治の旧跡もあり、地元商店街の歴史ある屋さんから郊外の新進大手チェーンまでそろった、たまらないの街でもある。 川の街盛岡を代表する風景。開運橋から岩手山を望む。 中でも、盛岡駅ビルのフェザン1階に出店するさわや書店フェザン店は、駅を日常的に利用する学生や買い物客、出張のサラリーマンに愛用される地元の屋であると同時に、そのユニークな、熱のこもった売り場で屋好きなら一度は行ってみたい屋のひとつである。 さわや書店フェザン

    買った本が特別な1冊になるさわや書店フェザン店の熱い店頭 | 文春オンライン
  • 三浦瑠麗「日本に平和のための徴兵制を」 | 文春オンライン

    三浦瑠麗氏 集団的自衛権の行使容認は、戦後安全保障のコンセンサスから一歩踏み出した転機であった。リベラル陣営は日を「戦争ができる国」にしようとしているとして安倍政権を非難する。反対論の多くは、国民の意思とは別に法律家の解釈を守ることで政府の手を縛り、結果的に平和を達成するという発想に基づいている。だが、実際の軍事介入の判断は民主主義のプロセスを通じて行われるのだから、民主主義を否定する形での平和論は脆弱なばかりか民主主義を弱くする危険をも秘めている。そろそろ日にも民主主義が平和に資する判断を導くための議論が必要なのではないだろうか。 翻(ひるがえ)って現代の米欧世界では、安全保障論議を巡る構造はまるで違う。そこでは、人道や民主主義の理想に基づいて積極的介入主義を取るリベラルなタカ派と、伝統的な安全保障観を有し介入に懐疑的な保守派が対峙している。そこで行われている主要な戦争は、二〇〇三年

    三浦瑠麗「日本に平和のための徴兵制を」 | 文春オンライン
    taskapremium
    taskapremium 2015/09/26
    三浦瑠麗 この人最近出てきてるけど、誰の押しがあるのか。なんかの論文で有名になったのか。
  • 芥川はおそらく僕みたいな髪型のやつ嫌いやと思うんです<br />又吉直樹さん 芥川賞受賞会見全文 | ニュース - 文藝春秋BOOKS

    7月16日、第153回芥川賞に又吉直樹さんの「火花」(「文學界」2月号)が選ばれました。受賞決定直後に行なわれた記者会見での模様をお伝えします。 又吉直樹さんのテレビ局の囲み取材全文の模様はこちら>> 1980年大阪府寝屋川市生まれ。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑い芸人。コンビ「ピース」として活動中。著書に『第2図書係補佐』『東京百景』、せきしろとの共著に『カキフライが無いなら来なかった』『まさかジープで来るとは』、田中象雨との共著に『新・四字熟語』がある。──最初にひとことお願いします。 又吉 すごくびっくりしたんですが、とにかくうれしいです。ありがとうございます。 ──受賞おめでとうございます。 又吉 ありがとうございます。 ──まず1つは又吉さんが敬愛してやまない太宰治先生がほしくてしかたがなかった芥川賞を受賞されたことに対してどう思いますか? もう1つは芥川賞を受

    芥川はおそらく僕みたいな髪型のやつ嫌いやと思うんです<br />又吉直樹さん 芥川賞受賞会見全文 | ニュース - 文藝春秋BOOKS
  • 佐藤 優セレクション『文藝春秋 戦後70周年新書フェア』 昭和史はインテリジェンスの宝庫だ! | 特設サイト - 文藝春秋BOOKS

    『徹底検証 日清・日露戦争』 半藤・秦・松他 『韓国併合への道 完全版』 呉 善花 『第一次世界大戦はなぜ始まったのか』 別宮暖朗 『韓国人の歴史観』 黒田勝弘 『昭和陸海軍の失敗』 半藤・秦・平間・保阪他 『対談 昭和史発掘』 松清張 『昭和史の論点』 坂多加雄・秦 郁彦・半藤一利・保阪正康 『高橋是清と井上準之助』 鈴木 隆 『誰か「戦前」を知らないか』 山夏彦 『昭和の名将と愚将』 半藤一利・保阪正康 『元老 西園寺公望』 伊藤之雄 『永田鉄山 昭和陸軍「運命の男」』 早坂 隆 『「南京事件」の探究』 北村 稔 『松井石根と南京事件の真実』 早坂 隆 『あの戦争になぜ負けたのか』 半藤・保阪他 『零戦と戦艦大和』 半藤・秦他 『ハル・ノートを書いた男』 須藤眞志 『帝国海軍の勝利と滅亡』 別宮暖朗 『指揮官の決断』 早坂 隆 『十七歳の硫黄島』 秋草鶴次 『特攻とは何か』 森

