1981年に『月刊漫画ガロ』でデビューを果たした漫画家の根本敬(ねもと たかし/けい)。90年代に発表した『因果鉄道の旅』や『人生解毒波止場』などの、極めてアクの強い市井の人にスポットを当てたアングラなエッセイは、現在でもサブカルのバイブルとして多くのファンに愛されている。 その根本は現在、鉄工所の島として知られる大田区京浜島において、349cm×777cmというピカソのゲルニカサイズの巨大絵画を描くプロジェクト、『根本敬ゲルニカ計画』に取り組んでいる。根本による新しいゲルニカが完成した暁には、その巨大作品を展示して、音楽、映画、アートパフォーマンスなどが体験できる『鉄工島FES』の開催が予定されている。7月14日、原宿にて開かれた『根本敬ゲルニカ計画』と『鉄工島FES』の記者会見の様子をレポートする。 画材アドバイザーとして会田誠を起用オフィシャルサイトでは『根本敬ゲルニカ計画』について