個性はビジネスでは得か、損か? 強烈な個人は組織では潰されるのか? 多くのビジネスマンに支持されている書籍『おれが浮いてるわけがない。』(五十棲剛史著)の著者で船井総合研究所常務が個性とビジネス・組織について赤裸々に語る。周囲から“浮いてしまう”ほど強い個性ながら、他人の10倍稼いできたコンサルタントが考える、いまの時代のビジネスマンの在り方とは? 日本人は歴史的にずっと浮いてきた。これはもう、島国だから仕方がないのだろう。 平城京は朝鮮半島、中国大陸、東南アジア、当時のペルシャなどから人が流入し、今の東京よりも外国人比率の多い国際都市だったといわれる。 しかし、どんなに外国人が流入しても、日本は多民族国家になることはなく、やはり日本人は日本人というのを守り続けてきた。 国境を接する国がなく、海峡を渡らなければ攻め込んでくる国もない。そのなかで日本人はどんどん「いいやつ」にな