三陸鉄道(望月正彦社長)は25日、人気児童書シリーズ「かいけつゾロリ」をテーマにした企画列車を7月27日から運行すると発表した。宮古駅から小本駅(岩泉町)まで専用車両を1日1往復させ、子どもたちに夢と冒険を提供する。 企画列車は「かいけつゾロリ さんてつとドラゴンのひみつ」と題し、原作者の原ゆたかさんが全面協力。主人公ゾロリを車両にラッピングするほか、関連映像も流す。 白石食品工業(盛岡市)が7月1日に東北で発売する「かいけつゾロリのおいし~いパン」とも連携。おいしさの秘密を探るため、小本駅で下車し町内をバスで巡った後、宮古駅に戻る。 運行は土日祝日を中心に9月末まで計30日間。宮古駅に午前11時20分に集合し、午後4時に解散する。大人も乗車できる。料金や申し込みの詳細は7月12日に発表する。 【写真=夏休み期間に運行される「かいけつゾロリ」の企画列車のイメージ】