メルカリでは「無意識(アンコンシャス)バイアスワークショップ」を実施しています。これは「無意識バイアス」(無意識の偏見)について理解し、そしてそれを日常で意識する習慣をつくることでD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)を推進することが目的です。2021年2月、社内のみならず日本社会全体でのD&I推進…
メルカリでは「無意識(アンコンシャス)バイアスワークショップ」を実施しています。これは「無意識バイアス」(無意識の偏見)について理解し、そしてそれを日常で意識する習慣をつくることでD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)を推進することが目的です。2021年2月、社内のみならず日本社会全体でのD&I推進…
「というのも、各々は直接的に他者のうちに自分を知るからであり…しかもそれによって、各々が、他者もまた同じように彼の他者の内に自分を知るのだ」(ヘーゲル『イェーナ体系構想』法政大学出版局) 「臨場性」はなぜ必要か コロナ禍の中で、心から消滅して欲しいと思ったのは「ハンコ」である。 大学が入構自粛になっているのに、ハンコを押すためだけに出勤することの徒労感。そういえばうちの大学では、会議からはほぼ完全に紙資料が駆逐されて、タブレットで会議資料を閲覧することになりはしたけれど、「ワープロで作成しプリントアウトした紙資料に押印したものをスキャンしてPDF化」という純和風デジタイズが横行しており、電子署名などまだまだ imagine the future の彼方——内輪ネタですみません——というありさまだ。というか、そもそも現政権におかれましてはIT担当大臣が日本はんこ議連議長を兼任、という漫画のよ
ドキュメント文化は健全な組織のスケールのために必要 組織の中でドキュメント/文章を残し活用していくことはとても重要だ。クオリティの高いドキュメントがあることで、組織に情報が流通し、透明性を確保できるようになる。情報を流通させるためにいちいち口頭の説明がいらないから、メンバーの数が増えた時でもスケールしやすくなる。過去の結論にアクセス可能になるので、議論を積み上げていき、意思決定のクオリティを高めることにもつながる。そもそも何かを読むということは何かを聞いて教わるよりも時間あたりの処理量が多いし、非同期に実施できる。良いドキュメントをアセットとして社内に蓄積していくことはスタートアップのみならず、ありとあらゆる組織が成長していく上でとても重要であると言える。 しかしその一方で、良質なドキュメント文化を徹底できている会社は多くないように見える。例えば、社内のドキュメントを蓄積させていく場所とし
職場のコミュニケーションを深めるために、これまでは懇親会や飲み会などが行われてきましたが、最近は「1on1ミーティング」を取り入れる会社が増えています。一体どんな効果があるのでしょうか。また、行う際に注意すべき点はあるのでしょうか。精神科医の斎藤環さんに伺いました。斎藤さんは、1on1を行う際は、気をつけなければ社内の人間関係を悪化させてしまうと警鐘を鳴らします。 1on1ミーティングとは? 今、チームのコミュニケーションを深め、パフォーマンスを上げるために、「1on1ミーティング」を導入する企業が増えています。 1on1ミーティング(以下1on1)とは、上司と部下が1対1で定期的に行うミーティングのこと。人材開発論・組織開発論を専門とする立教大学経営学部中原淳教授は、1on1を以下のように定義しています。
昔から、さまざまなコミュニティをつくってきた。ただ、どれも長続きはしなかった。結局、今も残っているのは一つだけ。最初は集まってきたみんなもこれから始まることに期待でいっぱい。すごい盛り上がりを見せる。ところが、たいていの場合わずか2回目の集まりを経たところで、もう衰退期に入っていく。3回目には集まる人数が激減する。ここまで2-3ヶ月程度のことだ。コミュニティは2回集まると死ぬ。 長らく、その理由が分からないでいた。どういう工夫をとっても、たいてい死んでしまう。どういう集まりだったとしても。顔ぶれが違っていても。同じ道を辿る。まるで私だけタイムリープを繰り返しているかのように。2回目で死を迎えることになれてしまっているし、特に驚きもしない。ただ無力さだけはいつも感じていた。 ある時、一つの仮説に思い当たった。ヒントはリモートワークだった。仕事として、リモートワークを基本とする日常を送り、組織
