米国の非営利調査機関であるPew Internet & American Life Projectは米国時間5月7日,情報通信技術の利用実態に関する調査結果を発表した。それによると,米国人の大半はパソコンや携帯電話などのインターネット接続機器を所有しているにもかかわらず,「Web 2.0」の特徴である双方向性を十分に活用している人はごくわずかという。 この調査は,18歳以上の米国民4001人を対象に電話インタビュー形式で実施した。インターネット接続機器の有無,Eコマースや音声以外の電子機器通信の利用,音声あるいは動画ファイルのダウンロード,オンライン・コンテンツの投稿などについて尋ねたほか,情報通信技術がどのように生活に役立っているかについても意見を聴取した。 Pewはこのデータを総合して,米国における情報通信技術ユーザーを利用頻度別に3つのグループに大別した。「エリート・ユーザー」(全体
![「Web2.0を使いこなす人はわずか8%」--米調査](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)