    佐藤 優セレクション『文藝春秋 戦後70周年新書フェア』 昭和史はインテリジェンスの宝庫だ! | 特設サイト - 文藝春秋BOOKS
  • 20年に1度の傑作、えらいうれしいですね 東山彰良さん 直木賞受賞会見全文 |ニュース|本の話WEB

    7月16日、第153回直木賞に東山彰良さんの『流(りゅう)』(講談社)が選ばれました。受賞決定直後に行なわれた記者会見の模様を書き起こしでお伝えします。 1968年台湾台北市生まれ。 2002年「タード・オン・ザ・ラン」で第1回「このミステリーがすごい!」大賞銀賞・読者賞を受賞。翌年、作品を改題した『逃亡作法 TURD ON THE RUN』でデビュー。 ――直木賞受賞、おめでとうございます。ひとことご感想をお願いします。 東山 このたび直木賞を受賞することができまして、当にうれしく思っています。今日はよろしくお願いします。 ――今回の小説、東山さんにとっては、初めて格的に家族を描くことに向き合った小説だと思います。今回、家族を書くことを決断した理由はなんですか。あと、東山さんにとって家族とはどういう存在でしょうか。 東山 もともとはデビューした当初から、祖父の物語を書こうと思ってい

    20年に1度の傑作、えらいうれしいですね 東山彰良さん 直木賞受賞会見全文 |ニュース|本の話WEB
  • 今日は僕が一番ちゃんとせなと思ってました。<br />又吉直樹さん テレビ局の囲み取材全文<br /> | ニュース - 文藝春秋BOOKS

    2015.07.17 ニュース 今日は僕が一番ちゃんとせなと思ってました。 又吉直樹さん テレビ局の囲み取材全文 7月16日、第153回芥川賞に又吉直樹さんの「火花」と羽田圭介さんの「スクラップ・アンド・ビルド」が選ばれました。受賞決定直後に行なわれたテレビ局の囲み取材の模様を、書き起こしでお伝えします。 又吉直樹さんの芥川賞受賞会見の模様はこちら>> ──中学生のときに文学に出会った又吉さん、書き始めた時の又吉さん、そして今のご自身に言いたいことは? 又吉 文学を読み始めたのは教科書に載ってる芥川の「トロッコ」とかだったので、うらやましいですね。そこからなんぼでも読めるんで、どんどん読んだ方がええよという感じですよね。書き始めた時はどうでしょうね、まあまあ好きなように書いて、みたいな感じですかね。今は当に驚いてますね。よく状況がわかっていないみたいな感じですね。 ──文学の神様っている

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  • 大世界史2015「イスラム国」指導者の歴史観 | 文春オンライン

    大世界史2015「イスラム国」指導者の歴史観 フセイン、カダフィ、バグダディ……。演説から指導者の世界観を探る 現在、イスラム国の勃興を軸に中東情勢が激しく動いている。事件が起こるたびにマスメディアで専門家によって様々な解説がなされる。しかし、どんな解説を聞かされても、ほとんどの日人は、あまりピンと来ないだろう。中東の指導者や民衆が行動するときに参照する、あるいは無意識に影響される歴史観を共有していないからだ。 ある国が潜在的に持っている歴史観をわかりやすい形で民衆に示すのは指導者の役割である。それによって、民衆は自分たちが現在、歴史のどこに位置しているのか確認でき、将来の方向性が見通せる。だから、指導者の演説に耳を傾けることは、ある国の歴史観を知る入口であり、近道である。 しかし、日のメディアは、中東の指導者の肉声をほとんど伝えない。イスラム国の指導者バグダディはおろか、四年以上も内

