有給休暇の取得時期を企業が指定することが義務づけられるかもしれない。 有給取得時期を企業が指定へ? 読売新聞の報道によると、政府が国会に提出する「労働基準法改正案」の骨組みが明らかになったという。その内容は、「従業員が有給休暇を取得する時期を指定することを、企業に義務付ける」というものだ。 現在日本では、有給休暇の取得率の低さが問題となっている。 オンライン旅行会社のエクスペディア・ジャパンの調査によると、2014年の日本の有給取得率は50%。アメリカの有給取得率(74%)やフランスの取得率(100%)などと比較すると、世界的にみても有給取得率が低い状況が分かる。 政府は有給休暇の取得時期の指定を企業に義務付けることで、有給を確実に取得させ、ワーク・ライフ・バランスの実現を図るのが狙いだ。 ネット上には効果を疑問視する声が多数 この発表を受け、ネット上には多くの反響が寄せられている。 なん