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大塚幸代に関するtaskforce2008のブックマーク (12)

  • 春をさがしに

    秋は「見つける」ものなのに春は「さがす」ものなのは、何でなんだろう。 わかりにくく、さぐりさぐり来るからかもしれない。 「きたか?」「まだこない」「きてない?」「もうきちゃった」「あれ、また寒くなった」みたいな。 ああもうすぐ桜の季節。待ちきれない。 じゃあ春を「さがして」みよう。 ほこりっぽい、「ワーッ」というにおいを探してみよう。

    春をさがしに
  • 0円ショップってなんだ? :: デイリーポータルZ

    ガムテープ文字・佐藤修悦さん取材時、お世話になった古着店「シランプリ」が、商品全部無料という、ナゾの展開をはじめた。 「ユニクロとか安いじゃないですか、シマムラもクオリティ高いし」「中野にある、全品500円の服屋とか、すごいじゃないですか」「だからウチも、要らない服を無料で引き取って、無料で売ろうと思って」「エコっぽく言えば、捨てられる服を救うことになるし」「だって、普通の古着屋やってても、つまんないんスよ」 そんなことを言って、店主・山下陽光さんは、2月上旬から、当に服をタダにしてしまった。 いやなんか、勢いは分かるけど、意味わからん。 そう思いながら、要らない服を持って、シランプリに伺った。 (大塚 幸代) ――キッカケって何なんですか。 「もともと、あんま商売が好きじゃないんですよ。古着屋やってて、友だちが無理して買ってくれたりするんですけど、それがイヤで。利害関係なしで人と仲良く

  • インスタント・ワールズエンド Instant World's end

  • ごめんなさい。感想はもっともっと早く伝えなくちゃ駄目でした。大塚幸代遺稿集『初恋と座間のヒマワリ』 - エキサイトニュース

    今どうしてますかと言われても困るか。僕も途方に暮れています。 追悼文は書かないつもりでした。でも書いてしまった。ツイッターにも書いたしメルマガにも書いた。お名前は出してないけれどウェブ連載にも遠回しに書きました。 今また原稿依頼されて新たに書こうとしています。 通夜と葬儀の連絡をいただいたのが四月一日でした。最初は動揺し、次に四月馬鹿の可能性を考えました。大塚さんのパートナーからの連絡だったからです。大塚さんに共同生活者がいることも知りませんでした。お通夜という名目での結婚披露パーティなんじゃないかと疑いました。 それはちょっと洒落にならないんじゃないかと、会ったら文句を言おうと思いました。でも冗談とかではなかった。 通夜も葬儀も行かないかもしれないと思っていました。そこに行ったら大塚さんがいて、談笑できるなら行くけど、行っても行かなくても大塚さんには会えないのならつまらない。 葬式は生き

    ごめんなさい。感想はもっともっと早く伝えなくちゃ駄目でした。大塚幸代遺稿集『初恋と座間のヒマワリ』 - エキサイトニュース
  • 好きな大塚さんの記事 ~大塚幸代さんの書いた記事から :: デイリーポータルZ

    > 歩くだけで元気になれるなら、もっともっと歩きたい。歩かせてくれ。 この記事、「歩かせてくれ」で終わっているので覚えてます。 ある特定の文章は人の気持ちをざわつかせたり、行動を起こさせたり、念力みたいなことができます。 大塚さんもその力を持ったひとりでした。 ネットの向こうの遠くにいる人を指一触れずに動かす。ほんとに超能力です。 この記事もプツッと終わってて、全然まとまってません。 混乱を混乱のままうけいれて、混乱している自分をそのまま伝えてます。気の利いた言い回しでもないし、むしろ放り出したような書き方なのにひっかかります。 でも、きれいにまとめるなんて嘘くさくてかっこわるいし、このほうが誠実である気がします。 自分でも扱いきれない大物の魚を釣り上げてしまって、ビチビチ動いてるあいだに読者に放り投げてるような感じ。 そんなもの受け取った方だって困るわ、という話です。 なんて語ってしま

  • 王78の都バスに乗って :: デイリーポータルZ

    新宿駅まで来て、携帯電話を忘れたことに気づいた。 バス停にも、バスの中にも時計があるし、困らないからいっか、と諦めた。そもそも私は会社員でもないから、数時間連絡がつかなくても、あまり他人に迷惑をかけることがない。 困るとしたら、急に母が倒れたりした時くらいかな、と思う。とすると、親が他界したら、私に携帯は要らないのかもしれない。 そんなことを考えながら、西口のバスターミナルまで向かう。 そう、今日は前々から乗ってみたかった、都営バス最長距離路線、新宿~王子(王78)に乗るのだ。 私はとくにバスファンじゃない。 でもバスに乗っていると、いつまでもいつまでも、乗っていたい気持ちの時がある。 だから、都バス最長距離の、18.3キロのこのコースに乗れば、満足出来るんじゃないかなあ、と思ったのだ。 「ああ、これからいっぱいバスに乗るぞ!」 と考えたら、いつもの新宿の風景が、変わって見えた。 急に、全

