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仕事とちきりんに関するtatatayouのブックマーク (17)

  • キャリアのVSOP - Chikirinの日記

    誰に聞いたか、何で読んだのか、覚えてないのですが、ずっと昔に聞いて「なるほどその通りかも。おもしろい!」と思ったのが「キャリアのVSOP」という話。 VSOPはブランデーの等級を表す言葉ですが、それにひっかけ、各年代でどうキャリアを積んでいくべきか、アドバイスする話です。 <V:20代はバラエティ> 20代で大事なことは、とにかく多彩な経験を積むこと。 自分が何に向いているか、やってみないとわからない。 あまり頑なに「自分はこれが向いているはず」と思い込み、それ以外のコトは見ない、触れない、みたいな生活をしないこと。 小さい頃から憧れてた職業に就くこと以外なにも試さない人がいるけど、世間をまったく知らない子供の頃の夢に固執しすぎるのもどうかと思う。 それは天職かもしれないが、単なる子供っぽい思い込みかも知れないのだから。 20代にあれこれやってみるのは、決してリスクなんかじゃない。 多彩な

    キャリアのVSOP - Chikirinの日記
  • エンジニア人生のリアル - Chikirinの日記

    セブ島のビーチで読んだ『世界で勝負する仕事術』〜最先端ITに挑むエンジニアの激走記〜がおもしろかった。 著者の竹内健氏は、1967年生まれ、東大工学部から「誰もやっていないことをやりたい」と研究者を目指して修士課程に進学。 「企業への就職など考えてもいなかった」のに、東芝の企業訪問に誘われ、ちょっと行ってみたら舛岡富士雄氏の熱いトークに感激し、一転、就職することを決めます。 しかし「入社したら話が全然違った!」、理想と現実はかけ離れており、入社後は延々と誰でもできる単純作業をやらされるはめに・・。 ・・超ありがちな話ですね。 少々優秀でも、学生なんて社会人の熱い言葉にはコロッとだまされるし感動するし、志高く入社してみたらすべてが嘘ばっかりだし。今でも竹内氏と同じ思いをしている学生さんは、毎年 3000人くらい、いそうです。 その後、氏は「執念で雑用からはい上がる」と決め、「突然の研究所閉鎖

    エンジニア人生のリアル - Chikirinの日記
  • 間欠泉的キャリアの薦め - Chikirinの日記

    10日間ほどセブ島の英語学校に滞在していました。日から来ている生徒さんは、春休み中の大学生と、30代、40代の社会人が半々程度。 そのうち社会人の方と話していて「なるほど!」と思ったのは、その多くが転職の合間の留学であり、かつ、次の仕事を見つけることにほとんど不安のない人たちだと気づいた時でした。 今の日で、退職して語学留学するなどインターバルをあけても再就職に困らないのは、どんな職業でしょう? ひとつは、医療・介護系です。看護士や薬剤師はもちろん、介護士、保健士、医療関係の技師、理学療法士、言語聴覚士などのリハビリエキスパート。この分野は圧倒的な需給ギャップがあり、どこもかしこも常に求人がかかっています。 なので、いったん会社を辞めてブランクをつくっても、次の仕事には困らない。海外英語を勉強しにいったり、旅行をしたり、リフレッシュしてから次の仕事転職する、ということが可能になるの

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  • 解雇するスキル - Chikirinの日記

    には「解雇規制」という判例法があり、大企業はこれをしっかりと守っています。公務員や準公務員も、原則として解雇されることはありません。 反対から見ると、日の大企業や公務員組織の管理職は、「能力のない部下をクビにする」という職務を経験したことがない、ということです。 大企業がやったことのある解雇とは、「みんなで渡れば怖くない」方式の解雇ばかりです。たとえば工場を閉めるので全員解雇とか、業績が非常に悪いので一定年令以上に早期退職を募集する、などですね。 この場合、人事部スタッフは早期退職を促すための個別面談を行ったり、(ひどい会社になると)仕事を取り上げて電話もない部屋に対象者を幽閉し、退職を促すこともあると報道されます。しかしいずれの場合も、解雇理由は「会社の業績がどうしようもないから」であって、「会社は儲かっていますが、あなたの能力が足りないから」ではありません。 また、このタイプの解

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  • どの常識の世界で生きるか - Chikirinの日記

