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ブックマーク / www.cinra.net (25)

  • ノーラン監督作『オッペンハイマー』日本公開の行方と意義 | CINRA

    「原子爆弾の父」と呼ばれたロバート・オッペンハイマーの生涯を描いた映画『オッペンハイマー』の日での劇場公開をめぐり、注目が集まっている。クリストファー・ノーランが脚・監督を務め、全米での封切り以降高い評価を受けているが、日では公開日が決まっておらず、10月28日時点で一切の宣伝がされていない。 日公開をめぐる現状はどうなっているのか。関係者への取材を通して得た情報や、作が公開されることの意義について、ライターの稲垣貴俊氏が執筆する。 2023年に世界的ヒットを記録した一映画が、日では劇場公開されないままとなってしまうかもしれない――。『ダークナイト』3部作などの人気監督クリストファー・ノーランによる最新作、「原子爆弾の父」こと理論物理学者のロバート・オッペンハイマーを描いた伝記映画『オッペンハイマー(原題)』が話題だ。 作はオッペンハイマーの学生時代から、原爆開発(マンハ

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    tatatayou 2023/10/31
  • 坂本慎太郎と青葉市子の「歌」は、なぜ日本語のまま海外に届いているのか。現場で得た感覚から語りあう | CINRA

    慎太郎と青葉市子。その音楽性から2組をあわせて聴いているリスナーは少なくないのではないか、と思う。じつはこのふたり、対面は実質二度目。前回の現場は小山田圭吾のプロジェクトで、およそ10年前に遡る。 そんなふたりの初対談が『FESTIVAL de FRUE』企画で実現。今年7月8日開催の『FESTIVAL FRUEZINHO』立川公演に出演する青葉市子、2022年に出演した坂慎太郎は、ともに国内のみならず海外からの支持も厚いことから、対談は「両者の歌が国境を越えて聴かれる秘密」をテーマに話が展開した。 ストリーミングサービスの登場をきっかけに少しずつ状況が形成され、2023年現在、国内外に数百万、あるいは1,000万規模でリスナー数を抱える日のアーティストも出てきている。しかし、坂慎太郎と青葉市子の「歌の広がり方」はそういったケースとは異なると言えるだろう(※)。 その様子を対談の

    坂本慎太郎と青葉市子の「歌」は、なぜ日本語のまま海外に届いているのか。現場で得た感覚から語りあう | CINRA
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    tatatayou 2023/07/02
  • YMOが世界に拡散したオリエンタリズムと、テクノ先進国としての栄光と衰退。いま日本文化の選ぶべき道は | CINRA

    いまから45年前、1978年にデビューしたYellow Magic Orchestra(YMO)は、翌1979年にアメリカの大手レーベル「A&M Records」から1stアルバムをリリースした。このUS版1stアルバムには、国内版1stアルバム(1978年)とは異なるミックスが施されたことに加え、独自の、非常に象徴的なアートワークも作成された。 扇子を手に、顔の半分を覆うほど大きなサングラスをかけ、頭からはメデューサを想起させるカラフルなケーブルが伸びた芸者……ジャケットに描かれた鮮烈なモチーフ「エレクトロニック・ファン・ガール」(通称・電線芸者)とともに、YMOは世界に広まっていくことになる。 そのエレクトロニック・ファン・ガールがあしらわれた金屏風が今年3月、音楽レーベル「U/M/A/A Inc.」の設立20周年プロジェクトTechnoByobu』の第1弾プロダクト「Electro

    YMOが世界に拡散したオリエンタリズムと、テクノ先進国としての栄光と衰退。いま日本文化の選ぶべき道は | CINRA
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    tatatayou 2023/06/13
  • 中田ヤスタカが、世界の音楽シーンから見た邦楽の今後を語る | CINRA

    中田ヤスタカが初のソロアルバム『Digital Native』を発表した。映画『何者』の主題歌“NANIMONO(feat.米津玄師)”や、“Crazy Crazy(feat.Charli XCX & Kyary Pamyu Pamyu)”、『ULTRA MUSIC FESTIVAL』の公式アンセム“Love Don't Lie(Uitra Music Festival Anthem)(feat.ROSII)”など、コラボレーションやタイアップ楽曲を数多く含んだ内容は、いわゆる「作品集」のように見えなくもない。しかし、作の背景には中田が常々語っていた「もっと作り手にスポットが当たってほしい」という強い想いがあり、能動的に「今作りたくて作った」という、正真正銘のソロアルバムだと言っていい。 そして、非常に印象的なのが『Digital Native』というタイトルだ。現在38歳の中田はもちろ

