海江田経済産業大臣は、すべての原発の安全性を調査するストレステストについて、最終結果が出るのは来年になるという見通しを示唆しました。 海江田経済産業大臣:「ヨーロッパのストレステストも、6月ぐらいから始めて最終報告は年をまたぐと聞いている。日本の場合も、(同程度の期間に)なろうかと思う」 海江田大臣は、EU=欧州連合が7カ月かけてストレステストを実施することに触れ、日本も同じぐらいの期間を要する可能性を示しました。 一方、自らの進退については、原発事故後の一連の対応や停止中の原発の再稼働をめぐる混乱の責任を取って適切な時期に辞任する考えを改めて示しました。ただ、当面は山積する課題の処理にあたるとして早期の辞任については否定しました。