    以前、知り合いの起業家から聞いた話がとても印象深く、記憶に残っています。 彼は若い頃から起業を志しており、その思いはブレることなく 20代で起業、今も順調に会社を育てています。今は IPOも実現し、上場企業の社長になっています。 この会社、最近は海外展開も始めているのですが、そのきっかけとなったのが、「海外起業家との交流」だったそうです。 彼が初めてアジアの起業家が集まるカンファレンスに出席した時、交流会での起業家間の会話において、 最初の質問は常に「あなたの会社のビジネスモデルは?」というもの、 そして、二番目の質問が「で、その事業は何カ国で展開してるの?」だったというのです。 彼が最初の質問に答えて自分の事業の説明をすると、みんな「おー、それはユニークなビジネスモデルだ。おもしろいね!」と言ってくれる。 ところが二番目の質問に彼が「今は日だけでやってる」と答えると、みんなが「へっ!

    どの常識の世界で生きるか - Chikirinの日記
  • 退職決断のための「黄金基準」はこれだ! - Chikirinの日記

    『自分のアタマで考えよう』の第五章「判断基準はシンプルが一番」の中に、 「ものごとが決められないのは選択肢が多いからじゃなく、選択基準が多すぎるからです!」という話を書いています。 自分のアタマで考えようposted with amazlet at 15.11.10ちきりん ダイヤモンド社 売り上げランキング: 2,304 Amazon.co.jpで詳細を見る → Kindle 版 → 楽天ブックス 上記のでは婚活女子の例で説明した「2×2の表」ですが、これって他の判断にもスゴク便利に使えます。 たとえば、会社を辞めようかどうか迷って迷って迷ってなかなか決められない人。決められない理由は判断基準が多すぎるからです。 「経済的にはどうなる?」「次の仕事がより楽しいとは限らないよね?」「今の職場でももっとやりようがあるかも?」「今がベストのタイミングなの? もしかして来年の方がいい?」などな

    退職決断のための「黄金基準」はこれだ! - Chikirinの日記
  • リピートがすべて - Chikirinの日記

    最近ホテルはもちろん、レストランでも「お客様の声をお聞かせください」という紙をよく見ます。いわゆる「顧客満足度アンケート」ですね。 ちきりんがこれ系のアンケートを見ていつも思うのは、まず最初に聞くべきは 「このサービス(施設、商品など)を利用されるのは何度目ですか?」 「次回も(or○年以内に)このサービス(施設、商品など)をもう一度利用しようと思いますか?」 という質問だと思うのだけど、案外見ないもんです。 2番目の問いはたまに載ってるのもあるけど、大半のアンケートは機能やサービス、価格など様々な項目について「とても満足した」から「とても不満」までの5段階で評価しろという形式が多く、最後に「総合点では?」と聞かれます。 確かに個別の機能やサービス項目ごとに満足度を聞けば、結果が出たとき「何を改善すればいいか」が明確になるので、アンケートの作り方として悪くはないと思います。 けれど、実際に

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  • ギリギリまで「まとめに入らない」能力 - Chikirinの日記

    会社で働いていた頃、「この人、すごいっ!」と思う人にたくさん出会いました。 中でも私が一番感心したのは、「超ギリギリのタイミングまで、まとめに入らない人たち」です。 なんでもそうですが、何かを作り上げる時には「作る」+「整える」という二段階の作業が必要です。 最初の「作る」は「中心的な価値」を生み出す作業で、 後半の「整える」は、生み出した価値をお客様に説明しやすく&売りやすくするため、細部や体裁を整え、きれいにパッケージする、みたいな作業です。 この「作る」から「整える」に移行するタイミングを「まとめに入る」と呼びます。 たとえば 10日後に締め切りの企画書があるとしましょう。 このとき、デキる人は最初の 9日間は「まとめ」についていっさい意識せず、思考をどんどん発散させて、考えることに集中します。 一方、6日目くらいからは「まとめ」を意識して「落としどころ」を探りに入る人もいます。これ

    ギリギリまで「まとめに入らない」能力 - Chikirinの日記
  • 会社辞めて1年をQ&A形式で振り返る - Chikirinの日記

    ちきりんが会社員を辞めて約一年たちました。“振り返りエントリ”を書くべきかしらと思いつつ、何書けばいいのかわからなかったので、ツイッターで質問を募集してみました。 そしたら、たくさん質問をいただいたので、以下それに答えることにします。 関西に生まれ育ったことは私の誇りです。“おちゃらけ”なのも「笑かしてナンボ」の世界で育ったからです。でも、住む場所としては圧倒的に東京が好きです。東京の多様性は関西を含め他都市とは比べ物になりません。 (1) 十年以上 (2) 「働かない生活」をやってみたかったから。 (3) 貯蓄+執筆活動の対価(広告含む) 「辞めた直後」&「今」で比べれば、あまり変わりません。 日々のワクワクはあまり変わらない、というか、どっちもそんなにありません。ワクワクするのは旅行など非日常の時が多いです。その意味では今のほうがその機会は多いです。 よかったこと=圧倒的な自由度を得た

