気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 親分が落選すれば、自分も失職する――。 参議院選挙の開票後、当選の万歳ができたか否か。国会議員と秘書は運命共同体。秘書にとっても、自分の首をかけた選挙戦の結果でもあった。 今回改選した野党議員のある秘書は「当選確実と言われていても、政治の情勢は刻一刻と、どう風向きが変わるか分からない。数カ月前から、議員がどうなるか。そわそわして、次の就職先を心配していた」と話す。また、やはり改選組となる与党のある秘書は、いつもは地元には入らない国会議員会館に常駐する“国会秘書”だったが、公示前から選挙区に入った。参院選は歴史的にも無風区と呼ばれる選挙区も少なからずあったが、2人区への2人の候補擁立や消費税論議などによる政党支持率の低下、議員そのものの支持者離