image from Wikipedia もしあなたが、納豆菌のことを納豆作りのために必要なだけの貧弱な菌だと考えているなら、それは納豆菌のことをみくびっていると言わざるをえない。 納豆そのものや、納豆菌から産生されるナットウキナーゼが、健康増進作用を持つと代替医療団体やテレビ局によって持ち上げられることもある。だがこれは、納豆菌たちが画策した印象操作にすぎない。 栄養補助食品として販売されるナットウキナーゼ 後述する通り、彼らは本当に恐ろしい奴らなのだ。 納豆菌の学名はバチルス・サブチリス・ナットー(Bacillus subtilis var. natto)。枯草菌のグループに属している。 家庭用に販売されている粉末状の納豆菌 こいつらは、栄養不足になると芽胞を形成する。この芽胞のスペックは半端ではない。まさに不死身ともいえる、驚異的な耐性能力があるのだ。 そのスペックとは、 ・栄養源な
ある意味うんこバーガー、母乳アイス以上の衝撃かも。 世界で年間30万トン生産され、ゼリー、マシュマロ、飴など無数の製品に使われている身近なゼラチンですが、今どきの獣のゼラチンは感染リスクがあって昔ほど安全じゃないので、いっそ人間のゼラチンで代用したらいいんじゃないか、という斬新なアプローチからの研究が着々と進んでいますよ! 清華大学(Tsinghua University)のJinchun Chen准教授が同僚と一緒にアメリカ化学会(ACS)発行「Journal of Agriculture and Food Chemistry」に発表したもの。 なんでも動物から作るゼラチン(牛・豚の骨・皮が主原料)には狂牛病などの伝染病を広める可能性もあって、人によってはネガティブな免疫系反応が出ちゃうらしいんですね? で、これに代わるものをアレコレ探してるんだけど、そのひとつが人間遺伝子組み換えゼラチ
食品を加熱せずに無害で殺菌できる技術を、還暦を過ぎて起業した大阪のベンチャー会社社長が開発し、特許を出願した。「高電界」と呼ばれる環境を常温で安全に作り出す仕組みで、牛乳なら風味を損なわずに賞味期限を数カ月に延ばせるという。年内の実用化を目指し乳業メーカーなどと装置を共同開発中で、賞味期限の短い食品の輸出機会が拡大するなどの効果が期待できそうだ。 大阪市此花区の機能性セラミック製造業、アキュサイト=井川重信社長(71)=が開発した。井川さんは中山製鋼所の元取締役で、定年退職後の61歳で起業。製鉄の経験と知識を生かしセラミックを用いた浄水器などを製造しており、ミネラル水の自動販売機をこれまでにスーパーなどへ約150台販売している。 井川さんは既存の殺菌・滅菌技術に対し、「水道水の塩素は人体の免疫自体を弱め、プラズマは高価なうえ、有害なオゾンを発生する」などと懸念していたという。そこで大きな電
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