  • ゆるキャラを眺めながら、埼玉B級グルメを… :: デイリーポータルZ

    「絶対、こんな感じになると思った。何、この混み具合。GWなのに、みんな県内から出ないのかしら」 「だってさあ、不況だし…1、200円っていう破格だしさ…」 「だいたいがさあ、何このオペレーションの悪さ。焼きうどん買うのに40分待ちって何なのよ。ビール会社が協賛してるのに、生ビールが売ってないっていう のも意味わかんないわ。ぷんすかぷんすか」 「まあねえ、何でだろうねえ…。場所選びもねえ、もっと広い場所でやれば良かったのにね。突っ込みどころは満載なんだけど、だけどさあ…」 「まあ、埼玉だからね」 「埼玉だもんね…」 がっくりと首をうなだれる、私と友人(2人とも、ばっちり埼玉県出身。埼玉っ子)。 (大塚 幸代) 他県民に言われるとムカつくが、自分ではばんばん、埼玉の悪口を言ってしまう。 これはもう仕方がないことなのかもしれない。 だって埼玉には、何もない。 海もない。温泉地もない。世界遺産も

  • 川越裏名物「発狂くん」を紹介します :: デイリーポータルZ

    私が青春時代を過ごした街、埼玉県・川越市。昨年、当サイトでも特集記事を書きましたが、今回はテレビや雑誌では紹介されない、裏名物をご紹介します。 その名も「発狂くん」。 もう名前からしてアウトです。 しかしこの発狂くん、トウガラシをまぶしてある辛いせんべい、といういたってシンプルな、「べると狂っちゃうかもー!」という直球ネーミングのべ物なのです。 川越にはずーっと前から普通にあるので、見慣れてしまっていて、別に変な名前だとも思わず、べてみたこともなかったのですが、しかし……やっぱコレべておくべきじゃないかな? と思い直しまして、このお正月に帰郷した際、トライしてみようと決心したのです。 「……で、発狂くん買いたいんだけど、あれ美味しいの?」 と実兄(川越在住)にきいてみたところ、 「……いいか、あれは翌日のトイレがつらいんだぞ」 と、しょうもないアドバイスをいただいたりもしました。

  • 雑木林コーミング :: デイリーポータルZ

    海の、砂浜で流れ着いたものを見つけるのは「ビーチコーミング」という。 一見ゴミにしか見えないものでも、眺めるとハングル文字の入っていたりして、遠くからやって来たんだなあ、とロマンにひたれる。 では陸でコーミングをやってみたらどうだろう。 私はこの正月、実家の近所の雑木林までチャリを走らせて、落ちているものを撮影した。 ひとっこひとりいない雑木林は……正直、こわかった。 さて成果は? (text by 大塚幸代) 大塚:というわけで、雑木林に行ってみたんですけど……今回はコーミングに造詣の深い、ニフティの林さんと一緒に、写真を見ていこうと思います。 林:どうも、落ちてるものに詳しい林です。 大塚:ええと、まず説明しますと、今回コーミングした雑木林は、東京から電車で1時間の、北関東のある市ですね。というか、私の実家のほうなんですけど……。これは駅前から、チャリで15分くらい離れたところですね

  • 青くする実験 :: デイリーポータルZ

    変わった色のべ物に、どうしても魅かれる。 ピンクのウエハースのパン、パフェにかかった色とりどりのスプレーチョコレート、縁日の真っ赤なリンゴ飴、蛍光色のチョコバナナ……。 「ああいうのべると身体に悪いのっ」 子供の頃、母はそう言って買ってくれなかった。許されたのは、ソーメンの中に混ざった、ピンクと緑の麺をべることだけ。 赤いソーセージもピンクのでんぶも買ってくれなかった。幼稚園当時の私は、茶色と黒の地味な弁当箱を見つめては、ため息をついていた。 子供の頃に抑圧されたものは、大人になって反動が出る。 「そうだ、ごはんをカラフルにしてみよう。せっかくだから、普段いちばんべない色にしてみよう。……青かな?」 私は用色素を買いに出かけた。 べ物の色を変えると、気持ちはどのように変化するんだろう? (text by 大塚幸代) 用色素ゲット 色素は東急ハンズの製菓材料売り場にあっさりあっ

  • 東京の看板が、白かった :: デイリーポータルZ

    地元から東京に引っ越して、10年ほどになる。雑踏の中を、ぼやぼや歩くのが好きだ。でもこんな風景を見るのは、初めてだと思う。 東口、出てすぐ左を向くと見えるビル群。気温を表す電光掲示板以外、稼働していない…。 看板は広告が入っていないらしく、真っ白だ。 都内の一等地がこんなことになってるとは。 いつも歩いているのに、全然気がつかなかった。 ひょっとして、もしかして、他の場所も…?

  • 阿佐ヶ谷たいやき戦争勃発!? :: デイリーポータルZ

    「最近どうですかあ」 「最近? あのね、近所がたいやき屋だらけになりましたよ」 「…へ?」 某バーのマスターと話してたら、そんな話題になった。 なんでも阿佐ヶ谷には最近、6店舗ものたいやき屋が営業中だという。 「なんでまたそんな大量に。確かにたいやきは流行ってるけど、どうして阿佐ヶ谷に集中しちゃってるんですかねえ」 「なんでですかねえ。うちの奥さんが買ってくるので、べてはみるんだけど…」 「味、どうですか? 違いがありますか?」 「うーん、そんなに甘いもの好きじゃないんで、よく分からないですねえ」 「えー」 「機会があったら、べてみるといいですよ」 マスターはメモ帳をやぶって、大雑把な「たいやき屋マップ」を書いてくれた。 で、せっかくなので、中央線・阿佐ヶ谷駅に出かけてみたわけです…。 (大塚 幸代) まずは駅ビル「ダイヤ街」の中にある、「横浜くりこ庵」に行ってみました。 神奈川・東京

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