はじめに アプリケーションをさまざまなロケール(言語や地域)で利用できるようにすることを「国際化」と言います。国際化されたアプリケーションを、実際に特定の言語や地域で利用できるようにすることを「地域化」と言います。 国際化・地域化の対象は、大きく分けて次の2つです。 日時や通貨・数値 メッセージ文字列 日時や通貨・数値については、『I18Nv2による日時と通貨・数値の表記国際化』で解説しました。 本稿ではメッセージ文字列を扱います。ここで紹介する手法を取り入れたウェブアプリケーションは、クライアントのロケールにあった形式でメッセージ文字列を表示することができます。たとえば、ブラウザの言語を英語にしてアクセスすると「Hello Taro YABUKI!」、日本語にしてアクセスすると「こんにちは、Taro YABUKI。」と表示するようなウェブアプリケーションを作ります。 必要な環境 XAMP
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