    中田ヤスタカが、世界の音楽シーンから見た邦楽の今後を語る | CINRA
  • Corneliusが11年ぶりのアルバムを語る。この11年何があった? | CINRA

    「2017年最大の話題作」と言っても決して大げさではないだろう。Corneliusの新作『Mellow Waves』が遂に完成した。前作『SENSUOUS』の発表後、小山田圭吾はsalyu×salyuやMETAFIVE、『攻殻機動隊』や『デザインあ』など、様々なプロジェクトに関わってきたが、Cornelius名義のオリジナルアルバムは実に11年ぶり。近年創作のパートナーとなっている坂慎太郎を作詞に迎えたリードトラック“あなたがいるなら”はすでに国を超えて話題となり、世界中のファンがアルバムの到着を待っている。 歌の比重が増え、トレモロによる揺らぎのある音像が支配する楽曲。時間の流れを描き、夢と現実を行き来するような世界観。銅版画家の中林忠良によるモノクロームのジャケット。語るべきポイントは無数にある。その解釈は聴き手それぞれに委ねようと思うが、『Mellow Waves』という作品が20

    Corneliusが11年ぶりのアルバムを語る。この11年何があった? | CINRA
  • 大山卓也が語る、ナタリー創業から社長退任までの10年間 | CINRA

    のエンターテイメント業界の最前線で戦い続ける人物に話を聞く連載『ギョーカイ列伝』。今回お招きしたのは、2月1日に10周年を迎えたニュースサイト「ナタリー」を運営する株式会社ナターシャの取締役会長・大山卓也。 雑誌の編集者時代に個人で始めたニュースサイト「ミュージックマシーン」を経て、2007年に音楽ニュースサイトとしてスタートした「ナタリー」は、その後、マンガ、お笑い、映画、舞台・演劇と取り扱う分野を拡張し、今では日最大のポップカルチャーサイトとしての地位を確かなものとしている。 今回の取材では、「ナタリー」の10年の歩みを振り返ってもらうと同時に、「WELQ問題」によって信頼度の揺らいだウェブメディアの現状についても、たっぷりと話を伺った。そして、既報の通り、大山は2月1日付でナターシャの代表取締役を退き、取締役会長に就任することを発表。その理由についても、テキストの中でいち早く言

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    tatatayou 2017/02/06
  • 世間に誤解されてきた戸川純、貪欲に生き抜いてきた35年を語る | CINRA

    1980年代をニューウェイブの歌姫としてセンセーショナルに駆け抜け、一方では女優として『釣りバカ日誌』や『男はつらいよ』といった国民的な作品に出演し、ドラマやバラエティーでも活躍するなど、その特異な個性が光った戸川純。彼女がVampilliaとのコラボレーションによって過去の名曲を再録したアルバム『わたしが鳴こうホトトギス』を発表した。 今回の取材では、歌手活動35周年を記念した作品のリリースにあたり、戸川のキャリアを改めて総括。「不思議ちゃんとかメンヘラとか、さんざん言われてきたわよ」と笑って語る彼女の表現の源泉に迫った。 女優と歌手を並行させながら時代と戦った80年代から90年代。そして、体調を崩しながらも、女優と歌手を続けることに執着し、「生きる」ことへの情熱を燃やす現在。このインタビューによって彼女の人となりや哲学が伝わることを願いたい。 「私のことわかって」だけだったら歌わない。

    世間に誤解されてきた戸川純、貪欲に生き抜いてきた35年を語る | CINRA
  • 北野武インタビュー「老人を大切にしようなんて、大きなお世話」 | CINRA