Our Mission 「少し未来の日常をつくる。」 ー わたしたちは、社名の通り「しくみを作り出す会社」です。プロダクト設計、Webシステム開発、モバイルアプリ開発などのソフトウェア開発を基本に、大小さまざまな工夫を凝らし新たなしくみを作り出すことで、 人々の日常をさらに豊かにすることがわたしたちの目的です。
Pull Request を通して行うコミュニケーションに「レビュー」という言葉がつくことに違和感を感じるときがあります。 Wikipediaでコードレビューを引くと、「見過ごされた誤りを検出・修正することを目的として体系的な検査(査読)を行う作業 」とあります。もちろん、これを目的として行うやり取りもあるのですが、その手前の「コードや設計について議論し、もっと良い判断を探る」ために行うコミュニケーションもあると思います。むしろ、そちらのコミュニケーションをやりやすいことが、Pull Request というプラットフォームが提供する価値なのではと感じることが多いのが、違和感の元かもしれません。 2015年6月に O'Reilly から出版された「Discussing Design: Improving Communication and Collaboration through Crit
感想 読んだ。さびれた2丁目のお店にイルカが現れて、いろんなコミュニケーションの話をして、キューキュー鳴く話で、とてもおもしろかった。20個くらいの便利メソッドをこのよくわからないシチュエーションでわかりやすく読める構成になってる。 「伝える」っていうことと「伝わる」っていうことの間は結構大きい。 「僕は◯◯って言ったんだけどね(あいつわかってないわ〜)」みたいなのはよくある。 言っただけっていうやつ。 言えば伝わるわけじゃないよね? って長いこと生きてると反省する機会がよくある (そもそも伝えてもなかったってこともあるけど、まあ今は置いとこう) 「伝える」ことばかりを考えると、結局、相手のことを考えず、自分の意識を押し通すエゴになってしまう 今よりもだいぶ若い時、僕は間違ってない!正しいことを言ってる!論破論破〜。みたいなことをよく思ってたんだけど、僕は別に正しいことを言いたいわけじゃな
リモートチームとは、物理的に離れた場所で働きつつもチームワークを発揮して、チームで助け合って成果を出していく働きかたです。私たちソニックガーデンでは、リモートチームを5年以上続けてきました。 この記事では、私たちが経験から学んできたリモートチームを実現するときにメンバーが気をつけておくと良いだろうと思う4つの習慣について書きました。 1)仕事に関する「雑談」をして連帯感を出す習慣 チームビルディングの第1歩は、チームを構成するメンバーをお互いに仲間だと認識することから始まります。それはたとえリモートチームであっても同じことです。 もしオフィスにいれば、飲み会や食事の機会があったりして、お互いのことをなんとなく認識することが出来るのかもしれませんが、リモートではそうはいきません。 そこでリモートチームでは、互いに認識しあう機会として、あえて仕事の合間に雑談をするよう気をつけています。雑談とい
インフラストラクチャー部の成田(@mirakui)です。インフラストラクチャー部は、クックパッドで扱っている全サービスのサーバを設計・構築し、運用しているチームです。2015年3月現在、6人のメンバーで運用をしています。 さて、この運用というのは外から見ていると保守的な仕事に思えるかもしれませんが、その実、とてもクリエイティブな仕事です。クックパッドのサービスは一日平均で10回以上デプロイされており、アクセスも日々増え続け、状況は刻一刻と変化しています。今日動いているサーバ構成が、一年後に通用するとは限らないわけです。そんな変化に追従するためには、サーバを常に改善していかなければなりませんし、チームにも柔軟な発想が求められます。 「さあブレストしよう」→アイデア出ない問題 さあ業務を改善しよう、と意気込んでブレインストーミングを開いても、なかなか十分なアイデアが出きらないのはよくある話です
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