    会社辞めて1年をQ&A形式で振り返る - Chikirinの日記
  • 2011-09-27

    欧米(特にアメリカ)の入学試験や、外資系企業の面接で常に聞かれるのが、「あなたのリーダーシップ体験について話してください」という質問です。 大学の入試エッセイでも書かされるし、大学や企業の面接では、過去にどんな場面でどうリーダーシップを発揮したか、事細かに聞かれます。 もちろん入社してからも、リーダーシップは主要な評価項目のひとつとなっています。 ところが日ではリーダーシップについて問われる機会はごく限定的。中には「今まで、一度も問われたことがない」という人さえいます。 なので、その概念自体あまりよく理解されていません。 たとえば私が日人からよく受ける質問は、「欧米ではなぜ全員にリーダーシップを求めるのか?」というものです。 質問の意図は、「リーダーシップという、組織を率いるごく少数のトップ人材だけが持っていればいいものを、なぜ欧米の大学や企業は全員に求めるのか?」とか、 「 10人の

    2011-09-27
  • 未完の「能力リスト」 - Chikirinの日記

    「頭がいい」「あの人はデキる!」とか、「あいつは能力が高い or 低い」などと言いますが、こういう言葉って具体性がないですよね。 なので、具体的な能力をリストにまとめてみました。 書きかけなので、適宜、付け足したり変更していきます。ずっと作りかけかもです。 <理解系能力> ・理解力 (概念や関係性を把握する力と、その理解の早さ=瞬発力) ・読解力 (書き手の込めた行間を読み取る能力) ・数的処理能力 ・思考体力 (長時間、考えても頭が疲れず、考え続けられるアタマの体力) <記憶系能力> ・短期記憶容量 (例:ちらっと見ただけの数字の羅列や英単語を、すぐにそらんじられる) ・長期記憶容量 (例:読んだの内容、電話番号や人の名前、タレントの名前やプロフィールを大量に記憶してる) ・超長期記憶容量 (例:子供の頃の記憶や、何年も前の事の内容を鮮明に再現できる) <メタ認知系能力> ・洞察力 

    未完の「能力リスト」 - Chikirinの日記
  • 将来有望な若者の将来価値を毀損する、大きなワナ - Chikirinの日記

    最近、若くして起業していたり、小さいけど伸び盛りの会社で働いている若い人から、日の大企業について「驚いた」「あんぐりした」的な話を続けて聞きました。 たとえば「なにかコラボできるんじゃないか」と先方から言われたので話を聞きにいくと、最後には「まあ、半年くらいかけてじっくり検討していきましょう」と言われてのけぞったとか、 向こうから呼び出しておきながら「うちと取引したい会社は五万とある」とエバリくさってるのはどういうコトなんでしょう? と。 そういう話を聞いて「まっ、日の大企業ってのはそんなもんなのよ」と説明しながら、内心では「なんか既視感ある会話だなー」と思ってたんです。 よく考えたらコレ、欧米企業に勤める海外のビジネスパーソンが(昔)言ってたのと同じなんです。 ちきりんが通ったカリフォルニアの大学院の同級生は、半導体やらITやらシリコンバレーの会社に職を得たり、東海岸で金融やコンサル

    将来有望な若者の将来価値を毀損する、大きなワナ - Chikirinの日記
  • とある講演会の感想 - Chikirinの日記

    この前とある講演会を聞きにいって、「人生がヒマだとロクなことにならない」、「人生に必要なのは希望とコミュニケーションのふたつ。これがないと厳しいってことだ」と思った。 よく「お金がないから老後が不安」とか言ってる人がいるが、そうじゃないと思う。お金なんかよりコミュニケーションの方がよほど人を救う。忙しければ人は不幸を感じるヒマがない。 時々、“40才近いひきこもりの息子を、70才近い母親が保険の外交や清掃業務に従事して支えている”みたいな話を聞くけど、あれって母親の方も“自立していない息子”のおかげで救われている。毎日やることがあってヒマにならないし、「自分がいないとダメだ」と思える相手がいて、グチや叱責も含めてコミュニケーションが生まれる。 子供が独立し、結婚して孫もできたけど、仕事海外にいてほとんど帰ってこない。母の日と正月など年2回電話があるだけ(花は届くけど)、という状態で毎日一