    北野武監督の最新作『龍三と七人の子分たち』が、4月25日から全国公開される。その内容は、元ヤクザのジジイたちがオレオレ詐欺集団の若者と対決を繰り広げるという筋書きのエンターテイメント作品。近年の『アウトレイジ』シリーズでは強烈な暴力描写が話題となったが、今作はこれまでの北野映画の中でも最も笑いの要素を前面に押し出した、コミカルな一作だ。「金無し、先無し、怖いモノ無し!」というキャッチコピー通り、登場するジジイたちの行動原理は、「ノーフューチャー」なパンク魂に満ちたもの。それが痛快な物語の原動力になっている。 一方で、近年の日においては、昭和時代など過去を賛美しノスタルジーをかき立てるような作品が娯楽映画の王道となっているのも事実。そんな中、なぜ北野武は「ノーフューチャー」なジジイたちをモチーフにした映画を撮ろうと考えたのか? 高齢化社会が格化する中、人は老いとどう向き合っていくべきなの

    北野武インタビュー「老人を大切にしようなんて、大きなお世話」 | CINRA
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    tatatayou 2015/04/22
  • ナカコーの私物CD約700枚を放出、HMV中古オンラインストアで販売 | CINRA

    ナカコーこと中村弘二のCDコレクションを販売するキャンペーン『HMV中古オンラインストア×ex-SUPERCAR「ナカコー」WEB中古CDセール』が、HMV中古オンラインストアで実施されている。 昨日11月26日からスタートした同キャンペーンでは、中村の私物CD約700枚が販売中。Aphex Twinや坂龍一、The Beatles、OASIS、Kraftwerk、Weezer、スティーヴ・ライヒなど、ロックや電子音楽、現代音楽など様々なジャンルの作品がラインナップされており、中村のルーツを垣間見ることもできるキャンペーンとなっている。なお、中村のTwitterではHMVに発送するために梱包された段ボールの写真が公開されている。

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    tatatayou 2014/12/01
  • ドワンゴ会長・川上量生×『映画「立候補」』藤岡利充監督対談 | CINRA

    選挙戦の泡沫候補として有名なマック赤坂や羽柴秀吉などを追った『映画「立候補」』(藤岡利充監督)。敗北必至の戦いに挑む彼らの真意に迫った同作品は公開以来、大きな反響を呼んだ。そんな『映画「立候補」』を、『モテキ』を手掛けた大根仁監督の『恋の渦』と並んで「2013年に面白かった映画ベスト2」と評するのが、ドワンゴ会長の川上量生だ。川上と言えば、「ニコニコ動画」で知られる同社を率い、5月14日に出版大手・KADOKAWAとの経営統合を発表して世間を賑わせたばかり。藤岡監督が出版する予定の『映画「立候補」』関連書籍のために行われたインタビューに同席し、川上が同作品に対してどのような感想を持ったのか、そして映画政治の未来をどう見ているのか、話を伺った。 トータルで見たら人生に意味なんてない。そういうことが『映画「立候補」』の中で奇しくも描かれている。(川上) 藤岡:先程、秘書の方から聞いたお話によ

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    tatatayou 2014/06/01
  • あの人の音楽が生まれる部屋 Vol.8:フルカワミキ - コラム : CINRA.NET

    のギターロックシーンに多大なる影響を与えた4人組バンド、SUPERCARの紅一点ベーシスト&ボーカリストとして1997年にデビューしたフルカワミキさん。そのキュートでどこか非現実的な歌声は多くの人を魅了し、様々なレコーディングセッションやCM、アートの世界でも活躍をしてきました。現在はソロアーティストとしてコンスタントに作品を作り続ける一方、新たなバンドLAMAを結成するなど多忙な日々を送っています。ほんわかとしたその外見からは想像もつかない彼女のバイタリティーは、一体どこからきているのでしょうか。今回は、宇川直宏や灰野敬二、ファンタジスタ歌磨呂も所属する、彼女の所属事務所を訪れ、お話を伺いました。 テキスト:黒田隆憲 撮影:豊島望 フルカワミキ 1995年、人のバンド募集の張り紙をきっかけに、「スーパーカー」を結成。1997年に『cream soda』でメジャーデビュー。2006年

    あの人の音楽が生まれる部屋 Vol.8:フルカワミキ - コラム : CINRA.NET
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    tatatayou 2014/04/26
  • 乱交パーティーに渦巻く欲望、ポツドール三浦大輔監督の映画『愛の渦』から予告編 | CINRA

