6月27日、パナソニックの大坪社長は、過去の薄型テレビ工場への巨額投資について「結果として大きな損失を出した。この反省をこれからの事業経営に生かしたい」と述べた。写真は都内で2月撮影(2012年 ロイター/Kim Kyung-Hoon) [東京 27日 ロイター] パナソニック<6752.T>の大坪文雄社長は27日、大阪市内で開かれた株主総会で、過去の薄型テレビ工場への巨額投資について「当時としてはベストの判断だった」とした上で「結果として大きな損失を出した。この反省をこれからの事業経営に生かしたい」と述べた。 テレビ事業を統括する吉田守常務は、過去のプラズマパネル工場への投資について「当時は冷静に判断したが、その後のリーマンショック、為替の変動など環境変化のほか、液晶技術の進化でプラズマの競争力の弱体化が起こった」と指摘した。パナソニックによると、プラズマパネル製造拠点の尼崎工場(兵庫県
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