金本知憲監督率いる阪神の超変革元年が幕を閉じた。チーム状態はもちろん、マスコミやファンの反応という意味でも、本当に浮き沈みの激しいシーズンだった。 その変遷をたどる上で図らずも貴重な資料となったのが、今季から大阪で定期開催するようになった『山虎サミット』というイベントだ。これは私と阪神ファン芸人・山田スタジアムさん、さらに阪神戦実況を担当するMBS毎日放送・金山泉アナウンサーの3人が出演し、お客様である多くの阪神ファンの皆さまと、阪神が抱える諸問題について語り合うといったトークライブで、初回の3月22日以降、これまで計3回開催。そこで議題に上がった事柄を振り返ると、超変革元年の紆余曲折が浮き彫りになってくる、というわけである。 まずは第1回となった3月22日。山虎サミットに集まった阪神ファンの多くは希望に満ちていた。このころの金本阪神はオープン戦首位という最高の状態で開幕直前を迎えており、
![金本監督元年は若手台頭で明るい兆し 猛虎を“普通”にした超変革 - スポーツナビ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c9b42cbb3800465c4dd4e602987629dcdcf1c73c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fsports-pctr.c.yimg.jp%2Fdk%2Fiwiz-sports%2Ftext%2Fimages%2F2016%2F1018%2F201610180006-spnavi_2016101800025_view.jpg)