    乱交パーティーに集う人々の人間模様を描いた映画『愛の渦』が、2014年3月1日から東京・テアトル新宿ほかで公開される。 『愛の渦』は、演劇ユニット「ポツドール」を主宰する劇作家・三浦大輔の代表作で、2006年に『第50回岸田國士戯曲賞』を受賞した作品。映画版では三浦自らがメガホンをとり、都会の一室で営まれる乱交パーティーに渦巻く性欲と、それに伴って発露する感情に振り回される人間の滑稽さや切なさ、むき出しの人間の姿が描かれる。また、上映時間123分間の中で着衣しているのが18分間のみという過激な内容になっており、脚映画用に新たに書き下ろされている。 親の仕送りを使って乱交パーティーに参加するニート役を池松壮亮、地味で真面目そうな容姿ながら性欲が強い女子大生役には、三浦監督が存在感に惚れ込んだという門脇麦が演じる。さらにキャストには新井浩文、滝藤賢一、田中哲司、窪塚洋介らが名を連ねている。

    乱交パーティーに渦巻く欲望、ポツドール三浦大輔監督の映画『愛の渦』から予告編 | CINRA
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    tatatayou 2013/11/20
  • 『劇場版まどか☆マギカ』キービジュアル公開、新たな魔法少女・百江なぎさが登場 | CINRA

    10月26日から全国で公開されるアニメーション映画『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語』のキービジュアルが公開された。 同作は、鹿目まどかの犠牲によって再構築された世界を描いた作品。今回明らかになったキービジュアルでは、同作から新たに登場する魔法少女・百江なぎさが不安げな表情を浮かべる姿が公開された。また、百江なぎさの声を阿澄佳奈が担当することも明らかになった。 なお、9月7日からキービジュアルが全国の劇場で掲出されるほか、同日から第2弾劇場前売券の販売がスタートする。前売券の購入特典として、鹿目まどか、暁美ほむら、美樹さやか、佐倉杏子、巴マミ、百江なぎさのいずれか1枚と、鹿目まどかのシルエットと劇中カットでデザインされた1枚から構成される2枚組ポスターセットがプレゼントされる。 『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語』 2013年10月26日(土)から新宿バ

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    tatatayou 2013/09/04
  • 謎の多い5人組 パスピエインタビュー | CINRA

    ネットがプロモーションの軸になってからというもの、アーティスト人が露出せず、キーとなるビジュアルによってアーティストイメージを作り上げていくという方法論自体は決して珍しいことではなくなった。そんな中にあって、不思議な語感のバンド名、表情の見えない人物のアートワーク、そして、抜群に色鮮やかでキャッチーでありながら緻密に構築された楽曲の力によって、鮮烈なインパクトを残したのが、昨年『わたし開花したわ』でデビューを飾り、6月に発表された新作『ONOMIMONO』も好評な5人組=パスピエである。作曲家ドビュッシーの曲名からバンド名をつけ、彼の代名詞である「印象派」をキーワードに、音楽と美術という両面からのアプローチを試みる彼らの手法は、様々な芸術分野でクロスオーバーが起こっている現代において、非常に有効であると言えよう。藝大でクラシックを学びながら、バンドの道に飛び込んだ音楽的中枢の成田ハネダ、

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    tatatayou 2012/11/13
  • クリエイティブ業界専門の求人サービス [CINRA.JOB]

    WEB、デザイン、音楽映画テレビ - クリエイティブ求人情報サイトデザインエンジニア / デザイナー / アートディレクター / プロジェクトマネージャー / プロデューサー / アルバイトスタッフ・インターン

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    tatatayou 2012/10/10
  • Perfumeの新シングルが8月リリース、新レーベル「Perfume Records」ロゴも公開 | CINRA

    Perfumeのニューシングル『Spending all my time』が、8月15日にリリースされる。 6月23日に開催されたMTV JAPANによる音楽授賞式『MTV VMAJ 2012』で『最優秀ダンスビデオ賞』と『最優秀振付け賞』を受賞したPerfume。彼女たちにとって15枚目のシングルとなる同作には、夏を意識したパワフルなタイトル曲に加え、カップリングにテレビCM『キリンチューハイ 氷結やさしい果実の3%』のCMソング“ポイント”と、『キリンチューハイ 氷結』のCMソング“Hurly Burly”が収められる。また、初回限定盤の特典DVDにはタイトル曲のPVが収録される。 また、Perfumeが4月にユニバーサルミュージック内に設立した新レーベル「Perfume Records」のロゴも公開。ロゴデザインは、メンバー自身による話し合いのもと「一目見て私たちをイメージできるよう

