カナダで先住民同化政策の寄宿学校跡地から未成年215人の遺体が発見された問題を受け、同国の先住民団体は5月31日、こうした犠牲者の集団墓地がほかにもないか全国で捜索するよう、政府に要求した。 先住民支援団体「ファースト・ネイションズ連合」のペリー・ベルガルド会長は声明で、遺族には「真相を知る権利と、癒される機会があるべきだ」と述べた。
![カナダの先住民寄宿学校跡で215人の遺体発見 支援団体は「全国的な捜索」要求 - BBCニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6acd12289638643c8f4b254ce4a7fae9a161b12e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fichef.bbci.co.uk%2Fnews%2F1024%2Fbranded_japanese%2F13C26%2Fproduction%2F_118743908_gettyimages-1233173200.jpg)
【ニューヨーク=杉藤貴浩】カナダでかつて先住民の同化政策として政府やカトリック教会が運営した寄宿学校跡で大量の子どもの遺骨や墓が見つかり、国内に動揺が広がっている。今月1日の建国記念日は祝典を中止する都市が続出。各地の教会で不審火やいたずらが多発するなど不穏な動きも出ている。 発端は、5月に西部ブリティッシュコロンビア州の先住民寄宿学校の跡地で記録のない215人の子どもの遺骨が発見されたことだ。調査は地元先住民団体などが地中レーダーを使って実施。公共放送CBCは「中には3歳児のものも含まれていた」とする関係者の話を伝えた。 カナダでは19世紀から1990年代まで、政府とカトリック当局が先住民の子どもを親元から強制的に引き離し、各地の寄宿学校で生活させた。学校は139カ所にも上り、伝統文化や固有言語の伝承を絶つ同化政策を進めた。対象となった子どもは15万人以上で、学校では暴力や性的虐待、病気
ワパト(学名:Sagittaria latifolia)の花。Leemage提供。(c)Leemage/VIARD M/HorizonFeatures 【12月28日 AFP】(訂正)カナダ西部ブリティッシュコロンビア(British Columbia)州で、少なくとも3800年前の根菜が多数発見され、北米大陸の先住民が作物を育てるために「畑」を作っていたことを示す初めての証拠となった。米科学誌「サイエンス・アドバンシズ(Science Advances)」12月号に掲載された論文で明らかになった。 論文を執筆したタンジャ・ホフマン(Tanja Hoffmann)氏とサイモンフレーザー大学(Simon Fraser University)率いる考古学者のチームは、当時の先住民が野生の根菜の収穫量を増やすために湿地帯を手入れし、整地していたと結論付けた。 今回の調査では、先住民ケイツィー(K
「ありがとうカナダ!」オランダが毎年チューリップを贈りつづける理由は…70年前のある出来事だった オランダはカナダに感謝の印として、毎年チューリップの球根を2万株も贈っているそうです。 その理由は70年前に起きた、ある特殊な事情によるものでした。 時は1940年、第二次世界大戦までさかのぼります。 この年オランダはナチス・ドイツによって占領され、ユリアナ王女(1948年に女王に即位)は長女ベアトリクスと次女イレーネを連れてカナダに亡命しました。 当地で三女(マルフリーテ王女)を身ごもったユリアナ王女でしたが、当時の法ではカナダで生まれるとイギリス国籍になり、さらに「皇族はオランダ領で出産しなくてはならない」という決まりがあったことから、マルフリーテ王女の王族資格さえも失いかねない状況に陥っていました。 (1945年に終戦を迎えるとユリアナ王女は本国に戻り、1948年に母ウィルヘルミナ女王か
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