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  • チャンスはいきなりやってくる - Chikirinの日記

    今は世界でも評判の高い日車ですが、日車が世界で売れ始めたのは 1970年代の“オイルショック”がきっかけです。 オイルショック前には日車なんて、おもちゃみたいなモンだと思われてた。 ところが石油がいきなり高騰したため、車無しでは生活できないアメリカ人の多くが、燃費の悪いアメ車を “緊急避難的に” 手放し、日車に買い換えたんです。 そして「石油が高いから仕方なく買い換えた日車」が、「実は品質もアメリカ製より優れてるじゃん!」と気がついた。 オイルショックがなければ、日車が世界で売れ始めるタイミングはもっとずっと遅かったでしょう。 とはいえ、「オイルショックがあったから日車が今の地位を築いた」のではありません。 オイルショックは“突然訪れたチャンス”ではあったけど、それによって消費者に「たとえ石油が安くなっても、日車のほうがいいかも!」と思わせたのは、日車の実力です。 もし「

    チャンスはいきなりやってくる - Chikirinの日記
  • 「イクメン」どころの騒ぎじゃない時代が来ます - Chikirinの日記

    日経新聞を読んでいると、企業が海外シフトを加速する様子が手に取るようにわかります。 それに伴い、10年後に結婚する世代(今の高校生か大学生あたり)からは、結婚や働き方のスタイルも大きく変わるでしょう。 日の消費市場は急速に縮小するため、今後も企業は仕事、そして雇用をどんどん海外に移します。 前に 「あなたの孫はインドか中国で生まれます」 で書いたように、今よりずっと多くの日人が、しかも長期間、海外で働くことになるでしょう。 大企業の製造業では主な市場は否応なく海外市場になるし、飲や小売りチェーンもアジア展開を加速しています。 またその内容も変わります。 今まで海外赴任の行き先は西欧先進国が中心でした。 しかし今後は、中国、インド、ベトナムやインドネシア、その他のアジア諸国が主な赴任地となります。商社など資源系の業務が多いB2B企業では、中東、南米、ウイグルや極東ロシアへの赴任も増える

    「イクメン」どころの騒ぎじゃない時代が来ます - Chikirinの日記
  • ライターとカメラマン - Chikirinの日記

    職業として文章を書く人(広義のライター)と、写真を撮る人(カメラマン)って似てるよね。たとえばこんな↓感じで共通点が多い。 (1) 元々なりたい人が多くて供給過多 なところに (2) ネットインフラや簡易機材の進化で、ハイスキル素人が大量に市場参入 (3) でも市場が効率的でないからチャンスは偏っており、ごく一部のトップに仕事が集中 (4) そのため大半の人がワープア (5) 体系的な職業訓練が受けられる組織が限定的 (だから自己流か徒弟制でワザを磨くしかなく) (6) 仕事の種類には厳然たるヒエラルキーがある。 (6)のヒエラルキー構造も酷似していて、内部の人が「こっちの仕事のほうが高尚である」と思っている順に並べると下記のような感じ。ちなみに赤字は全体に占める人数の比率(ちきりん)推定値。 1.アーティスト ・・・0.1%未満 ・カメラマンの場合=写真が美術館に飾られる。個人で個展が開

    ライターとカメラマン - Chikirinの日記
  • ちきりん最初の職業選び - Chikirinの日記

    今日は私が学生時代、どのように「自分に適性があり、やりたいと思える仕事」を探したか、について書いておきます。 まずは大学に入った直後、「もう試験は受けない」と決めました。 試験で人を絞ると、環境的におもしろくなくなるとわかったからです。 私が通った小、中、高、大学の中で一番おもしろかったのは中学校です。 すべて国公立でしたが、学力試験で入学者が絞られた高校と大学はとても同質的な集団でした。 結果として入試がなく、校区が(小学校より)広い中学校が、一番楽しかったのです。 (中学校時代に関するエントリはこちら) 特に大学に関しては、最初「なんじゃこれ?」と思いました。「こんな偏った集団の中では、リアルな社会を学ぶのは無理ざんしょ」と思えたのです。 だから「これ以上試験を受けたら、周りの人がさらに画一的になりそう」と思え、法学部だったけど司法試験も公務員試験も受けませんでした。 かわりに学生時代

    ちきりん最初の職業選び - Chikirinの日記
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