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  • Salyu×小山田圭吾(CORNELIUS)対談 | CINRA

    人に感動を与えるような素晴らしい音楽やアートはたくさんあると思うが、その圧倒的な力によって勇気づけられるような作品には久しぶりに出会った。ポップシンガーのイメージが強いSalyuが、その背後に持っていたラジカルな側面を前面に押し出した新プロジェクト「salyu×salyu」の第1弾として、共同プロデューサーにCORNELIUSこと小山田圭吾を迎えて制作された『s(o)un(d)beams』。この作品が特に素晴らしいのは、ここ最近いろんな意味で「言葉」に注目が集まる音楽が多い中、それをあくまでサウンドとして捉え、何より「声」という楽器を操る「人」そのもののパワーに目を向けさせていること。小山田による曲ごとのリクエストに対し、様々な音域で、声色で、表情で応えるボーカリスト=Salyuのパワーは当にすごいと思う。この作品をライブで体験できる日が、今から楽しみで仕方がない。 時間軸さえも表現のひ

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  • 音楽は人を変えられる 砂原良徳インタビュー | CINRA

    傑作『LOVEBEAT』から10年、先行シングル『subliminal』を挟んで、遂に砂原良徳の新作アルバム『liminal』が到着した。『LOVEBEAT』で確立したミニマルで立体的な構造はそのままに、今鳴らされるべき音を鳴らした、孤高の極みのような作品であり、間違いなく2011年を象徴する1枚となるであろう。さて、砂原といえば、その寡作ぶりも手伝って、クールで寡黙なクリエイターというイメージが強かったが、実際に対面した印象はむしろ真逆で、歯に衣着せぬ大胆な発言は「パンク」と言って何ら差し支えないほどの、実に熱い人物だった。音楽にはまだ世の中を変える力がある。それを信じて、砂原は早くも次の作品にととりかかる意欲を見せている。どうやら、次の作品がまた10年後ということはなさそうだ。 次に何をやるかすでに考えなきゃなっていう状態になってる感じですね。 ―『liminal』は実に10年ぶりのア

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  • GAINAX&デビロボのコラボでおくるSF的「音楽百景」、かまってちゃんら続々登場 | CINRA

    ガイナックスとDEVILROBOTSによるコラボレーション企画『MUSIC is SF』の第1弾作品として、neco眠るのPVなどを手掛ける映像作家・坂渉太の映像作品『変身合体!5つの熱き魂』が公開された。 『MUSIC is SF』は、ガイナックスとDEVILROBOTSが偏愛に満ちた視点で、同企画のテーマとなる「スピリット・オブ・ワンダー」に溢れたアーティストに、楽曲やミュージックビデオの提供を依頼する企画。ガイナックスのウェブサイトを舞台に、音楽SFを盛り込んだ創造性を発信してもらうことを目的にしている。 『変身合体!5つの熱き魂』は、脱力感に溢れた謎のヒーローが活躍する映像作品。ガイナックスのウェブサイトで公開されており、iTunes Storeで有料配信も実施される。なお、作品売上はアーティストに全額支払われるという。 今後は、2月に「INNER SCIENCE+ROKAPE

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  • 初音ミクにみる新しい文化 FLEETインタビュー -インタビュー:CINRA.NET

    あなたは初音ミクに代表されるボーカロイドに対してどんな印象を持っているだろうか? 正直に言えば、僕は今回FLEETこと佐藤純一に取材をするまでボーカロイドにはほとんど触れたことがなく、関心もあまりなかった。「音楽ファン」を自認する人の中にも、僕と同じような人は決して少なくないのではないかと思う。しかし、まずは佐藤が昨年Twitterでのやり取りをまとめた「初音ミク文化論:身体性なきボーカロイドの跳躍」に目を通してもらいたい。ここで語られている内容は実に興味深く、佐藤のブログから引用すると「全てがサブジャンル化し孤立してしまった音楽シーンを、ボカロという共通言語で包摂し、新たな文脈を生み出すことに成功した」のだという。 ここでさらに面白いのが、元々佐藤がバンドシーンの出身であるということだ。FLEET3年ぶりの新作『TRANSIT』も、ミックスの益子樹を筆頭に多くのゲストを迎え、生のバンド・

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