超大作SFアニメになりそうな予感[映画.com ニュース] 作家・冲方丁(うぶかた・とう)のサイバーパンクSF小説「マルドゥック・スクランブル」の劇場アニメーション化が決定した。 03年にハヤカワ文庫から全3巻が刊行された「マルドゥック・スクランブル」は、シリーズ累計50万部を売り上げる人気作で、同年の第24回日本SF大賞を受賞。舞台となるマルドゥックシティで、とばく師シェルの陰謀により炎の中で命を落としかけたものの、人命保護を目的とした緊急法令「マルドゥック・スクランブル09(オー・ナイン)法」により救出され、特殊な力を与えられた少女ルーン・バロットが主人公。言葉を理解する相棒のネズミ型万能兵器のウフコック、捜査官ドクター・イースターとともに事件に立ち向かい、天涯孤独だった自らの生きる目的や存在意義を見出していく姿を描く。06年には、同作でバロットと対峙する敵方の捜査官ボイルドを主人公と