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  • 筒井康隆、佐藤優、西加奈子、千原ジュニア、中森明夫、糸井重里<br />純文学デビュー作に寄せられた賞賛の声 『火花』 (又吉直樹 著) | 書評 - 文藝春秋BOOKS

    2015.03.27 書評 筒井康隆、佐藤優、西加奈子、千原ジュニア、中森明夫、糸井重里 純文学デビュー作に寄せられた賞賛の声 『火花』 (又吉直樹 著) これは太宰を継承しながらもより現代的な「お笑い」という主題を内部から照射した格的な文学である。 ──筒井康隆 「火花」は三回読んだ。この小説には十作分のテーマが埋め込まれている。 余韻に満ちた、ある場面も忘れられない。 ──佐藤優 阿呆で優しいことは、何より美しいのだと、そしてその美しさを笑える人はひとりもいないのだと、小説が全身全霊で叫んでいました。 ──西加奈子 芸人が書く小説の終止符。 次に書けるのは又吉だけ。 ──千原ジュニア 若手漫才師の主人公と4歳上の師匠と呼ぶ狂気を帯びた芸人とのやり取りがたまらない! 現在の若手お笑い芸人のリアリティーと浮遊感と実存を切ないほどの繊細さで描いている。 文章が素晴らしい。太宰治というより織

    筒井康隆、佐藤優、西加奈子、千原ジュニア、中森明夫、糸井重里<br />純文学デビュー作に寄せられた賞賛の声 『火花』 (又吉直樹 著) | 書評 - 文藝春秋BOOKS
  • 【動画つき】著者インタビュー<br />主人公の徳永は、僕とは違う目線を持っている 『火花』 (又吉直樹 著) | インタビューほか - 文藝春秋BOOKS

    2015.03.09 インタビューほか 【動画つき】著者インタビュー 主人公の徳永は、僕とは違う目線を持っている 「の話」編集部 『火花』 (又吉直樹 著) 『火花』 (又吉直樹 著)──『火花』という小説のテーマというか内容はかなり長い時間をかけて考えられてきたものなのでしょうか? 又吉直樹(以下、又吉):書くと決まってから書き終わるまでに3カ月ぐらいなんですけど、でも僕がいままで見てきた芸人の世界のことなんで、書き始めるまでに蓄えみたいなものはあったと思いますね。 ──何年間も温めてきたものではないんですか? 又吉:芸人の世界を書こうと思ったことは、このタイミングまでなかったですね。 ──物を書くということのキャリアはすごく長い又吉さんですが、230枚のボリュームの小説を書くということは特別な体験だったと思います。特にご苦労されたことはございましたでしょうか? 又吉:なんていうんです

    【動画つき】著者インタビュー<br />主人公の徳永は、僕とは違う目線を持っている 『火花』 (又吉直樹 著) | インタビューほか - 文藝春秋BOOKS
  • 毒のあるユーモア 『中国化する日本 増補版  日中「文明の衝突」一千年史』 (與那覇潤 著) | 書評 - 文藝春秋BOOKS

    私がいま一番注目している日の知識人は與那覇潤氏だ。同氏の博士論文を改稿して上梓した『翻訳の政治学 近代東アジア世界の形成と日琉関係の変容』(岩波書店、2009年)は、沖縄県の成立過程(琉球処分)に関する歴史に残る研究だ。100年後に琉球処分に関する研究論文をまとめる学者も参考文献表にこのを必ず入れることになる。博士論文の結論部で、與那覇氏は、「中国化する世界」という作業仮説を提示している。優れた知識人は、学術論文で難解な術語を駆使し、緻密に展開した議論を、レベルを落とさずにわかりやすく言い換えることができる。『中国化する日』は、最先端の歴史研究の成果を踏まえた上で、グローバリゼーションとどう対峙すべきかというきわめて実践的な問題を扱っている。與那覇氏は、グローバリゼーションの起源は中国の宋朝のときに成立したと考える。 〈宋朝時代の中国では、世界で最初に(皇帝以外の)身分制や世襲制が撤

    毒のあるユーモア 『中国化する日本 増補版  日中「文明の衝突」一千年史』 (與那覇潤 著) | 書評 - 文藝春秋BOOKS
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